なぜ、「豚」は嫌われるんだろう?

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こんにちは!栁澤蘭丸です。

豚……私たちの生活にとても馴染み深い動物です。とんかつは私の大好物です!「ハンバーグは合い挽き肉じゃなきゃ」とか、「カレーに入れるのは豚肉じゃなきゃ」という人もいますよね。

だけど、世界的にみると実は豚ってあまり好かれていないのです。
ムスリムの方々が豚肉を食べないのは有名ですよね。でも、ムスリムの方々だけじゃないんです、豚を嫌っていたのは!

豚に真珠」…この言葉、聞いたことありますよね。意味は、「価値の分からない人に良いものを与えるな」で、有名ですが、出典は何だかあまり知られていませんよねぇ。どこのことわざなのか?日本のじゃないの?って感じですが、これ、「マタイの福音書」由来なんです。つまりキリスト教由来の言葉なのです。マタイ(イエス・キリストの弟子)が、イエス様がこんなこと言ってたよーと書き残したものなのですが、それによると、

「犬に神聖なものを与えるな。豚に真珠を与えるな。彼らにはそれらの価値が分からないので、足で踏んづけるだろう。それどころか、噛みついて来ようとするだろう」

とのことです。犬がとばっちりうけてる!!
いや、分からないのは当たり前だし、動物によって価値観が違うので…そんなこと言われましてもって犬も豚も思うでしょうけど。イエス・キリストが生きてた時代だからしょうがありませんね。
そんなわけで、キリスト教圏では豚といったら物の価値が分からない愚かな生き物ってことになってしまうようです。噛みついて来ようとするのは、要らないものを押し付けられたからじゃないかなー…

さらに、豚はユダヤ教の旧約聖書においても「汚らわしい生き物」とされてしまっていて、食べてはいけないんだそうです。
イスラム教でも同じく食べてはいけないのですが、これは偶然か?というとそうでもないかもしれない。
豚肉は、加熱が不十分だと危険な食べ物です。牛や鳥は生で食べられる(こともある)けど、豚は無理。理由は、豚肉は寄生虫が多いためです。もし生焼けで食べてしまった場合、寄生虫のせいで命を落とす可能性もある…となれば「豚肉はカリッカリになるまで焼かないと食べてはいけない」とするより、いっそのこと「豚肉は食べてはいけない」にしたほうが確実に被害が抑えられるというわけだったのかも?昔だと「寄生虫」って何なのかもよく分からないし、食べたらお腹壊すことが多いなら「汚らわしい・不浄なものなんだな…」って解釈したほうが楽そうです。
もともとはそのような理由で食べるの禁止になったけれど、かといって、今ならちゃんと安全に食べることができたとしても決まりは決まりだし。現代になって勝手に「安全だから食べていいことにしよう」って言えないし。みたいな理由で今も嫌われているのだろうかと推測。

それにしても、豚って、日本では嫌われているとまではいかないし、美味しく食べられているけれど、悪口に使われやすいのは事実です。
太ってる人に対して「豚」と言ったり、罵る時「豚野郎」と言ったり、「豚もおだてりゃ木に登る」と言ったり。豚もおだてりゃ木に登る、とは昭和20年頃に出来た日本のことわざで、意味は、能力がない者もおだてれば調子に乗って、出来ないことをやりとげる、という意味。または、調子に乗ってる様子そのもの。。豚とは、能力がない者を指しちゃってます。
不思議だなぁ。別に豚は太ってないのに…(豚の体脂肪率は13~18%。人間の体脂肪率は、男性13~21%程度、女性18~21%程度)。しかも遺伝子的に豚と人間は近いって言いますよね。同属嫌悪???ぶひぶひ。

何故か人間の嗜虐心をくすぐるらしい豚さん。今年はイノシシ年だし、ウリボウかわいいし、嫌わないであげたいものです…🐗

栁澤蘭丸でした、ではではでは~。

なぜ、「豚」は嫌われるんだろう?_挿絵1
人間が人間をおいしいよって言ってたら大変だけど豚はよくある。

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