MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
自動化にこだわり過ぎて、自動化することを自動化したくなってきた伊達あずさです。

さて、今回は現在の自動畜産環境が抱える3つの問題点を解決していきたいと思いますよ~

1. 窒息死したウシのドロップアイテムを回収する

Minecraftの家畜逹はどんなに広い場所で飼おうが、何故か密集して窒息したがります。(特に子牛)
よって、畜産と家畜の窒息死は切っても切り離せない問題なのです。
今回は窒息死そのものを防ぐのではなく、窒息死した家畜がアイテムをドロップしてもちゃんと有効活用できる仕組みを作りたいと思います。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵1
と言っても、このEnderIOで追加される装置「Vacuum Chest」を作るだけです!
Vacuum Chestの材料は以下です。

  1. 鉄インゴット×7
  2. チェスト×1
  3. Pulsating Crystal×1

目新しい素材はPulsating Crystalぐらいなものですね。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵2
Pulsating Crystalはダイヤモンドの周りをPulsating Iron Nuggetで囲むだけです。
Pulsating Iron Nuggetはアイテム導管を作るときに使用した素材なので問題ありませんね。

とりあえずVacuum Chestを2つほど作っておきましょう。まあ、本当は1つでも良いんですが、念のためです。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵3
作ったVacuum Chestは家畜逹が詰められている場所の地面の真ん中に埋め込みます。
大人のウシが居る所と子牛が居る所の両方で同じことをしましょう。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵4
するとこんな感じになるでしょうか。「バ」と書かれた部分が今回埋めたVacuum Chestを示しています。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵5
Vacuum Chestを右クリックで開くと、こんな感じで9×3のストレージを持っており、まるでただのチェストのように見えるのですが、もちろんこれはただの箱ではありません。
何と周辺に落ちているアイテムを吸い込んで自身のストレージに自動収納するという便利装置なのです。しかも、動作にエネルギーが要らないという優れもの!!
尚、吸い込み範囲はVacuum Chestを中心とした半径6mぐらいで、重力に逆らって吸い込むことも可能です。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵6
幾らエネルギーが要らないと言っても、内部に取り込んだアイテムを回収できなくては意味がないため、ちゃんとアイテム導管は通す必要があります。
アイテム導管の設定は何時ものように「Mode:Extract、Redstone Mode:Always Active」にしておきます。
これで窒息死したウシが落とすアイテムはVacuum Chestによって回収され、アイテム導管を通って収納されるので無駄がなくなりました。
ちなみにVacuum Chestを作るためのダイヤモンドが惜しい場合は、大人のウシが居る方の地面だけでも十分です。
というのも・・・次の問題を解決した場合、子牛が居る方の場所ではほぼ窒息死がなくなるので・・・

2. ウシの成長速度を早めて、子牛の密集を防ぐ

Vacuum Chestで窒息死によるアイテムロスト問題が解決した所で、次の問題です。
今度は子牛が集まる方の場所で、ウシの成長が遅すぎるため、なかなか屠殺できず、子牛が密集し過ぎるという問題を解決したいと思います。
ウシは再繁殖可能になるまでの時間が5分なのに対し、ウシが成長しきるまでにかかる時間は20分なので、最速で繁殖していくと、どうしたって子牛ばかり増えていってしまいます。
これを防ぐためには、再繁殖の時間を20分にするか、成長速度を5分以下まで縮める必要があるわけなのですが、今回とる手段は意外にも後者の成長速度を5分以下に縮める案なのです!

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵7
しかし、今回は先ほどとは違い、結構環境整備の難度が高いんです。
とりあえずMineFactoryReloadedの装置「Veterinary Station」から作っていきましょう。
材料は以下です。

  1. プラスチックシート×2
  2. Empty Syringe×3
  3. 基本マシンフレーム×1
  4. 銅の歯車×2
  5. レッドストーン受信コイル×1

Empty Syringe以外はハーベスターを作る時にも作っているので問題なさそうです。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵8
Empty Syringeは「プラスチックシート×4」、「Rubber(ゴムの板でもよい)×1」、「鉄インゴット×1」で作れます。
Veterinary Stationを作るために必要な個数は3ですが、後々のことを考えて20個ほど作っておきましょう。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵9
作成したVeterinary Stationは子牛が居る方に設置します。例の如く穴の外から穴の中心に向かって設置しないと装置の面が逆を向いてしまうので注意です。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵10
設置したVeterinary Stationを右クリックすると、こんな感じの3×3のストレージが開きます。
この装置はストレージに入れられた注射器を範囲内の対象に自動で使用するという装置なのです。つまり・・・Veterinary Stationにウシの成長を促進させる注射器を入れれば、ウシの成長促進を自動化できるというわけなのです。
と言うことは当然、ウシの成長を促進させるための注射器も作らなくてもはなりませんね。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵11
これがウシの成長を促進させるための注射「Growth Syringe」です。「Empty Syringe」と「金のニンジン」をクラフトすればできます。
簡単ですね!手動で作るならばね・・・

さて、このGrowth Syringe・・・当然自動畜産環境が最終目標なわけですから、いちいち手動で作っていては意味がありません。
当然のことながら自動で作られるようにしなければならないのですが、実は現段階でGrowth Syringeを自動生産するためには1つ問題があるのです。

その問題とは金インゴットが自動供給されていないことです。
Magical Cropsの畑により金も種にして増やす事が出来てはいるのですが、Magical Cropsから直接採れるのは「金鉱石」なんですよ・・・
つまり、金鉱石を金インゴットにするための自動環境が未だないのです!

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵12
というわけで、発電所の地下スペースを活用して、インゴット製造工場を作ってしまいましょう!
折角ですから金以外の鉱石(鉄鉱石、Certus Quartz Ore、銅鉱石、錫鉱石、鉛鉱石)も精製しちゃいましょう!
銅、錫、鉛に関してはMagical Cropsで増やす環境を作ってなかったので、以前畑を拡張したときに余らせておいた畑を使って、銅、錫、鉛も将来に向けて増やしておくことにしましょう。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵13
ちょっと贅沢が過ぎるかな~とは思ったんですけど、各鉱石毎に専用の装置(SAG MillとAlloy Smelter)を用意しちゃいました。
和箪笥(鉱石の一時格納用) → SAG Mill → Alloy Smelterとアイテムが流れるようにSAG Millの両面をpull/push設定し、和箪笥のアイテム導管にItem Filterを使って、各鉱石のみ搬入されるよう設定しました。
Certus Quartz OreだけはAlloy Smelterでの処理が要らないので、SAG Millのみになっています。
ここまでくれば後は放っておくだけで各種インゴットが自動的に精製されまくります。これで金インゴットの問題は解決です!

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵14
いよいよGrowth Stringeの量産体制を整えていきたいと思います。まずはVeterinary Stationの配管から始めましょう。
Veterinary Stationも動作にエネルギーが必要となるため、エネルギー導管を設置します。後はGrowth Syringeの搬入とGrowth Syringeを使用した後に出るEmpty Syringeの搬出を行うためにアイテム導管を設置します。この時、アイテム導管は「Mode:Inout、Channel(Insert):紫色、Channnel(Extract):水色、Redstone Mode:Always Active」に設定しておきます。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵15
次にこんな感じのGrowth Syringe作成環境を作ります。
一番右の自動作業台から金塊、金のニンジン、Growth Syringeのレシピをそれぞれ登録していきます。
次に各自動作業台に作成に必要な材料が搬入出されるようにアイテム導管を設置していきます。
(黄色:金インゴット、桃色:金塊、橙色:ニンジン、緑色:金のニンジン、紫色:Growth Syringe、水色:Empty Syringe)
尚、Growth Syringeを作っている自動作業台のinout設定になっているアイテム導管は「Channel(insert):紫色、Channel(Extract):水色」に設定しておきます。

ちなみに、わざわざ複数ルートにわけてアイテムの搬入出をしているのにはわけがあるのです。
もしこれをいつものように1ルートで全て行ってしまうと、次の作業台に入りきらなかった金塊がME Storgeにそのまま流れてしまうため、延々金塊を作り続けてしまうことになります。
金インゴットを金塊に変換すると容量が9倍にも膨れ上がってしまうので、ME Strageを圧迫する原因にもなりますし、金インゴットのまま利用するレシピの方が多いので、金インゴットを利用する際の戻す手間もかかります。
そこで、金塊や金のニンジンの搬出ルートを次の作業台に限定することで、必要以上の金塊や金のニンジンを作らせないようにしているのです。
もちろん、各自動作業台にある余分なストレージには土などを詰めて、金やニンジンが搬入される数を限定しておきましょう。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵16
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後は先ほど作ったEmpty Syringeの余り18本をじゃんじゃん流して、Growth Syringeを作る自動作業台とVeterinary Stationの内部ストレージがぱんぱんになるまでEmpty Syringe(Growth Syringe)を詰め込めば完成です。

ただ、実際にこの環境で長い間動かしてみると、Veterinary StationのストレージがGrowth Syringeですべて埋まってしまった時、Growth Syringeを作る自動作業台の空き枠をあぶれた金のニンジンが埋めてしまう事態が発生しました。
これを長い間放置すると、自動作業台のストレージが金のニンジンで埋まってしまい、Empty Syringeを搬入できなくなってしまいます。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵18
これを防ぐため、Growth Syringeを作る自動作業台をEnderIOの「Crafter」に変更、Empty Syringeを搬入する際の一時ストレージとしてItem Bufferをその隣に設置してみました。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵19
これはCrafterを右クリックで開いた時のウィンドウです。
左の枠(3×3)が作成レシピを登録する所、右の枠(3×3)が材料を入れる所です。CrafterはBuildCraftの自動作業台とは違い、材料を入れておくためのストレージ部分が共通ではありません。左の枠に登録した材料しか右枠の部分に搬入できないのです。
上の例でいうならば、左の枠で材料を登録していない、赤枠の部分には材料を入れられません。(金のニンジンも真ん中にしか入れられません)
これにより、金のニンジンによってEmpty Syringeを入れるスペースが消費されることはなくなりました。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵20
Crafterを作る際に必要となる材料は以下です。

  1. 鉄インゴット×6
  2. 作業台×1
  3. Machine Chassis×1
  4. Z-Logic Controller×1

初登場のZ-Logic Controllerはゾンビ発電の必要材料だったZombie Electrodeを作る際にも使用したSlice’N’Spliceを使って作ります。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵21
Slice’N’Spliceに「Soularium×2」、「ゾンビの頭×1」、「Silicon×2」、「レッドストーン×1」を入れればZ-Logic Controllerの完成です。
尚、Crafterを動作させるためにはエネルギーが必要となるので、エネルギー導管を忘れずに引きましょう~

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵22
Veterinary StationによってGrowth Syringeを打たれた子牛は一瞬で大人に成長し、グラインダーで屠殺されます。
これでもう子牛が密集することはありませんね。っていうか、5分毎(再繁殖が可能になる時間)にウシからのドロップ品を得られるようになるわけですから、相当効率的な畜産環境になりましたね・・・
まあ、Growth Syringeの作成には金インゴットが必要なので、さすがにMagical Crops無しでこの環境は成しえませんけどね。

3. グラインダーからモブエッセンスを抽出する

残す問題は後1つ、グラインダーが対象を屠殺する際に生み出すモブエッセンスを抽出する機構についてですが・・・
これは物凄く簡単です。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵23
こんな感じでグラインダーと大量に並べたFluid Tankを液体導管で繋げばOKです。
Fluid Tank内にためられたモブエッセンスはストローを使うことで直接飲む事が出来ます。

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵24
ストローのレシピはこんな感じです。簡単ですね~

MineFactory Reloadedで完全無欠の畜産環境を整備する(第26話):Minecraft_挿絵25
緑色のモブエッセンスが貯まったFluid Tankに対して、スニークしながらストローを使う(右クリック)すれば、ごくごく飲めます。
飲むと経験値が増えるんですよ!これでエンチャントもやりたい放題ですね~

と言った感じで、完璧な完全自動畜産環境が整い、ゾンビ発電もちゃんと意味あるものとなったはずです!
ますます発電環境が充実してきたわけですが、折角ですからもう少し発電所を充実させたいと思っているんです。
そう・・・次回は禁断の原子力発電に挑んでみたいと思います!(何か私、毎回禁断とか言っちゃってますね・・・)

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