【平たい孫子兵法】兵は詭道なりぃ!

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こんにちは蘭丸です。

来年、チャイルド・プレイ(映画)の最新作が出る…と、チャイルド・プレイ好きの友達が言うので、1作も見たことない私は付き合いで1作目を現在進行形で見ております。

しかしさすがに昔の映画(1988年)だけあって、怖いもの苦手な私でも怖くない!!!
子供向けのお人形がどんだけ怖い顔しても黒焦げになっても、包丁持って追いかけてきても、怖くないもんは怖くないみたいです。人形じゃフィジカル面が弱すぎるからだろうか。ジョジョのエボニーデビルは強かったイメージなのにチャッキーはお子様用人形だからだろうか、ビジュアルも能力も怖くない。ゾンビとかレッドジョンとか屍人とかキョンシーを見過ぎたみたいだ…。最新作に期待します。
それにしてもチャッキーさんは撃たれたのも殺されたのも自業自得過ぎる普通の殺人犯。メンタリストだったら粛々と次の話に進んでしまいそうなくらい薄いキャラだったのが驚きでした。冒頭でいきなり本体が死にますが、本体はロン毛イケメン。いくら黒魔術的なのをかじってても、怨霊になりそうもない存在の軽さ。なのにR指定…これでトイレいけなくなるような15歳は、2000年代以降にはちょっといないかもしれないですね。

チャッキーは自分が人形であり、生き物じゃないので、容疑者リストには載らないということを利用していました…(いやそこまで深くない気もするが)。
これぞ「兵は詭道なり」…。

今「兵は詭道なり」の意味を調べると「サプライズで喜ばせる」「いい嘘をつく」みたいな意味が出てくるんですが本来は良い意味(?)の言葉ではありません。「詭道」の「詭」は、たばかる、騙す、という意味です。
孫子の兵法の「兵は詭道なり」は何が言いたいかって言うと「正々堂々やってるだけじゃ勝てない時もあるから駆け引きもしろ」ってことなのです。相手にフェイントをかけたり、ロブショットを打つと見せかけてネット際にボールを落としたりなど、一見汚いように見えるようなことでも、勝つためにはやれってことです。出し抜かれた側は負けるしかないんだし。きれいごとだけで済まそうとすんな、平和ボケも大概にしとけよということかと。
もちろんルール違反(法令違反)をしては自分が勝ったとは言えませんので、ルールの中でいかに誰も考えていないことをするか、それが大事なことだ、ってことですね。
人を騙したからって、生き残るためならしょうがないのでドヤ顔で「兵は詭道なり!」と言えばいいと思います。なんか孔明みたいでヤダって伊達さんは言いそう。

うーん。今日は短いですけど、チャッキーのせいで孫武先生の言葉があんまし入ってこなかったんだよー。アンディー可愛いね!!
本当に2とかからは怖くなるんでしょうか…。人形がスタスタ歩いてるのめっちゃシュール。

栁澤蘭丸でした、ではではでは。ではでは。

【平たい孫子兵法】兵は詭道なりぃ!_挿絵1
すでに2が公開されちゃってるのでアレですけど…ラストシーンで、アンディが意味深な顔してチャッキーがいた場所を見つめるんですよね。実はチャッキーとアンディは心が通じ合ってる本当の友達になってて、チャッキーは大好きなアンディを殺したりできない!そのかわり、アンディはチャッキーが乗り移れる別の人間を探してあげる!邪魔する奴はみんなあの世送りやで!みたいな共犯だったことが判明するんなら次回作結構観たい気がする。すでに次回作もアンディはチャッキーとは敵同士みたいですが。殺人犯と子供の友情物語!無いか。でも最初の仲良しぶりは可愛かったんだけどねぇ(´・ω・`)

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