人は自分がしてもらったことを他人にする:応用心理学

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こんにちは。栁澤です!

今回は、私達人間が何をしたくなって、何をしたくならないのかというお話をしたいと思います。
…私がお話をしたいのは、この法則には別に当てはまっていないので…最初から暗雲立ち込めてごめんなさいまし。

なんとまぁ、タイトルの通りなんです。
人は、生きてきた中で自分が他人からされた(してもらったこと)を、しようとする性質があるらしいですよ。
愛情を注がれて育った人は、他人にも愛情を注いで生きますし
厳しくスパルタで育った人は、他人にも厳しい。
よく考えたら当たり前ですねぇ…。

ここで一番大切な、誰かからしてもらわないといけないこと、それは「共感」です。
共感っていうのは、気持ちを分かってもらうこと、理解を示してもらうことですね。
これが足りないと「他人の理解」を求めてさ迷い歩く共感ゾンビになってしまうんですよ。
人にとって、「共感」を得るというのは、心の栄養分を得るのと同じことでして、とっても大切なことなのです。

ライトな例でいえば、あなたに好きな本があったとして、それを好きだという友達が周りにいないととても寂しい思いをしますよね。
その本の感想や、考察を話し合いたって、「共感」したいはずです。
なので、共感を得られていない状態だと共感を求めて行動をします。
その本を知らない友達におススメしてみたり、その本を好きと言う人たちのコミュニティに飛び込んでみたり。
そして、「共感」を得、「共感」し、満足満足♪やっぱりこの本は最高だね!となるわけです。

んで~、
重い例でいいますと、「生き方」とか、「考え方」とかも、やっぱり共感が欲しいんです、人。
でも、こういうのはかなり人それぞれなのでそう簡単に得られるものではない…場合もあります。
共感してくれる相手にすぐ巡り合える人もいるでしょうし、かなり特殊な考え方の持ち主だと誰一人分かってくれない、となることも。

「誰も私の事なんて分かってくれない…」「人類ごときに私の信念が理解できるわけがない」などと中二病を発動させている場合ではありません。
どんな人間も他人の共感なしで生きていくのは、栄養の枯渇状態で、ツライのです。自覚がなくても。
こんな時、「分かってよ!分かってよ!」と共感を求めるのは近道ではありません。
共感を求めるだけの人は、ウザいもんです。(ひどい言われよう)
タイトルからすると、人には「してもらったことを他人にする」性質があります。
これを利用するのです…共感を得たいときは、とにかく自分も共感することです!
誰かを認めてあげて、誰かの話に共感するんです。
最初は理解してるフリしかできなくても、そのうち本当に理解できるようになってくるものです。
共感をしてあげているうちに、自分もされるようになってくるから。そしてタイトルに戻る。
因果応報、情けは人のためならず、というわけです。

とか偉そうに講釈を垂れている私ですが
かくいう私がその人から理解をあんまり得られない共感ゾンビそのものだったりします。
変態呼ばわり、ロボット呼ばわり、もしょっちゅうですし。
言うは易く行うは難しですね~(ノД`)・゜・。
書いててもちっともピンと来ないです!

説得力が皆無なことになってしまいましたが、共感が得られなくて孤独を味わっている方がいらっしゃいましたら、参考にしていただけたらこれほど幸いなことはありません!!

栁澤でした。

人は自分がしてもらったことを他人にする:応用心理学_挿絵1

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