Studio POPPO

投稿日：2021年12月7日

前回からの続きです！

皆さんこんにちは。
ほんのちょっと前まで806年が始まったばかりだったはずなのに、あっというまに1年を無自覚なまま過ごしてしまった伊達あずさです。
なんで1年もの時間を何もせずにのうのうと過ごしちゃたのよ！別にピンポイントじゃなければ歴史を変えられないってわけでもないでしょうに！

例えば次に起こる事件は「東部自治区にある天使が暴走する」というものなんですけど、天使使いザーニャがザ神の制御装置である天使の鈴を紛失したせいで発生したって原因までちゃんと書かれてるんですよ。つまり、未然に事件を回避し、歴史を変えていく方法なんて幾らでもあるんです。

いやそれ以前に、本来死ぬはずだったミケーネさんやミジュアさん、そして、クノン王子が生きているのに、後の歴史に何の影響もでていないだなんておかしいな・・・むしろ、後の歴史に影響がでないなら、ミケーネさん達の死を回避する必要ってあったの？？？
やっぱり、過去から未来に向かって順々に歴史を変えていくっていう手法には根本的に無理があるんですよね。なぜこんな破綻することが初めから見えている手法で物語を描こうと思ったんだろう・・・何か仕掛けがあるのかなぁ・・・
あまりにも疑わしいことが多すぎて、話がちっとも進まない！！

ど～いうつもりなのか、アサシナ国の騎士として1年も過ごしちゃったところからの再開です。ほんと私は一体何を考えてるんだろうか・・・
で、王様に呼ばれてるんでしたっけ？

例の如く、素直に政庁へは行かず、1年が経過したという王宮の様子を見て回っていたのですけど・・・
レムヌ王妃が言うには、クノン王子は元気になって遊びに出かけているらしいです。よかったよかった・・・って、はぁ！？クノン王子ってまだ2才にもなってないよね！？この世界の1年って現実世界の1年とそんなに違うの！？それとも、この世界の人は成長速度がとんでもなく速いの？？そんな特殊設定があるなら、最初に説明してよ！！

出口は騎士達によって全て塞がれてしまっているので、寄り道もここまでか・・・政庁に赴くしかなくなっちゃった。

アサシネア6世「あずさよ、東部自治区へ視察に行って来て欲しいのだ。何やら不穏な動きがある様なのだ・・・」

あずさ「はい・・・」

私、1年ですっかりアサシナの犬になってますね。

アサシネア6世「ところでカイザーよ、新王都計画は進んでいるか？」

カイザー「はい、陛下」

ミケーネ「いよいよ実行ですか？」

カイザー「アサシナの力を世界に示すために築いた新たな王都がいよいよ完成したのだ！」

そういえば世界記には王都の移転についても書かれてましたね。確か808年に移転が始まって、809年に終わるとあります。カイザーさんの話だと既に王都は完成してるみたいなのに、移転が開始するまで1年もかかるんですね。それとも今って807年の年の瀬なのかな？だとしたら、私は2年近くも騎士として無為に過ごしちゃったことになるね。

アサシネア6世「王都の移転を成功させるためにも、東部自治区の事は頼んだぞ、あずさ」

王都の移転と東部自治区の不穏な動きには何の関係があるんでしょうか。っていうか、既に不穏な動きがあることを掴んでいるのであれば、その具体的な内容を視察に行く私に伝えておくべきだと思うんですけど・・・なんで無意味に視察の難度を上げるのよ。

ミケーネ「私も同行する」

道すがらミケーネさんから説明して貰えってこと？この国の人は本当にせっかちだなぁ・・・

あっれ・・・政庁を出た途端、世界記が書き替わっちゃった。しかも、内容が全く同じ(天使使いザーニャの前にあるスペースと「ザ神の」という記述が消されたせいで、改行位置が変わっちゃってるけどね)なのに、名前だけ変わったよ。

世界記「東部自治区の混乱は放っておくとアサシナ全土に広がる恐れがある」

恐れがあるというだけで歴史を修正しちゃうの？？何だか傲慢な考え方だなぁ・・・まあ、歴史を適当に弄ってる時点で既に傲慢極まりないんだから、今更なんですけどね。

王都を最後に調査してから1年以上経っちゃったみたいだけど、お店の売り物も、住民達から得られる情報もなんにも変わってない・・・

もちろん、人型天使アルルーナから得られる情報は変化してますよ？
まさかとは思うけど、「東部自治区に不穏な動きがある」っていう情報の出所がアルルーナってことはないよね？もし、私以外でもアルルーナから助言を受けれるのであれば、ザ神の信奉者達はもう少しうまく立ち回るべきだよね・・・

前に一度寄り道してるので、東部自治区に繋がる関所の位置は把握してます。それと今は7月みたいですね。この世界も12か月で1年みたいですから、まだ年の瀬は遠そうです。

関所を守る門番には既に話が通っていたみたいで、特にもめることなく通してもらえました。

東部自治区に入ってすぐのところに町らしきものがあります。寄ってみましょうか。

え！？ここ、イライの村なの！？
ここって邪道盗賊衆のアジトがあった盗賊の森から物凄く遠いし、間には馬鹿でかい川まであるよ？邪道盗賊衆はどういうルートでイライに来たのよ・・・

どういうわけか、村の人がめっちゃ怒ってる。
普通は怒るにしても居なくなった理由を聞いてからじゃないですか？例えば、私が盗賊に拉致されていたとかだったらどうするわけ？本当にこの世界の人って行動原理が理解しがたい！！

イライ

よろず屋(武具)

名前	価格	説明
自動銃	80	銃。自動銃
大型銃	150	銃。自動大型銃
長剣	150	剣。長めの剣
異国剣	250	剣。異国より伝わる剣
青銅着込み	200	鎧。青銅でできた着込み
安手笠	150	兜。羽の装飾を施した笠
鉄鋼守り	80	盾。鉄製の守り

よろず屋(道具)

名前	価格	説明
ちげんたん	15	回復。味方の1人を20回復する
すいげんたん	30	回復。味方の1人を50回復する
すいみんたん	200	変化。思考を停止させて動きを止める
もくさつたん	100	変化。相手の能力を封じる
もうどくたん	100	変化。毒性効果を相手に与える
そくぞうたん	500	補助。戦闘で味方の速さを上げる
わんげんたん	700	補助。戦闘で味方の攻撃力を下げる
たいげんたん	700	補助。戦闘で味方の防御力を下げる

その他の施設

宿屋(1泊70ネル)、酒場

イライの村人は全員、私の話を一切聞いてくれないのに、宿屋やよろず屋の人(武具担当と道具担当)とは取引できるんですよね。3人とも顔見知りだったはずなのに・・・

色々とイライの村を回ってみたい気もするけど、今日はここまでかな。

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