女子の世界の細かいことは、男子には分からない

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どうもこんにちは!蘭丸です。

伝聞実話シリーズですね!

男性っていうのはとてもピュアなものです。女性の話すことを信じ、その女性の善性を信じることが多い。しかし女性というのは、本能的にか後天的にか分かりませんが、たやすく「裏の顔」を持つことが出来るのです……今回はそんなお話です…(*´Д`)

ある男性が、自分の主催するテニスサークルに、助っ人に優秀な女性プレイヤーAを呼びました。
その男性は勝負にこだわりたかったのです。だから、友人として懇意にしていた女性Aにお願いして加わってもらったのですが、そのサークルを仕切っていると自負のあった女性Bは、その助っ人の女性Aを男性に近寄る「悪い虫」と考えてしまいました。男性と女性Bは仲良しで、二人でサークルを切り盛りしてきたからです。ぽっと出の女性Aに男性を取られたくないと考えた女性Bは、女性Aに実に細かすぎて伝わらない系嫌がらせwを行いました。女性Aとしても、「ん…?」という程度なのですが、積もり積もってさすがに女性Aも気になってきました。
試合で勝っても、お祝いも言われない。挨拶も返されない。極めつけは、女性Bが女性Aに対して、男性のプライベートなことを「私のほうが知っているのよ」という感じで話すことでした。とはいえ女性Aは婚約者のいる身。男性には興味はありません。しかしさすがに、ほのかに敵意を向けられていることには気づいたようで、男性に「女性Bさんはもしかして、私があなたに呼ばれてきたことを良しと思っていないかもしれない。多分女性Bさんはあなたのことが好きなんですよ。細かいこと(いやがらせ)をいちいち報告するつもりはないけど。あまり私とあなたは仲が良いようにふるまわない方がいいと思う」と言いました。
ですが、女性Bは今までサークルの仕切り役をかいがいしく務めてきた人。男性には、まさか女性Bにそんな一面があるとは思えません。
「女性Bも、君が来てくれてとっても感謝していたよ。考えすぎだよ。気にしないで行こう」と、女性Aに言ってしまいました。結果女性Aへの女性Bの待遇は変わらず、女性Aは男性のサークルを手伝うことを辞めたのでした。

男性は、長年信頼してきた女性がまさか裏で他人に意地悪をするなんて、つゆほども想像できなかったのですが、実際は女性Bは色んな顔を持っています。もちろん女性Aだって、婚約者と男性に対して持っている顔は全然違っていたでしょうし。男性だって、女性Aにも女性Bにもいい顔をしようとした結果があの「気のせいだよ」という発言になってしまったのですよね。敵対(?)する2人に同時に良い顔をするという自然な状態はあり得ません。
男性はこの時、自分のサークルで自分の管理下にある者が客である女性Aに失礼を働いたのだから、女性Bに問いただすかは別として女性Aにお詫びをしなければならなかった、というのが正解です。女性Aは女性Bよりもテニスサークルの戦力となっていましたし、それは別に好き好んでなったわけではなくて、男性から頼まれたからというだけなんですから。しかし、女性の世界のこまごまとしたことは、男性には「そんなちっちゃなこと?」と思えてしまうようなことでもありました。女性Bの行動にどんな意味があるのかを、一切考えなかった男性。

このように、自分にはとても好人物に見えていた人が、実は裏では全く別の顔を持っていて、好人物とは思えない所業をしていたということはよくあることです。
ピュアもほどほどにして、相手から見た自分の立場や、自分を見る相手の立場を想像し、意地悪な行動をとる動機があるなら疑わねばなりません。そうしないと、味方に足をすくわれるという話でした。

今でも男性は女性Bを良き相談相手としてサークル活動をしていますが、連れてくる助っ人は男性助っ人以外は全て追い返されてしまっているそうな。
知らぬが仏とは申しますが、知ったほうがいいこともあるよね、人の裏の顔は特にね。というお話でした!

蘭丸でしたー★

女子の世界の細かいことは、男子には分からない_挿絵1

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