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皆さんこんにちは。
現状では湖の正確な距離が測れないせいか、調査の腰が重くなっている伊達あずさです。
今はざっくり描いておいて、ちゃんと測れるようになってから描きなおせばいいだけなんですけど、そういうやり方があまり性に合わないといいますか・・・
若干憂鬱な気分のままの再開です。
それにしても最近エイミーさんの話をとんと聞かなくなってしまったのですが・・・一体どこにいるんでしょうね。
一応、ちょっとだけあがいてみようということで、今回は2階のこの階段から3階に上がってみようと思います。
ふむふむ、西側に出ましたね。こっち側に船首像があればいいんだけどなぁ・・・
扉の前に物凄くガラが悪くて好戦的な魔物がいました。ランダムエンカウントするものを除くと、案外好戦的な魔物って少ないんですよね。
好戦的なグールを倒した先にもまたグールが。
グール「なんだ、お前達は。その服装を見ると、ウェザートップ館を通ってやってきたな。幽霊屋敷なんていう馬鹿な話にひっかかったのか?」
あれ、こっちのグールさんには話が通じそうですね。
え、ジョアンナさんが探していた恋人ってこのグールのことだったの!?
ジョアンナ「わかるでしょ?ずっと捜していたの。貴方が私の前から姿を消したあの日から」
リチャード(グール)「・・・またお前か。まったくどこまでもうるさい女だ。オレがこの姿に変わってからも、しつこくつきまといやがって。ここまで追いかけてきたとは呆れた話だ。お前の望みはなんだ?オレを殺すことか?それとも殺されたいのか?」
ジョアンナ「・・・リチャード・・・私も一緒に連れて行って。貴方のそばにいたいの。例え、あなたがどんな姿になろうともずっとそばにいたいの!」
リチャード「お得意の愛か!いいかげんにしろ!貴様はただ自分に溺れているだけだ。お前の自己満足な愛のせいでオレがどれだけ不愉快な思いをしていたか!お前はオレの自由を土足で踏みにじった。もうたくさんだ!」
ジョアンナ「リチャード・・・?」
リチャード「あばよ。オレは別の世界へいく。二度とお前に会わずに済む・・・人間に会わずに済む理想の世界へな」
ジョアンナ「待って、リチャード、行かないで!リチャード、リチャード!」
ちょ・・・ジョアンナさんってストーカー気質だったんですね。しかも、かなりやばめじゃないですか。
私「ジョアンナさん、大丈夫ですか?」
ジョアンナ「・・・ええ」
私「彼は一体?」
ジョアンナ「リチャード・アプトン・ピックマン・・・画家を目指す若者で、私の恋人でした。気難しい人で、誰かを愛するということができない人でした。私を愛してくれたこともないでしょう。3年前のことです。彼はオカルトにこっていて、怪しげな秘密結社や恐ろしい化物達と付き合っていたのです。そして、禁断の知識に触れてしまったせいでしょうか、彼の体は徐々に化物に変わっていったのです。まもなく彼は姿を消しました。でも、私は彼を忘れることができず、霊感を頼りに彼を捜したのです。そして、ようやくここまで来たのですが・・・」
私「そうでしたか」
いや、そうでしたかとしかいえないよね!?だってジョアンナさんあまりにも一途過ぎるのですよ。
一途っていいことのように受け止められがちですけど、1つのことに打ち込んで他を顧みないことですからね。言い換えれば自己中心的ってことです。リチャードさんのことを想っているように見えて、ジョアンナさんは自分の都合しか考えてません。ジョアンナさんはリチャードさんも言っていたように、ちょっと自己愛が強すぎるんですよ。
ジョアンナ「あずささん、ここでお別れしましょう。私はリチャードの後を追います。どんなに憎まれても、私は彼が忘れられないのです。きっと、私も心の底では彼と同じなのでしょう。お元気で、さようなら」
ど、どんだけ執着してるんですか・・・リチャードさんが嫌がってるのはジョアンナさんのそういうところなんじゃないの!?それに、心の底では彼と同じっていう意味も分からない!今さっき会ったばかりの私でも、ジョアンナさんとリチャードさんが外見も中身も全然一緒じゃないってことぐらいはすぐに分かるよ!
よく、こんな可愛い(かっこいい)人に依存されるなら本望だわ~なんて言っちゃう人がいますけど、そんなの実際に体験したことないからいえるんですよ!顔の善し悪しだけで全てが許せるのなんて付き合う前だけです。依存体質の人と付き合うのは同じレベルの依存体質の人でないと無理!(もちろん、平和に暮らせるかどうかは別)
っていうか、こうなるんだったらジョアンナさんを入れた状態で経験点稼ぎなんてするんじゃなかった!!しかも、装備品まで持って行っちゃったし・・・最悪過ぎる・・・
ジョアンナさんが勝手に抜けてしまったため、こちらの勝手な都合で大変申し訳ありませんが、アレックスさんに復帰してもらうことにしました。本当はオーガストさんに復帰してもらうことも考えたのですけど、私あんまり呪文使わないし・・・
では、リチャードさんが守っていた扉まで戻ります。奥には女性の使用人がいますね。ひょっとして捕まってたの?
アニタ「助けてくれてありがとうございました。私はアニタといいます。この城で無理やりに働かされていたのですが、化物にさらわれてしまい、危うく殺されるところでした」
あれ・・・ライアンさんの妹さんじゃないですか。
私「アニタさん。お兄さんのライアンさんが捜していましたよ」
アニタ「やはり兄はこの城にいるのですね。兄が私を連れ帰ろうとこの城に忍び込んで捕まり、地下牢に閉じ込められたと噂では聞いていたのです」
とりあえず、アニタさんにはライアンさんの居場所を教えてあげることにしました。
アニタ「お世話になりました。私、兄を捜しに行きます」
エイミーさんよりもアニタさんの方が先に見つかってしまいました。っていうか、ライアンさんを連れてきておけばよかったな・・・
今回はジョアンナさんの話に終始してしまったせいで、ちっとも調査が進まないまま終わりの時間を迎えてしまいました。まあ、次回こそ頑張りましょう・・・
異次元の城 3F
A:情報(湖の牢屋を守る髑髏の騎士は、決して死なない呪いをかけられているそうだ。相手にしないほうが身のためだぞ), B:お店, C:感情操作の魔導書, D:ジャンボン(ずっと南にある島の牢屋に、あんた達と同じ服装の男が閉じ込められているらしいよ。見にいったかい?)
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。