聖☆おにいさんを観た感想と評価:映画考察

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今回紹介する映画は
聖☆おにいさん」です!

いつもの様に作品情報から。

聖☆おにいさん
原題:聖☆おにいさん
ジャンル:アニメ
製作国:日本
公開年:2013年
監督:高雄統子
概要:悟った人ブッダと神の子イエス。2人の聖人が東京都立川市のとあるアパートに住み、日本の四季やイベントを楽しむお話。

漫画の聖☆おにいさんが映画化したやつです!聖☆おにいさん、大好きでして…。ゆるく仲良くバカンスを過ごすイエスとブッダをただ見ているだけの漫画ですけど、世界史が好きな人にはたまらない小ネタが満載で、爆笑って感じじゃないけど面白くって〜、なんかニヤニヤしてしまう。

そんな、「聖☆おにいさん」(の映画)に対するおすすめ度は・・・

おすすめ度(5段階):★★

★★は積極的にオススメはできないレベル…。★1に近いけど、見たことをちょっぴり後悔するってほどではないかも。イエス役の森山未來さん、しっくり!!あんまし意識したことないけど、森山未來さん、良い声してるんだなぁーという発見がありました。しかしブッダはどっからどう聞いても星野源さんにしか聞こえなかった💦(そりゃそうだ)。私はLIFEとか好きで、星野源さん(勝手に)馴染み深いからだろうか…。顔と声が一致する人が声優やってると本人の顔が頭から離れなくなるー!
内容は全編漫画と同じで新エピソードは全くありませんです!ただ、漫画のあのシーン、アニメだとどうなんだろう?声がついてるとどうなんだろう?という疑問を解決する映画です。

ここからはネタバレを含みますので、これから観る予定がある人は「聖☆おにいさん」を見終えてからにしてくださいね!

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<以下ネタバレを含みます>

登場人物

イエス:神の子
ブッダ:悟った人
松田さん:アパートの大家さん

考察・感想(ネタバレ含む)

考察なんてないので感想になっちゃいますが…。
やっぱ、漫画が一番良いなぁ。ドラマはもっと恐ろしくて見られない!漫画だから許されるテンポだった、のかもしれません。ブッダとイエスの掛け合いに声をつけたらこうなるんだー…ていうのは分かったんだけど、声がない方が良かった〜なんていう場面も個人的にはありました。声があってよかった場面もありましたけどね!イエスが「ハハハ有名人」ってブッダに言うシーン、あれああいう言い方だったんだ〜!仲良さそう〜みたいな。
しかしまぁ何ですかね、一番の不満(えっ)は、祭り編ですよ!祭りも漫画と同じではあったんですけど、ちょっとだけ違ってて、「ブッダの白毫(額のボタンみたいなの)を押そうと狙ってる近所の小学生」にフォーカスしてるのです。そこらへんは映画オリジナルの展開。小学生たちがブッダの額を狙う合間に、原作通りのエピソードをこなしていきました。その小学生のやりとりが邪魔ぁ!😱小学生がしゃべってる裏でブッダとイエスが会話してたりするから、聞き取りづらいよー(聞かなくてもまぁ原作知ってるから分かりはするけど…映画しか見てない人が困りそう。いるのかは別として)。そして共感できない小学生の行動原理。ブッダを「ボタン星人(聖人?)」と呼び、ワルモノに設定しているんですよ。仏を!もちろんブッダは何も悪いことはしていません。なぜワルモノ認定する??白毫を「押す」だけならまだ笑えるけど、割り箸で作った、輪ゴムを飛ばすピストルまで使って、祭りを普通に楽しむだけのブッダの額を打とうと付け狙う小学生を延々見せられて、ちょっと言葉がアレなんですけど、イラッとしてしまいました汗。失礼すぎて笑えない、本来見たいイエスとブッダの様子が見づらい、小学生のエピソードを入れなかったら原作のエピソードあと少し入れれたやんけ的に腹立たしい、という事態になりました。何を狙ってあの小学生のエピソード入れたんだろう。「小学生が強敵に挑戦して成長する」話のようなテイストはとっていますが、冷静に考えたら、ブッダが何の非もないのに、失礼な小学生に額を輪ゴムで打たれようとしているってだけの話で。なんだこりゃぁ。
あ…あと「シュワッキマッセェリ」は文字で見たときは「本当だロシア語みたい!」って思ったんだけど実際口に出すと…「主は来ませり」にしか聞こえないという悲しい事実が分かってしまった。
というわけで、声付きで見れた!という部分はよかった(のもある)けど、目新しさはなかった映画でした。だらだらよそ見しながら、画面に流しとくという感じならまったりしていて良い映画かもしれませんが💦

以上です!!見終わってから漫画をめっちゃ読みたくなりました!

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