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皆さんこんにちは。
マノリア修道院にいた魔物達の話を聞いていたら、色々と気になることが出てきてしまった伊達あずさです。
ヤクラなる魔物は何のためにリーネ王妃をさらったのでしょうね。大臣だなんて側近も側近に化けられたのですから、王妃の誘拐などという回りくどいことをせずとも、もっとやりたい放題できたと思うのですよ。どう考えたって、王妃を誘拐するよりも、王を暗殺した方が王国軍に動揺を与えられますよね?それとも、王妃の警備だけやたら手薄だったのかな・・・わざわざカエルさんを護衛に付かせていたぐらいなのに??
早くも納得いかないことが増えてきちゃってますけど・・・とりあえず再開します。
さて、この部屋の奥にお宝が隠されているという魔王を祭った部屋があるらしいのですが・・・
確かに箱はあるけど・・・っていうかこの人達誰?
ドレスを着た人「私を助けに来てくれたのですね。しかし、それには及びませんよ。ここの主人のヤクラ様は、とてもよい方。私は、ここに住むことにしました。さあ、あなた達も楽になさって」
へ?まさかリーネ王妃なの?でも、名乗ってるわけじゃないので断定はできませんね・・・
兵士風の人「も、もしや、リーネ王妃様を助けに来られた方々では!?おお、やはりそうであったか!」
えっ、それだけ?
王様風の人「よくぞ、来られた。ここの主人ヤクラ様もきっとお悦びになるであろう。ささ、ヤクラ様が挨拶にみえるまで、この部屋でゆっくりと休むがよいぞ」
で・・・あなたは誰なの??
っていうか、今さっきこの部屋に入った魔物はどこに行ったの?
まだ奥に部屋がありました。
奥の部屋では魔物達が魔王を讃える歌を歌っています。
魔物「さあ、お前達も声を合わせて歌うんだよ、お前達自身の弔いの歌!ウギャギャッ!!」
と、言った感じで戦闘です。
しかし、良く咄嗟にあんなうまい言葉が思いつくなぁ・・・普段から準備しておかないとなかなか言えませんよ。
でもまあ、弔いの歌が必要なのはあなた方の方なんですけどね!
襲ってきた魔物達をかる~く倒して、部屋の奥に進みます。
ふむ、いかにも魔王を祭った部屋っぽいですね。ただ、思っていたほどのお宝ではありませんでしたが・・・
手前の部屋にいた人達も魔物だったみたいです。
ランダムエンカウントでも、シンボルエンカウントでもないこの独特なエンカウント方式・・・最初はレベル上げが面倒くさそうだしどうかな~って思ってたんですが、本当に敵のアジトに押し入ってるような感じが出ていてとても良いと思います!
何故そう思えるのかはわかりませんが、あのキラキラしたところでならセーブできそうな気がする!!
それにしてもこの修道院・・・思ってたよりも大分広いな・・・
むむっ、奥に何かあるけど床から突き出した針が邪魔で向こう側に行けない!
今度は階段が滑り台みたいになっちゃった。
この髑髏型スイッチを操作することで、上の階にあった床の針が引っ込むみたいです。
とりあえず、部屋の中の敵を片付けてしまいましょう。
部屋にあったパイプオルガンを弾くと、大掛かりな仕掛けが動いたような音がします。多分これは下だな・・・
うんうん。隠し扉が出現してます。
またキラキラがある・・・ってことは、この奥にヤクラがいるのですね。
逆に言えば、リーネ王妃はまだ無事みたい!
大臣「ほう、お前達・・・!よくここまで、もぐりこめたな」
もぐりこんだっていうか、かなり堂々と入ってきちゃいましたけど。むしろ、良くこの騒ぎに気付かずにいられましたね。
リーネ「カエル!」
カエル「王妃様、お下がりください!こいつを、片付けちまいますので」
リーネ「気を付けて・・・」
敵の目の前だったのですが、結構あっさり見逃してもらえました。
大臣「ギャハハ・・・!無駄、無駄!ここからは誰一人として生かして帰さぬぞ!ハッ!カエルふぜいが・・・!きさまらから血祭りだ!!」
雰囲気はFFっぽいけど、こういう要所でふざけるところはドラクエっぽいですよね。
もちろん、戦闘に決まってます。
この戦闘で初めて連携技を使ってみたけど、結構強いですね。200を超えるダメージを与えられます。
全く持って危なげない勝利です。
リーネ「やはり、来てくれたのですね。ありがとう、カエル・・・」
カエル「王が心配しておいでです。城に戻りましょう」
う、う~ん・・・助けになってよかったし、リーネ王妃も無事でよかったんですけど・・・まあ、詳しいことは後程。
リーネ「ありがとうございました。あなた方も、どうか共にお城の方へいらしてください」
でもって、箱の中には本物の大臣が入ってました。これ、開けずに城に戻っていたらどうなってたんだろう・・・
そして、部屋の出口で待っていたリーネ王妃、本物の大臣と共にお城へと戻ることになりました。
マノリア修道院
ポーション×3、アテナの水、レディースーツ、エーテル×2、鋼鉄の刀、パワーカプセル、100G、スピードベルト、プロテクター、シェルター、万能薬、アイアンソード、ミドルエーテル
ガルディア王「心配したぞリーネ」
大臣「あのヤクラの奴め。この儂に成り代わり、リーネ様をさらうなど・・・ああいうやからを厳しく裁くため、このガルディア王国にも、裁判所や刑務所を作らんといけませんな!」
裁くも何も、ヤクラ達は魔物なわけですから、そもそも人間の作った法の外にいる存在だと思うのですが・・・元々、人間と魔物が共生しているという前提でもあるのであれば話はまた別なのでしょうけど。
カエル「リーネ様を守り切れず、面目次第もございません」
リーネ「カエル!」
カエルさんは一礼した後、退室してしまいました。
王「礼を言うぞ、あずさ殿。しかし、すると裏山で見つかったあの娘は一体誰なのじゃ・・・」
リーネ「助けていただき、本当にありがとうございました。あと少し、あなた方の来るのが遅ければ、私はどうなっていたか・・・ところで、私に間違えられたという娘は今どちらに?」
ルッカ「そうだわ!すっかりマールディア姫の事を忘れてたわ!ね、あずさ!マールディア様は、どこで消えた?もしかしたら、そこに・・・」
ん?リーネ王妃の部屋に戻れってこと?
うん。戻ってきてますね。服装は変わっちゃってるけど。
マール「あ、あれ?」
ルッカ「マールディア王女!」
マール「あずさ!怖かった・・・意識がないのに、冷たい所にいるのがわかるの。死ぬってああいう感じなのかしら?」
ルッカ「マールディア王女様。ご機嫌麗しゅう・・・」
マール「あなたも来てくれてたの!マールディアって・・・え!?バレちゃったみたいね・・・ゴメンね、あずさ。騙すつもりじゃなかったの」
マール「私はマールディア。父はガルディア王33世・・・けど私だってお祭りを男の子と見て回りたかったんだもん。私が王女だってわかってたら・・・」
え?王女じゃなくてもあんな挙動不審な人とお祭りを見て回るつもりなんてなかったんですけど・・・1時間ぐらい断ってたよね!?
王女だから断ったわけではないという意味で「いいえ」だったのですが、いいように解釈されてしまいました。
マール「本物の王妃様も無事に戻ったんでしょ?私達も帰ろうよ、あずさ!」
そういえば・・・帰れるんだよね?特に帰り方についてまだ何も聞いてないけど・・・
とりあえず城から出ようと思ったら、謁見の間の外でカエルさんが待っていてくれました。
カエル「俺が近くにいたため、王妃様を危険にさらしたのだ・・・俺は城を出る」
えっ、そうなの?
カエル「なるほど、王妃様によく似ておいでだ」
最後にそう言い残して、今度こそ去っていきました。
ルッカ「・・・カエルも悪くないもんね」
マールとも無事合流できたことですし、いい加減、元の時代に戻りたいのですけど・・・今日はここまでかな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
こんばんは。
百歩譲って刑務所はいいとして、裁判所がない国って相当ヤバい気がします。
実はガルディア王国って、裁判所があってもなお相当ヤバい国だったんですよね・・・
来週はそんな「ヤバい国ガルディア」に苦悩する様子をお楽しみいただければと思っております。
こんにちは。初ボス撃破、おめでとうございます。
ボス戦の音楽は、結構ノリがいいと思っています。
魔物が人間に化けるのはよくある話なのですけれど、
化けた後、どうして本物の方を殺さないんでしょう。
本物の大臣が生きているのが、かえって不自然に
思えるのですが。
なかなかに鋭いご指摘ですね!
もし、無条件で人に化けられるということになると、例えば騎士団長に化けて悪事を働き、本物の騎士団長の信用を失墜させる・・・などといった内部かく乱も容易にできてしまうので、ひょっとすると変身には何かしらの制限があるのかもしれません。例えば、変身する相手の生き血が定期的に必要となるとか?そういった類の制限があるため、捕縛後に成り代わることしかできず、また、捕縛した相手も生かしておかざるを得なかった・・・のかもしれません。都合がいいことに、大臣に化けていたヤクラは定期的にマノリア修道院へ通っていたみたいですしね。
もちろん、魔物達が合理的に動いているという前提のもと、状況から辻褄が合うよう勝手な推測を並べただけで、そういった可能性が残っているかも?というレベルの話でしかありませんけど!