投稿日:
皆さんこんにちは。
ふとした拍子に過去のトラウマが蘇ってしまった伊達あずさです。
何か意味深なタイトルになってますが、別に怪談話でもなければ、切ない感動ストーリーとかそういうのでもありません。
今からするのは単なる私の思い出話なのであしからずです!
あれはまだ私が大学に通っていた頃の話・・・それは蘭丸さんが私の家(実家)に遊びに来た時の話です。
その時は冬も近く、私の部屋に寒さ対策・・・と言うか、こたつ用として大きなこたつ布団が置いてありました。そしてどうやら、私の部屋で遊んでいた蘭丸さんはそのこたつ布団に目を付けたようです。
おもむろにそのこたつ布団を頭からかぶる蘭丸さん・・・まるで、布団でかまくらを作ったような体勢になり始めました。
寒さに強く、暑さに弱い私に対して、蘭丸さんは暑さにも寒さにも非常に弱いため、ひょっとすると寒いのかな?と始めは思っていたのですが、どうやらそれだけではない様子・・・蘭丸さんには何か考えがあるようです。暫くして、蘭丸さんは私をこたつ布団で作られたかまくらの中に招き入れました。
これで私と蘭丸さんはこたつ布団かまくらの入り口方向を向いて並んで座った状態となりました。
2人の体勢が落ち着いたのを見計らって蘭丸さんがついに動き出しました。蘭丸さんはかまくらの中に引き込んでいた、お菓子、自分の髪留め、私の部屋にあった様々なアイテムをかまくらの入り口部分に嬉々として並べ始めたのです。
そして、私に一言・・・「これ商品ね!」
なるほど・・・蘭丸さんはお店屋さんごっこを始めるつもりなのですね。
確かに私達はとうに二十歳を超えた大人です。お店屋さんごっこで遊ぶような年齢ではないかもしれない・・・でも、蘭丸さんが気分で変なことを始めるのには慣れています。それに私はそういう蘭丸さんの奇妙な行動も、お店を経営するのも嫌いではありません。良いでしょう!私もそのお店屋さんごっこに乗ろうではありませんか!
さて・・・蘭丸さんが商品を並べ始めたわけですから、このこたつ布団店を経営するのは蘭丸さんが相応しいはず。となれば私の役割は1つ!と、こたつ布団のかまくらから出ようとした私に蘭丸さんが衝撃の発言を・・・
「お客さんなかなか来ないね~」
!?
「お客さんなかなか来ないね」・・・ですと?私にそう話しかけてきたということは、蘭丸さんの中では私も店員という設定なの?
それはまずい・・・だって、この部屋には私達2人しか居ないんです。
つまり、この配役では何時まで経ってもお客さんなんて来るわけがありません。百歩譲って私の家族が部屋に入ってきたとしても、「あら?こんなところに素敵なお店屋さんがある!何か買って行こうかな?」なんて気の利いたことをやってくれるわけがありません。十中八九・・・いや、9割9分9厘、限りなく100に近い確率で「あんたたち何やってんの?」と言われるのがオチです。
そんな困惑状態の私に構わず、蘭丸さんは物凄く純粋な目で、「お客さん早く来ないかな~」、「商品が悪いのかな?」、「これ売れるかな?」とか話しかけ続けてきます。そして、そういう時の蘭丸さんの演技力は凄い・・・え?いや、本当に演技なの?これ。
心ここにあらず状態で曖昧な相槌を打ち続けていた私でしたが、蘭丸さんがあまりにも長い間、絶対に来るはずのないお客さんの来訪を待ち続けるため、私の心は切なさではち切れんばかりです。
もうやめて!とっくに私のMP(精神力)はゼロよ!!
精神的に限界を迎えた私は立ち上がって、かぶっていたこたつ布団を投げ飛ばし・・・
「今後、お店屋さんごっこは禁止します!」
蘭丸さんは私が涙目になりながら起こした突然の行動に、驚き、そして、その一方的な決定に不満を漏らしていましたが、その後、私と蘭丸さんの経営するこたつ布団店が営業を再開することは二度とありませんでした。
この日以降、私は当時のことをふとした拍子に思い出し、身震いするほどの哀しみがフラッシュバックするようになってしまいました。
そのせいもあって、今では蘭丸さんがこたつ布団を頭からかぶっただけで即座に剥ぎ取ってしまいます。(「寒いのに何すんだ!」とお怒りになりますが)
皆さんも絶対にお客さんが来るはずのないお店屋さんごっこを真剣にやっては駄目ですよ?私の様に心が壊れてしまいます。
良いですね?絶対ですよ?あずさとの約束です。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
まさかコメント欄に蘭丸さんが出てくるとは驚きました。
俺も子供とのお店屋さんごっこで
延々と買い物させられる役はダルかったですが
今となっては、もう少し遊びに付き合っていれば良かったかなとか思います。
子供との想い出・・・プライスレスってやつですね。
まぁ、この時の蘭丸さんは決して子供ではなかったわけですが・・・
あーこれわかる。
わかるわ、これ。
まんま、娘のおままごとに付き合わされてる時の心境そのものw
ある時はお店やさん、ある時は幼稚園と看板だけ変え、エンドレスに繰り返される、ヤマもオチもない不毛な日常の追体験…
何か大人とコミュニケーション取りたくて、ない知恵しぼって一生懸命考えてくれてるんだ❕と思い頑張るけど…1時間もすると、いつの間にか睡魔に魂持っていかれてますw
そして繰り返される悲劇。
「もういい!ひとりであそぶから、パパでていって!!」
…あれは辛いものだ、うん。
まして、相手がいい大人なら、速攻で布団ひっぺがして良いと思いますよ?www
あわわ・・・
あくまでも私は絶対に来るはずのないお客さんを待ち続ける演技をする蘭丸さんを見ているのがあまりにも辛すぎたっていう話であって、別にオチとかを求めていたわけではないんですよー><
黙って挿絵を描いたけど、一体なんなんだよぉこの記事はぁああ!
私だってオチなんて求めてなかった…、というか普段の行いにオチなんてない、全ては気分、思いつきだというのに…!!
お客がこない店主の気分になってみたかっただけだったのだし、じゃー伊達さんはコンサルタントとして(?)どうしたら客が来るか考える役とかやったってよかったのにねぇ、多分「やめて。伊達さんは店員。私が店長」って言われるだけだけどさ!
こんにちは!
ブログ楽しく読ませてもらっています、はるきちと申します!
個人的に好きな伊達さんの雑談が、久しぶりに読めて嬉しかったのでコメントしました。
お二人が大学生の時から仲が良かったことが伝わってくる記事で、とても面白かったです!
伊達さんの心の叫びが面白く、大変だなと思いつつ、つい笑ってしまいました。
日頃の伊達さんの悩みの記事なども、共感できることが多く面白いので、もしまたちょくちょく読めることがあれば嬉しいです。
それでは、これからもブログ楽しみにしています!
コメントありがとうございます!
最近プレイ日記ばかり書いてて、もの凄~~く久しぶりの雑談となってしまいました。
ぽっぽブログが始まったばかりの頃は毎日のように雑談記事書いてたはずなんですけどね・・・
プレイ日記の冒頭文でちょいちょい小ネタを放出したり、一生懸命ツイートしようとしたりしているせいで、記事としてまとめられそうなネタが在庫切れになってしまっていると言いますか・・・
ともあれ頑張ります!!