ダーク・クエスト -漆黒の騎士団-を観た感想と評価:映画考察

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皆さんこんにちは!
毎回長い映画考察も第4回目を迎えました。
今回考察する映画は・・・
ダーク・クエスト-漆黒の騎士団-(Knight of the Dead)」です!

ではまず作品情報から。

ダーク・クエスト-漆黒の騎士団-
原題:Knight of the Dead
ジャンル:ファンタジーアクション
製作国:イギリス
公開年:2012年
監督:マーク・アトキンス

概要:黒死病の流行により、国家の存続すら危ぶまれていた。そんな中、1人の僧侶と4人の護衛騎士が朽ち果てた教会で出会った僧侶から聖杯を運ぶ任務を託される。人助けが災いし、無法者の集団から恨みを買い追われることに。しかし、彼等の前に立ちふさがるのは無法者達だけではなかった・・・

ジャケットを見るにいかにもファンタジー映画っぽい雰囲気だったのですが・・・
もしそういうことを期待して観るとひどい目に合うかもしれません。
正直な所、ファンタジー要素は皆無といっても過言ではありません!
さて、そんな「ダーク・クエスト -漆黒の騎士団-」に対する私のおすすめ度は!

おすすめ度(5段階):★

・・・また、「★」ですね。
なんて言いますか・・・もっと正直に言ってくれればよかったのに・・・
変に「私ファンタジー映画です!」みたいな顔をしてるところが私の評価を下げた原因です。

さて、そんな「ダーク・クエスト -漆黒の騎士団-」の中身について考察してみたいと思います。
ここからはネタバレを含みますので、これから見る予定がある人は「ダーク・クエスト -漆黒の騎士団-」を見終えてからにしてくださいね!

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<以下ネタバレを含みます>

登場人物

聖職者:ルーサー
リーダー騎士:ビョーン
パワフル騎士:アンゾ
身軽な騎士:ラファエル
普通の騎士:ガブリエル
魔女:バドリア

考察・感想(ネタバレ含む)

時は1349年ブリテンでのお話。
国中で恐ろしい病気が広がり、人口の3分の1もがその犠牲となった。
村に残されたのは死者と死を待つ者のみ、そんな荒れた村に略奪者や無法者がのさばる中、密かな使命を担う騎士たちの一行が現れた。

ざっくり、最初の背景を説明するとこんな感じの映画です。
この使命を担う騎士一行の物語という映画です。
ここまで見るに、いかにも中世ファンタジーの映画っていう雰囲気がするじゃないですか。

でも、結果から申し上げますと・・・

これはファンタジー映画ではありません!

ではなにか・・・それは・・・

ゾンビ映画なのです。

1つ言っておきますと。
私は無類のゾンビ好きです!
そんなゾンビ好きの私が言うのもなんですが、ゾンビ映画っていうのは9割がた一般人受けしません!
そしてほぼB級(あるいはC級)映画です!
(ウォーキング・デッドのような奇跡もありますけど・・・)

ゾンビをこよなく愛する私ですら「今からゾンビ映画を見るよ!」という気構えで挑まなければ、思わぬ苦戦を強いられるのがゾンビ映画なのです。

さて・・・「ダーク・クエスト」ですが、これは完全に不意打ちでした。
まさかゾンビ映画だとは・・・

と、いいますか・・・原題の方は確かにゾンビ映画っぽい雰囲気がしてるのですよね。
どう考えても邦題ミスですよこれは!それとも故意!?

とりあえず、懲りずにストーリー全体を紹介しつつコメントする方式で考察を進めますが、多分今回も考察と言うよりはツッコミですね。

ストーリーの全体像

映画は、聖職者ルーサーとその護衛である騎士が疫病で封鎖された建物の中に入っていくところから始まります。
護衛の騎士は全員で4人居るのですが、何故かルーサーに着いて建物へ行く2人と外で待つ2人に別れます。
この時点で何かに追われている様子はなく、別行動をする理由も良くわかりませんが、とにかく別れるんです!

別れた結果、外で待っていた騎士二人の耳に女性の悲鳴が聞こえます。
当然騎士っていうのは美女を救出する使命があるというのが常ですから、助けに向かうわけです。
すると、いかにもな感じで無法者に女性が襲われています。
それを騎士達が助けるのですが、そのせいでものすごい粘着質の無法者集団から目をつけられてしまいます。
ちなみに、救出虚しく助けたはずの女性はすぐ死んでしまいます(病気で)。
無法者も、病気で今にも死ぬ女性に何をしようとしたんでしょうね・・・
謎だらけです。

そうこうしている内に、建物にはいっていったルーサー達は建物の中に居た謎の神父から謎の包みを受け取ります。
どうやらこれを何処かへ届けることがこの物語の目的のようです。
しかも、これを渡した神父は「それは筆舌に尽くしがたいほどの闇を引き寄せる」と、いかにもファンタジー的な使命をルーサーに与えるのです。

そして、合流する一行。
外に居た2人が襲われた女性を助けるために無法者の1人を殺してしまったことで、無法者の集団の恨みを買ってしまった恐れがあるを判断した一行はその場を足早に立ち去ることにしました。
しかし、この無法者の集団はタダのものではありませんでした。
あっという間に「神父と4人の騎士にやられた」とグループ全体の戦力を見破ってしまったのです。
とんでもない情報収集能力です。
無法者のボスはカンカンです。
絶対に皆殺しにすると息巻いています。

一行は猛烈ダッシュでその場から立ち去ったのですが、無法者のネットワークは凄まじく、追いつかれるどころかあっという間に取り囲まれてしまいます。
とりあえず、戦う一行。
数も同数ぐらいだったので、騎士達は危なげなく敵を返り討ちにします。
とりあえず、ルーサー以外は皆それなりに強いということがわかりました。

とはいえ、どこまでも追ってくる無法者の集団。
しかし、ある洞窟の入り口までは追いかけてきたものの、そこから襲ってくる様子がなくなりました。
とりあえず、無法者の集団を無視して洞窟に入っていく一行。
この洞窟は病気にかかった人々を隔離するための場所となっていたようです。
中には死体がゴロゴロと転がっていました。
しかし、中には生きている女性が。(後ずさりして消えていきます)

女性を見かけると助けずに居られないのが騎士です。
その女性を探して奥へ進むと・・・

ものすごい俊敏な動きで女性がビョーンに襲いかかりました。
ゾンビ映画特有の首筋に噛み付く系です。
しかも、このゾンビはすさまじいまでに俊敏でした。
バイオハザードでいうところのハンターレベルです。

あっけにとられる一行。
ビョーンがガブガブ首筋を噛まれているのにもかかわらず、誰も助けようとしません。
しかたがないので、ビョーンは自らそのゾンビを始末しますが、首筋を噛まれちゃうとやっぱりダメみたいです。
瀕死の重傷を負ってしまい、抱えられた状態で洞窟を出ることに。
(とはいってもちゃんと前進してます)

洞窟を抜けた先は、岩肌がむき出しになった荒涼とした山でした。
現段階でも結局、一行がどこを目指しているのか検討もつきません。

ちなみに、ラファエルがビョーンがとどめを刺したと思われた女性の死体がなくなっていることに気づき洞窟を勝手に探し始めて一行とはぐれたりするシーンがあるのですが、正直ストーリーにはあまり関係がないシーンでした。
何事も無くラファエルも戻ってきますしね。
どうやら、ラファエルとガブリエルは兄弟という設定のようです。

さて、ここでやっと旅の行き先についてのお話がでてきます。
どうやらルーサー以外は旅の目的も行き先も全く知らないようですね。
アンゾがルーサーに行き先について尋ねるとルーサーの回答はざっくりとしたものでした。

「山の向こうだ」と。

まあ、どういう使命なのかも未だ良くわかりませんが、とにかくこの山を超えなければならないようです。

アンゾとルーサーは残りの2人にビョーンを任せて偵察にでたのですが、その際、遠くに人影を見つけます。
その後、ビョーンの治療中に合流する一行。
人影を見つけたので、人がいるとするとビョーンの手当を期待できるかもしれない・・・
などと皆でお話していると・・・

先ほどの人影らしい人物が、一行の目を盗んで食料を盗みダッシュで逃げていきます。
それを追うことになる一行。
相手は1人です。それに対してこちらは4人(+1人重症)です。
追うにしても2、3人で良いと思うのですが、なぜか4人で追いかけてしまいます。
普通、怪我人を置き去りにしますかね・・・(いくらビョーン本人が行けと言ったからって)
しかも、取られた食料っていうのも結構少量にみえるのは私だけでしょうか・・・

という私のツッコミはスルーされ、4人で泥棒を追いかけることに。
しかも捕まえてみると何と女性でした。
話は全然わかりませんが、どうやらこの女性は見捨てられた身で、この土地は呪われているらしいです。
とりあえず、バドリアを殺したくないルーサーは殺害を止めるようアンゾを説得します。

そんなこんなでバドリアを捕まえた一行が、ビョーンのところに戻ると・・・
ゾンビがビョーンを食べていました・・・
ほらやっぱり・・・誰か1人でも残っていればこんなことにならなかったのに。
予想通りの結果にがっかりする私。

どうやら、バドリアはゾンビの事を知っていたようです。
普通に切っても死なないゾンビを見て、「頭を切り落として!」とアドバイスします。
この世界のゾンビも頭が弱点のようですね。

しかし、どの世界のゾンビにも共通することがあります。
それは・・・「意識している時は遅いけど、意識していない時は速い」です。
ジーっと見ているゾンビは凄い遅いのですが、気付かない内にものすごい大量のゾンビに囲まれているものです。
この時も、ビョーンの死体を埋めていたら気付かぬ内にとんでもない量のゾンビが出現していました。
大量のゾンビから逃れるべく、一旦バドリアの隠れ家へと向かうことになりました。

で、その隠れ家でゾンビについての話し合いになるのです。
簡略化してお話すると・・・

閉鎖された谷の地形のせいで、出られなかった人々は病から逃げることが出来ず、そのせいで病が進行し別の病へになった。
生ける者の病が死者の病に変わってしまったと。

まあ・・・アバウト過ぎて、さっぱり納得出来ない理屈なんですがそういうことらしいです。

その話の中、突如としてバドリアから聖杯というワードがでてきます。
以前のシーンで最初に神父から渡された包をバドリアが見ているシーンがあったのですが、それを一発で聖杯と言い当てる当り、本当に魔女なのでしょうか?

聖杯と聞いて反応する騎士達。
しかし、ルーサーは適当に話をごまかしました。
とりあえず、この品を運べというのが使命なんだから、真実云々より務めを果たすことだけを考えろと。
微妙に死亡フラグが立ちそうな物言いなんですが、秘密を抱えたままルーサーが死ぬことはないでしょうから、しばらくは大丈夫でしょうね。
結局、この辺りに詳しいというバドリアが仲間に加わることとなりました。

その後、当りの見張りに行くという騎士の三人。
外で大量のゾンビと遭遇します。
・・・見張りだったはずなのになぜか戦闘に突入します。
騎士たちは戦う気、満々です。
剣や斧を使いバッサバッサとゾンビたちを倒していくのですが、さっきは頭を切り落とすまでしぶとく生きていたはずのゾンビだったのに、何故か普通に切っても倒せるようになってました。
早速、設定が覆ってますけど・・・

ゾンビ映画にとって大切なのは設定やストーリーじゃないですからね。
きっと、この映画もそうなんでしょう。

シーンは変わって、無法者の集団の話です。
せっかく追いかけてきたのに、やられっぱなしで終われない無法者のリーダは、騎士一行を追いかける決心をするようです。(しかも、たったの2人で)
ある意味凄い人です。

さて、その後もゾンビと無意味に戦い続ける騎士たち。
もう私には何のために戦っているのか理由がわからなくなりました。
そんな中、ガブリエルとラファエルがゾンビにやられてしまいます。
ガブリエルは寸で?のところでルーサーに助けられたのですが、ラファエルの方はだめでした。

とりあえずガブリエルを連れて隠れ家へと戻るルーサーとバドリア。
バドリア曰く、このままでは彼もゾンビになってしまうと。

そこで、ルーサーは聖杯の力を使ってガブリエルを助けることにします。
おや!?ファンタジーっぽくなってきました。

と、いう私の期待に反して聖杯は何の役にも立ちません。
傷が塞がるとか、蘇生するとか、そんな魔法的な効果は一切ありませんでした。
なにこれ・・・
挙句の果てには、1人生きて戻ってきたアンゾまでゾンビになったガブリエルに噛まれてしまう始末。
しかも、レザースーツの上から内蔵引きずり出し始めたし・・・
なんていうか・・・ゾンビ映画としてもクォリティが低いような。
結局、ルーサーとバドリアは二人で先へ進むことになりました。

あーあ、騎士達、全滅しちゃった・・・
まだ半分ぐらい時間残ってるのに・・・
そもそもですよ?
騎士達は一体何のためにゾンビと戦ってたの・・・経験値でも稼ごうとしてたのでしょうか。
無駄死に感が半端無いのですが、この映画の監督は「人の死に理由なんてない!」とか言うリアリティを追求しているのでしょうきっと。

先に進むルーサーとバドリア、どうやら先に進むためには、ゾンビの巣窟となっている谷を通らなければならないようです。
夜が近い今の時間帯に進むのは避けたいと思ったルーサーの提案により、近くの場所で一休みすることにしました。
一休みしている最中、バドリアの勧めもあって何故か聖杯で水を飲むルーサー。
何か神秘的なことが起こるのかとおもいきや、特に何かあるわけでもなく・・・
この聖杯って結局なんなの・・・
そして、今度はバドリアのしている首飾りの話に。
出生時に母からもらったもので肌身離さず身につけているものらしいです。
そして・・・どういう流れなのか何故かバドリアといちゃつき始めます。

結局、聖杯も首飾りもこの映画ではどうでも良いアイテムなんですよ!
今後、これに纏わる話があるわけでもなんでもないです。
なんというか・・・この映画ってもうストーリーとかどうでもいいんですね。
全てが突然で、全てに意味が無い気がします。

で、朝を迎えると、凄まじいトラッキング能力で、追い付いてきた無法者のリーダーに二人は捕らえられてしまいます。
バドリアが案外美人だったため、凄まじい執着心を発揮していたはずのリーダーはあっさりと追ってきた目的を変え、バドリアを連れ帰ることにしたみたいです。
しかも、肝心のルーサーは自ら殺すこと無く、縛り付けてゾンビの餌にすることに。

・・・何のために追ってきたの?
「ゾンビにどうせ殺されている」と言って進むことを拒んだ部下を見せしめに殺してまで、追ってきたのにこの期に及んで自分では殺さずにゾンビの餌にするとか・・・
ともあれ、そんなリーダーの甘さのお陰で、ルーサーは無事逃げ出すことが出来ました。

一方、無法者に捕まってしまったバドリア。
帰り道を急ぐ無法者に近道を知っていると嘘をつき、ゾンビの巣窟となっている谷へと無法者達を誘導します。

バドリアを助けるために覚醒したルーサーはランボー顔負けのサバイバル術を急に使い初め、今更ながらに弓を作り始めます。
さて、覚醒したルーサーはトラッキングの能力も身につけていたようで、無法者達が素直に引き返さず、谷へ向かっていることを察知していたようです。
谷に着いた無法者達はバドリアの狙い通りゾンビに襲われます。
そこに駆けつけたルーサーが見事バドリアを救出するのかとおもいきや、結局バドリアが弓で無法者のボスを射殺してしまいました。

何はともあれ助かったルーサーとバドリア。
目的地へと急ぐために山を目指します。
しかし、その途中、バドリアから突然の告白。なんとバドリアは知らないうちにゾンビに噛まれていたのです。
(何度か見返しましたけど、噛まれていそうなシーンは全く見当たりませんでした)
このままでは私はゾンビになってしまう。だからあなた1人で先へ進んでと言い、首飾りをルーサーに託すバドリア。
結局、ゾンビになりかけたところをルーサーに殺されてしまいました。

一人になってしまったルーサーは、1人で山超えを目指します。
しかし、途中で疲労から倒れてしまうルーサー。
自分の死を覚悟したルーサーは聖杯とバドリアの首飾りを土の中に埋めます。

しかし、そんな瀕死のルーサーの目の前に何故か馬が!
馬の背には既に死んだ人が乗っていたのですが、馬自身は全然元気そう。
疲労困憊だったはずのルーサーはそれをみて急に元気を取り戻し、死体をひきずりおろし、代わりに自分が馬の背に乗ります。

・・・そこで映画は終わるのです。

最後に・・・

なんて言えばいいのでしょうか。
結局この話って何だったの?

何かメッセージが隠されているはずと思って見なおしてみたのですが、結局、何の話だったのかさっぱりわかりませんでした。
それぞれのシーンや設定に深い意味がなく、何でもかんでも後出しジャンケンで時間を引き伸ばし続けているようにしかどうしても思えないのです。
まして、不意打ちのゾンビ映画とか・・・

そんなことが原因となって「★」の評価となりました。

最初からゾンビ映画です。という雰囲気のパッケージになっていたらもう少し許せたかもしれません。
何しろ私はゾンビ好きなので。
でもなんか、この作品はそんなゾンビ好きの私にすら許せません。

今回は短くまとめようと思ったのですが、相変わらず長くなってしまいましたね。
ここまでお付き合い頂いた方、本当にありがとうございました!
以上です。

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伊達あずさ
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。 ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。

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