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皆さんこんにちは。
エストポリス伝記(2)は、ストーリーの善し悪し以前に、シナリオ(脚本)が致命的にまずいと思う伊達あずさです。
何かもうキャラが生き生きしてないどころの騒ぎじゃないよ!とても、意思を持つ人間同士の会話とは思えません。
どう考えてもレクサスさんとの会話の件は不自然すぎでしょうよ!
旅を続けるために船が必要で、その船を手に入れるため、レクサスさんに会いに行ったのですよね?
それなのに、何故、船の取引とは一切無関係なエンジンが爆発したからって、やっぱり、ジャッドさんに新しい船を造ってもらおうだなんていう結論になっちゃうのよ。当初の予定通りにレクサスさんから船を買えばいいだけの話じゃん!レクサスさんの船には何の不満もなかったのですよね?セレナさんだって立派な船だって言ってましたし。
しかも、わざわざエンジンの危険性をマキシムさん達に植え付けておきながら、その危険なエンジンが搭載できる船をジャッドさんに造ってもらおうっていう結論にさせちゃうとかもう・・・
だったら、最初から素直にエンジンの有用性をマキシムさん達に示すだけで良かったじゃん!
そうすれば、「エンジン凄いから是非、その研究に協力させて!」みたいな流れで、今よりは自然に現在の結論に至れたはずなのに。
ただそれでも、船が必要そうってなった時点で、何故すぐにジャッドさんのところへ相談に行かなかったのかという疑問は残っちゃうけどね。
ひとしきり不満を述べ終えたところで再開。
何故かレクサスさん作のエンジンを搭載できる船をジャッドさんに造ってもらおうという話になってしまったところからでしたね。
ジャッドさんのお家へ。
ジャッド「よう、あんた達か。何の用だい?」
マキシム「実は、船を作って欲しいのです」
ジャッド「どうして新しい船が必要なんだ?既にある船を買った方が安いぜ」
マキシム「幻の木を使った船じゃないとダメなんです。普通の船じゃ、エンジンが乗らないらしいんです」
え?ジャッドさんにしかエンジンを搭載できる船は造れないとは聞いてましたけど、幻の木を使った船じゃないとダメだなんて話は初耳なんですけど!?マキシムさんって、嘘吐き属性まであるの!?
ジャッド「エンジン?ひょっとして、レクサスのエンジンの事か?」
マキシム「ええ、そうですけど。知ってるんですか?」
ジャッド「ああ!俺は、レクサスは天才だと認めてるからな。そうか、ついにエンジンができたのか。これで動力船が作れるんだな。よし、船のことは引き受けた。ただ、エンジンを乗せるとなると、設計を一からやり直さなきゃならないからな・・・時間がかかる。あんた達、今はどの街に滞在してるんだい?」
マキシム「今は、トレアドールにいます」
ジャッド「トレアドールか・・・あそこに行くにはオーラリオの水門を通らなきゃならんなぁ・・・」
マキシム「何か問題があるのですか?」
ジャッド「いや、そうたいした事じゃない。よし、それじゃ、あんた達はトレアドールにいてくれ。船が出来次第、俺が船を持ってくよ。できるだけ早く作るが、はっきりとした完成日はわからない。ま、トレアドールで楽しみに待っててくれ。それじゃ、俺はさっそく仕事を始めるぜ」
ガイ「とんとん拍子に話が進んだな。これから、どうするマキシム?」
マキシム「とりあえずトレアドールで、船を待ってるしかないだろ」
一切お金の話にもならず、本当にとんとん拍子で話が進みましたよ。
では、スイングでトレアドールへ。
ん?なんか以前は見かけなかった人が居ますね。
以前は見かけなかった人「お、お花は・・・いかがですか?」
セレナ「綺麗な花ね。一本貰おうかしら?」
以前は見かけなかった人「あ、ありがとうございます。1Goldで・・・す・・・」
セレナ「あなた、顔色が悪いけど、大丈夫?」
以前は見かけなかった人「え・・・ええ、大丈夫、で・・・す・・・」
マキシム「危ない!」
倒れちゃったみたいですね。
セレナ「どうしたの?」
小さな子供が2人ほど駆け付けてきました。
男の子「リーファ姉ちゃん!」
女の子「お姉ちゃんしっかりして」
マキシム「とにかく、横になれる場所へ運ぼう」
男の子「家は、近くなんだ。ついてきて」
男の子「ここが、僕たちの家なんだ。さぁ、早く中へ!」
男の子「お姉ちゃん・・・」
セレナ「大丈夫、眠ってるだけよ」
マキシム「どうして突然、倒れたりしたんだ?」
セレナ「大分、疲れが溜まってるわね。それが原因よ。でも、二、三日も寝てれば元気になるわよ」
男の子「お姉ちゃん、いつも一人で働いてるんだ・・・それで・・・」
女の子「あたしたちも、働ければ、お姉ちゃんに苦労をかけずに済むのに・・・」
以前は見かけなかった人(リーファ)「う・・・うーん」
男の子「お姉ちゃん!」
リーファ「あら、あんた達。あれ・・・どうして、あたしベッドに寝てるんだろう?」
セレナ「倒れたんですよ」
リーファ「あ、お花を買ってくれた人ですね・・・あたしを家まで運んでくれたんですか?どうも、ご迷惑を掛けました」
セレナ「いいの、それくらい。それより、もう少し体を大事にしないとダメよ」
リーファ「ええ・・・そうですね。でも」
男の子「お姉ちゃん、まだ寝てなくちゃダメだよ!」
リーファ「ありがとう。でも、もう大丈夫よ。お姉ちゃんね、明日売る、お花を摘みに行かなくちゃならないの。それにね。昨日山の上で、とっても綺麗な花を見つけたのよ。今まで見た事もないような花だったわ。あれが手に入れば、きっと高く売れるわ」
男の子「お姉ちゃん!」
ガイ「こりゃほっとけば、はってでも花を摘みに行くぜ」
マキシム「セレナ。スレイをかけてくれ」
セレナ「スレイ・・・?なるほど、その手があったわね。スレイ!」
男の子「お姉ちゃんに何をしたの!」
セレナ「大丈夫よ。スレイは眠りの魔法なの。元気になったら自然に目が覚めるわ」
男の子「ホント?」
セレナ「ホントよ」
マキシム「さて、それじゃ、花でも摘みに行くか?」
ガイ「まっ、偶には、そんな仕事も悪くないな」
セレナ「お姉ちゃんが探してたお花は私達が見つけてきてあげるわ。だから、お姉ちゃんをしっかり看病しててね」
男の子「うん!」
ガイ「ところで、お姉ちゃんは、いつもどこに花を摘みに行ってるんだ?」
男の子「この街の南の山だよ。あそこは、綺麗な花が多いんだ」
ガイ「南の山だな。よし、マキシム。行こうぜ!」
・・・と、いうわけで、突如、南の山にお花を摘みに行く事になってしまいました。
まぁ、偶にも何もずっとこんな感じで、関連性の無い行き当たりばったりの旅でしたからね・・・別に今更ですよ!
でも、行くのは次回かな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。