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こんにちは!栁澤です。
湖の話題で少しは涼が取れたような気がするので今日は暑苦しい話題にしてみました。
世界史で習うかもしれませんが…「アンラ・マンユ」別名「アーリマン」は、ゾロアスター教の邪神で、良い神様の「アフラマズダ」の双子の弟です。
ゾロアスター教と言えば別名「拝火教」とも言い、かなり興りが古い宗教で、大体紀元前2000年ほどではないかと言われてます。これは、旧約聖書で有名なユダヤ教よりも数百年単位で古いことになります。
なので色んな宗教がゾロアスター教の影響を受けているのですよね。ゾロアスター教は多神教でも唯一神教でもなく、善神と邪神の二元からなる宗教です。悪と善…この構図は、一神教の宗教にも取り入れられていますよね。サタンと神様の戦いなど、一神教も一筋縄に神様側がこの世を支配したわけではなかったりします。その悪側のモデルは、この「アンラ・マンユ」であることが多いんだそうです。
正直…FFに「アーリマン」として、目玉ひとつの羽の生えた敵として出てくるせいでそんなすごい邪神には思えなくなってしまっている罠。
しかしアンラ・マンユはすごいガッツの持ち主ですよ!!決して雑魚ではありません。
アフラマズダ&アンラ・マンユ兄弟は、古代の時間の神様であり創造神の「ズルワン・アカラナ」の子で、先に産まれて来た方に力が与えられることが決められていました。そういう状況をアンリ・マンユは、お腹の中から聞いていて、分かってしまったのです…「あ…俺、弟やん」と。そこでアンリ・マンユはズルワン・アカラナの腹を蹴破って誕生します。
ご…強引すぎる…!
そして開口一番「私がアフラマズダです!」と、腹を蹴破られてそれどころじゃなさそうな気がするズルワン・アカラナに対して言いますが、ズルワン・アカラナを騙すことはできず、見破られてしまい、大きな力を与えられたのはアフラマズダ(本物の)でした…。
アンラ・マンユ、生まれる前から賢すぎだし、やる気はあるし、二代目になら多分多くの経営者はアンラ・マンユを選んだんじゃないかな…。アフラマズダは弟が暴挙に出てる間何してたん!!これだから選ばれし者は!!!
そんなわけで、選ばれなかったアンラ・マンユは力を与えられることはありませんでしたが、それでも北方の悪魔の住む闇の地の支配者になり、数千年君臨したそうです。その時にアンリ・マンユがこの世に生み出したものは「病気」「怠け」「貧困」「天変地異」「煙」「闇」「疑う心」など。病気や天変地異、貧困を生み出されたのは痛かったですね…。しかし煙ってダメなん?(・_・;)その他にも、ありとあらゆる罪と悪魔を作ったのはアンラ・マンユ氏。そして常に真実の世界(兄の世界)を破壊しようと、ていうかちょっと壊しては直されみたいなことを繰り返していたようです。
ということはゾロアスター教では、アフラマズダvsアンラ・マンユという構図で成り立っていて、アンラ・マンユに負けないようにみんなで頑張ろうという考えなのか?というと実はそうでもないのです。アンラ・マンユが「数千年」、闇の世界に君臨した、と前述したのですが、アンラ・マンユはやっぱりお兄ちゃんに叶わない存在。アフラマズダは、弟の邪悪な行いを見て、彼の「時間」に終わりを定めました。そのため、アンラ・マンユはアフラマズダの決めた時になったら滅びる運命にあるそうです(それがいつとは言っていない)。アンラ・マンユが滅びた後は、アフラマズダが永遠にこの世を支配することが決まっているのだそうで、悪と善の二元なのは、時限立法だったのです。
やる気と行動力に満ちたアンラ・マンユに比べて、受け身でのんきな兄のアフラマズダ氏が若干気になりますが…、選ばれてると分かっちゃっていると、神様もそこまでガツガツにならないのかもしれませんね…うん。
この悪がやがて滅んで、光の世界が永遠に続くよっていうあたりも一神教に取り入れられている気がしますね。それにしてもお兄ちゃんは悠長だ…。
ズルワン・アカラナってなんかオビワン・ケノービ的なセンスを感じるなぁ。(ワンしかあってないけど)
あと兄より優れた弟など(略
FFのおかげでアフラマズダよりきっとアーリマンのほうが知名度あるなぁって思う蘭丸でした!
ではでは!!♪
長子であることの恩恵を100%受け、利用し兄弟に君臨した蘭丸vs最古であり最新、一人っ子(でも遊び方は寂しい)伊達さん。
Studio POPPOの変な記事担当です。武田信玄の軍配が欲しくて100円貯金しています。ゾンビが来たら軍配で殴るつもりです。(よくないゲームの影響を受けている)
ゴールドマンⅢさんこんにちは~!
どの教科書だっただろうか…私が高校で取ったのは世界史で間違いないし、ゾロアスター教ってものを知ったのも世界史の授業であることは確かです…( ^ω^ )
でも私も光の神がアフラマズダ、悪い神様がアーリマンってことくらいしか知らなかったです!今回調べてみたらアーリマン氏は結構頑張り屋さんだったことが分かりました…笑
元祖帝王切開かな(セルフ)。
ゾロアスター教が興ったのはおっしゃる通りで、ペルシア地方だそうです!
最盛期はササン朝ペルシア時代だったみたいです(2世紀から6世紀くらい?)。でも現在の信徒はインド住みが主みたいですね!インド…仏教が興った国なのに仏教よりヒンズー教だしゾロアスター教だし…(;´Д`)
教えとしてはとにかくアフラマズダ勢でいましょうっていう感じなので支配者はアフラマズダが味方についているというていにすれば、楽ちんだったかもしれないですね…(((uдu*)ゥンゥン
古代シュメールも調べたらなんかそんな感じでした!><
FFのアーリマン初出は3だったんですね、私は実は3やったことないのです…けど、知っているのでなんかレギュラーメンバー入り(?)したっぽいですね…?アフラマズダ兄さんより現代では出世している気がする!
ちょwセルフ帝王切開www
しかも、内側からとか❕さぞかし母親は、恐怖だったでしょうね~
アンリマンユくん、たしかに勢いは買うけどさー
ビジネス喩えで言うなら、創業者のそれなりに出来る息子が代取になる方向で取締役会まで了承取り付けていたところを、いきなり営業部長の次男が「新たな議案を提示します❕跡継ぎは俺❕❕」とか動議やらかしちゃったようなもんでしょう?
そしてその後、会社辞めて起業するかと思いきや、アンチ派閥作って社内でウダウダ…
うーん、やっぱナシだねw
インド仏教衰退の理由、俺も気になって軽くググッてみましたけど、ある時期を境にパタリと衰退したわけではないので、一言で言うのは難しいみたいですね…
一応、白フン族の侵入が大きな要因のひとつにはなってるみたいですが…
ご近所のスリランカでは、一部のお金持ちなヒンズー教徒が、70%を占める庶民の仏教徒に責められて大変みたいだし…
やっぱ宗教はむずかしいです❕
そして、公共の電波で語りすぎると危険です❕❕w
さらば❕❕
ゴールドマンⅢさんこんにちは!
内側から蹴破られても無事なズルワンさんも相当すごい神ですよね笑
世界の最初はズルワンさんが唯一の存在だったらしいので…雌雄同体的な神様だったんでしょーか…。日本の国生みみたいに、誰かと協力して新しい神様を生んだわけじゃないところは唯一神の宗教に似ている気がするなー。
日曜日休んだ神様のアレ…。
双子の兄弟だけどお腹のの中にいるころからアフラマズダさんが優れてると言うか邪心がないともうばれちゃってたんですかねえ…(;´・ω・)アーリマンさんは確かにおかしな経営方針を打ち出して無茶苦茶しそうではある…なんか納得w
インド仏教衰退!難しそうで簡単にまとめるのは私の脳みそじゃ絶対無理だと思ったから蓋をしてました…なんか論文書けそうなテーマですね。むりだぁ~!
私も宗教と政治の話は友達としてはいけないと習ったので(?)お口にチャックします!笑
でも興味を持ってくださって嬉しかったです~!ありがとうございます!(*´Д`)
ゾロアスター教って、昔懐かし山川世界史で2行くらい取り上げられてる、アレですよね?初めて詳しい設定を知りました
FF 3のちょっと可愛い1つ目(決して弱くはないけどね!)は、なんか悪玉としてはひと皮剥けない印象ですねw
せっかく反主流のトップとして絶大な力を手に入れておきながら、俺がスタンダードを作る!という気概を持てないあたり、残念つかモッタイナイ‼感じ。
結局、善あってこその悪、影は光なくして存在し得ない、その軛から脱することはできなかったんですね。
ペルシア方面でしたっけ?
まぁ極めて封建的というか、伝統的な宗教というのは、なべて為政者に優しい設定になっているのだなぁと思いましたw
…いや、決してカルトに肩入れする気はないんですけども❕❕(汗