その涙は何味だった?(しょっぱい)

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どうもこんにちは!蘭丸です。

みなさんは自分の涙を舐めて見たことがありますでしょうか…
「ぶぇぇええええん!!」と泣いている時は、涙が口に入らないようにとか配慮してる場合じゃないので多分、涙を食べちゃった(?)ことがあるんじゃないでしょうか。

その時の涙は何味だったか覚えてますか?!蘭丸の場合は大体うすしお味です。ポテチみたいだけどうすしお味です!

実は涙の味って、場合によって違うのです。

具体的に言うと、「怒りのあまり涙が出た」「悔しくて涙が出た」「悲しくて涙が出た」ような場合は塩辛い涙が出ます。
じゃあ、塩辛くない涙が出るのはどんな時か…?というと、それは「嬉し涙」!または「あくびしてたら出てきたどうでもいい涙」です。

涙がなぜ出てくるのかというと、身もフタもない言い方をすると「目を守るため」です。涙は絶えず目が乾かないように出ているものです。私の場合はなんとか無双系のゲームをすると集中しすぎて(?)瞬きするのを忘れるため、突然「目がー目がー!」とバルスごっこみたいな事態になってしまうんですが、そういうのを防ぐために、みんな涙をちょっとずつ分泌して、瞬きによって目の隅々まで行き届かせているわけですね。「自分はいつ瞬きをしているんだろう」とか気にしても無駄なのです。体が勝手にしているのでいくら考えても、勝手に行われてしまいます。「どうやって息をしているのだろう」とか「いつ瞬きしているのだろう」とか考えだすと気になりすぎて死ぬとかいう噂がありますがそんなことはありません…。そんな平和な考え事をいつまでもしていられる人はいないし、その考え事が終わった途端、瞬きや呼吸は身体が勝手にやるから大丈夫です。

そして本題!
どうして「怒りながら泣く」とか「悔しくて泣く」とか「悲しくて泣く」時の涙はしょっぱいのか?と言いますと、涙を出す役割を担っている「自律神経」さんの都合によります。

自律神経とは、「交感神経」と「副交感神経」があることは結構有名な話。「交感神経は働いている時や緊張している時に働く」神経で、「副交感神経はリラックスしている時に働く神経」というのも有名ですよね。どっちの神経が優位な状態で涙を出したかによって、味が変わるんです!

まず「交感神経」とは、変化に対して自分を守るための神経です。なので感情が昂っている時が多いのですが、そのような時は、腎臓が「ナトリウム」を排出するのを自粛します。ナトリウムと言えば塩化ナトリウムが有名です!平たく言えば食塩ですよね。その元のナトリウムが腎臓からは排出されなくなるので、涙から捨てているんです。だから、身体をストレスから守らないといけないような興奮、「怒り」「悲しみ」などを感じている時は、ナトリウムが涙にたくさん混じるのでしょっぺーのです。
逆に「副交感神経」は、ルーチンをこなしているような、ぼへっとした状態の時に働いている神経です。暇すぎてあくびがでた、同じ興奮でも交感神経の出番じゃないような「嬉しい!」時は、腎臓は普通に仕事をしているため、涙からナトリウムを捨てる必要が無いので、涙はただの水のような感じになるっていうわけなんですね。

すると…ウソ泣きの時の涙は、何味なのでしょう…。ウソ泣きの時は「泣くぞ!泣くぞ!悲しいことを思いだして泣くぞ~!」と、交感神経が頑張らないといけない場面と考えられます。なので多分しょっぱいはずです!!婚約指輪を渡したら彼女が泣いた…感動的な場面ですが「味もみておこう」つって舐めれば、感動した嬉し涙なのか、ウソ泣きなのかバッチリわかっちゃうってことですね!(多分)そういう場合は「この味は!………ウソをついてる『味』だぜ……」というセリフを使うことができるでしょうね、わくわく(ブチャラティ)。

実は「汗をかく」という仕事も交感神経さんがしているので、ウソがばれてないかドキドキしている場合の汗は通常よりしょっぱいかもしれません。いや、顔舐められたら嘘なんてついてなくても「何この人!?」って思って交感神経の出番になってしまうかもしれないけど…、とりあえずブチャラティ(ジョジョの奇妙な冒険の第五部の登場人物)の特技もあながち特殊能力ではなくて、自律神経博士ならできるのかも…。その場合は、交感神経優位になってない時の顔も舐めておくとディ・モールト・ベネですね。ちなみにこの使い勝手のいいメローネの「ディ・モールト・ベネ」っていう言い方は誤用らしいです。だが使う。

涙は大体しょっぱい栁澤蘭丸でした!

その涙は何味だった?(しょっぱい)_挿絵1
ダンジョン最下層で敵に囲まれ死する蘭丸の日常(マイクラ)

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