「キャラクター(への)愛」というものについて

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どうもー。蘭丸です。
人間だれしも、いろいろな面を持って、あるいは演じて暮らしているわけなので、どの角度から見ても同じ人間なんて絶対にいないわけですよね。
例えばですが家では暴君、学校ではお調子者、塾ではしっかり者、みたいな。
他人のことは、そのたった一面しか通常は知ることができないわけです。学校でクールな(?)ヤンキーがたまたま彼女とのデートをクラスメイトに目撃され、デレデレデレデレしてそれはもうみっともなかった…みたいな特殊なことが起こらない限りは、一面しか見れないものなのです。

が、なのでこのブログでの私も一面であり、伊達さんが見ているのも一面であり、血族が見ている私も一面でしかないのです。

まぁそのたまたまの一面が、とあるアニメキャラクターにとてもよく似ていると取りざたされたことがありました。正直このブログでの私とはかけ離れていますし、家族の見ている私ともかけ離れています。っていうか伊達さんから見た時のみの私の印象と言っても過言ではないので、誰の同意も得られないに決まってると思うんですけど。。。。伊達さん…

そのアニメキャラクターの大ファンだ、という人に「私の知り合いに、そのキャラにそっくりな人がいるんだよ、リアル○○だよ」みたいなことを言った伊達さんは、相手に激怒されたそうですww「○○はそんなんじゃない!!」「○○は声があの声優さんだからこその○○なの!!」と……。「ええっ、そんな人がいるなんて!会ってみたい」とか喜ばれると思ってた伊達さんは面食らってしまったそうです。

しかしね、私も同じことを言いたい。私はあんなんじゃないです。(そのキャラは元気だけは良く、奇行ばかりするという、リアルにいたら絶対怖いキャラなんだもん…)私は普段このように(?)きちんとした文章も書ける普通の人間としての一面も持っているんですから(多分)、奇行ONLYのアニメキャラと同じにしてもダメに決まっています!!

それにしても伊達さんは、「好きなキャラに似ている人がいるなんて、私ならうれしくなるのに」と首をひねっていました。これは、ピクセルでの欧米人の反応とよく似てますね。欧米人は、ゲームなりアニメのキャラクターが「こっちの世界に出てきてほしい」と願うのに対し、日本人は「自分が向こうの世界に行きたい」と願う傾向にあるので、こっちの世界によく似たキャラがいようと日本人的にはうれしくない、という問題があります。伊達さんは欧米人だったのか…。

そしてもう一つ。日本のアニメファンの方々は純粋にそのキャラが好きというだけではなくて、そのキャラに自分を置き換えてみている節があると思うのです。その私が似ていると言われたキャラクターは、男性キャラですが、パーカーに半ズボンという超簡単な衣装なのも相まってか、たくさんの女性がコスプレしていました。これは、単に好きというだけではなく、このキャラの良いところを自分に投影したいという願望の表れなんじゃないかなと私は思います。つまり、このキャラになりきりたい、という思いをファンの方々は持っている。単に「ガッキー可愛すぎ、結婚したい」みたいな、ひとりの異性として好きという次元を超えて好きということなのだと思います。まぁアニメキャラだから結婚できないし。
そのため、自分だってそのキャラになりきりたいと願っているのに、他の人から「あの人すごく似ててリアル○○みたいなんだよ」と言われると、ついカチンときてしまう、ということなのではないかなと。しかも、実際、伊達さんの見ている私の一面と、このブログなどを通じて私を知っている人では全然見えている面が違うので「全然違う!!(怒)」となるのは自明の理なのかもしれません。

特定の(マクロスとか)アニメしか観ない伊達さんにはそのへんはあまり理解できないらしくて、しばらくしょんぼりしていましたが、そのうち、欧米人伊達は日本女性の繊細なファン心理を理解すべく色々勉強しだすのでした。…何のため?何かの役に立つんか(´・ω・`)

まぁとにかく私の言いたいことはですね…
私は奇行に走ったりすることはほとんどありません。特定のスポーツを愛しているわけでもな…あ、まぁ、競走馬を愛していますがそれくらいですよ!それも馬券を買う類の愛ではなくて、育てるほうの愛ですので全然関係ないです。あとは猫より犬より鳥が好き、総括すると何にも似てないものなんですよ人間なんてねェェェ!

以~~~上!!
(厚切りジェイソン好きだなぁ…)

「キャラクター(への)愛」というものについて_挿絵1
PSO2のキャラは完全にランカちゃんぽかった(見た目)です昔…(*´Д`)
キラッ★

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