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皆さんこんにちは。
これ見よがし過ぎないお説教ストーリーが好きな伊達あずさです。
この機械の世界も結構業が深そうな感じがするのに、ねちっとした部分には敢えて詳しく触れず、さらっと流すことで逆に色々と考えされられちゃいますよね。所詮私はこの世界とは無関係な旅人に過ぎないわけですから、この世界の人々が持つ業を無理やり背負わされる形でお説教モードに突入されてしまうと、不快感からその理不尽さにばかりが目がいってしまって、本来のお説教がすっと入ってこなくなってしまうのですよね。
結局、物事の本質って当事者に近いほど見えにくくなるものなのです。だから、こういったお説教はプレイヤーを当事者にしないほうが、かえって得られるものが多くなるのですよ。
そんな私の評価が本当に正しいのか確かめるべく、この世界を去る前に各地の人の話を聞いて回ってみましょう。
- 私達は信じられないほど遠い場所からやってきて、ハイドロエリアにしばらく住み、その後、この町に来たそうです
- 工場のペースが緩やかになったんで、休める時間も長くなったよ。それに、地上という場所から沢山の人達が来てくれるそうだね
- 我らは地上と言われるフロアを守るために働いているそうです。地上に水と空気を送り、僅かに余った分がここに来るのです
- 水と空気が少しだけ綺麗になりました。やはり動力部に異常があったのですか?
- ごはんを食べたの3日ぶりだよ
メタリモの人達は相変わらずハードな人生を送っているようですが、過去のことについては今のところ冷静ですね。そりゃ300年近くも昔の出来事みたいですから、普通、直ぐにはぴんと来ないと思います。とはいえ、危機から脱したばかりの今だからこそ、過去に因縁があった地上の人達の善意にも素直に感謝できますが、こういった過去の問題というのはメタリモの人達の生活が楽になってきた頃に噴き出してくるものなのです。そこをどう乗り切るかがこの世界の命運を分けることになるでしょう。
工場にいた人からルースレンチさんがラックス用の防具を作ってくれているらしいという話を聞いたのでルースレンチさんのところに行ってみたのですが・・・
ラックスにアークを宿らせて連れて行ったりもしてみたのですが、一切、そんな感じの話にならないのですよね。まさか作っては見たものの失敗しちゃったとか?
- メタリモに仕事を探しに来たけど、工場は少ししか儲からないし、地下のモンスター退治は怖いから迷っている
- 今回ラットウッドに起きた災いは時間の尊さを感じるいい機会だった
- 地下のエレベーターが動き出してからメタリモの工場で働く人や元々メタリモに住んでいた人がこの町に出入りするようになった
工場が動かなければこの世界に住む人全員が生きていけなくなるのですから、原始的に持ち回り制にするか、あるいはこの世界の人達から集めた税金で運営するべきです。この世界の仕組みを皆が知ってしまったのですから、工場での労働に対する評価を低いままにはしておけません。
地上へと繋がるエレベーターが稼働していることをメタリモの人達が知ってしまった今、もうメタリモの人達ばかりに工場の仕事を押し付けることは出来なくなってしまったのですから。
- 音が戻って、この町の音楽家達も活気づいてきたようだ
- ラットウッドの地下にメタリモって町ができて、そこに金になる良い仕事があるらしい
- パブロという男がベルの森に行ったきり戻ってこない
- 最近はラットウッドの町へ向かう人が増えた
メタリモから離れるほど影響が減っていっているような気がしますね。非常にリアルです。
ラットウッドはメタリモのお陰で経済的にも活気づいているようで、若い音楽家をラットウッドに招こうとスカウトの方がデュプロに来てました。
でも、デュプロの音楽家達はあまり景気良さそうじゃありませんね・・・
デュプロで行方不明扱いになっていたパブロさんの所へも行ってみると・・・何この人だかり!
パブロ「あずさじゃないか!久しぶりだね。見てこれよこの人の数!皆ボクの弟子なんだ!大物になったもんだろ?」
全部弟子!?デュプロでは噂にすらなってないのに弟子の方々は一体どこからやってきたの!?
- ここいらへんにある機械はエジソンの先祖が作ったんだそうじゃ
- 最近できたメタリモって町では人手が不足しているらしいんだ。私も一稼ぎしに今から行くところさ!
- 機械が動いているお陰で私達が暮らしていけるなんて未だに信じられないねぇ・・・
- 私達、昔は地下に住んでいたんですって!
しかし、カポネの傭兵さん達はどういった手段でメタリモや地下工場の話を広めたのでしょうね。多少、誇張されて伝えられているとはいえ、広報力があまりに凄すぎる・・・
キープンサインの道具屋のお婆さんが私のあまりのみすぼらしさに見かねてプラチナのブローチを恵んでくれました。
- メタリモという新しい町で商売を始めようと思っている
- 皆メタリモとかいう町のモンスター退治に駆り出されてしまった
そういえば、以前、鍵がかかっていて入れなかったこの部屋にいつの間にか入れるようになってました。
宝箱の中身は深海のオーブ、象牙のカメオ、魔性のスプレーです。
それにしてもエジソンさんとアインシュタインさんがどこにもいない・・・これだけ探してもいないとなると、もうあそこしかないかな。
ハイドロエリアにやってきました。あ、いたいた。
アインシュタイン「これから環境維持システムの改造を始めるつもりだよ」
え!?そんな初めて見る機械の改造なんてできるの!?
アインシュタイン「ついさっき、下のフロアから大きなエネルギーが発生したんだ。これでしばらくの間、システムは正常に動くだろう。でも、このアンバランスな機械は直さなくちゃいけない。これは私達2人の使命だと思う・・・アークとかいう得体の知れないものに頼らずとも、きちんと動作するシステムを作って見せるさっ!」
エジソン「この無人の町にある資料を見たんだ・・・環境維持システムの製作者はエジソンとアインシュタイン・・・つまり、私達2人の先祖だ。道理で昔から機械に対してただならぬ思いがあったわけだよ。私達はここに留まり、システムを改造してみるよ。なぁに、自分の先祖が作った物なんだ。なんとかなるさ!」
今のシステムが具体的にどう悪いのかについては教えてもらえませんでしたが、少なくても、アーク無しでも再起動できるようには改造されるみたいですね。まるで私がこの世界からアークを持ち出す罪悪感を減らそうとしてくれているかのよう。
無事、この世界のアークを手に入れ、更に世界の平和も改めて確認したところで神殿へと戻るわけですが・・・今日はここまでかな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。