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皆さんこんにちは!
シミュレーションゲームのプレイ日記を書くにはまだまだ腕が足りない伊達あずさです。
というわけで、暫くはロールプレイングの力をお借りすることに・・・
そんな私が今回プレイするのは「ムサシの冒険」です。
とりあえず簡単にこのゲームのストーリーについて、いつもの様に予め簡単に説明しておきますと・・・
5つの国から成り立つ大和を舞台に宿敵「妖魔餓次郎」を倒し、大和に再び平和を取り戻せ!
と、いうことらしいです。
やけにスッキリしてますね・・・私も少しは見習わないと・・・
というわけで、早速ゲームを開始しましょう。
しかし、セーブデータ3つもありますね。
データのコピーも出来るみたいですし、変な選択を試すときには活用させていただきましょう。
バッテリーバックアップによるセーブ機能が標準搭載されているこの頃のファミコンゲームはちゃんとゲーム内説明も充実してますね。
ストーリーが説明書頼みになっていないという所が良いです。
やっぱり子供の頃って、説明書とかあまり読まずに始めちゃいませんか?
人によっては説明書も箱と一緒に失われてしまったりすらしますもんね。
そういう意味で、ゲーム内でしっかりとストーリー説明や、操作チュートリアルがあるのって大事ですね。
現代のゲームはそういった過去の経験を教訓として作られているのですね。
まあ・・・現代ゲームは円盤になってますから、箱を失う人は少ないでしょうけど・・・
っと、余計な話をしちゃいましたね。
とりあえずストーリーをノーカットでどうぞ!
今は昔の物語……
ここ美砂の国の有馬の里に大層剣技に長けた若者が居りました。
彼の名はムサシ……
あの剣豪宮本武蔵の二代目でございます……
ムサシは国一番の剣豪に成りたいと何時も心に想っておりました。
そんなある日、ムサシは不吉な噂を耳にしました。
妖魔餓次郎と名乗る若者が黄泉の国から恐ろしい魔物を次々と呼び寄せて、人々を苦しめているというのです。
…ムサシは思いました。
「よ~し、オイラがその餓次郎を倒してやるわいっ!そしたらギャルにモテモテじゃっ!!」
「餓次郎がなんじゃ!!大和魂を見せちゃるわい。ぐわっはっはっはっはっ!!」
果たしてムサシに……
いえ、貴方に餓次郎は倒せるのでございましょうか……?
というわけで、始まったのですが、ぱっと見の雰囲気が桃太郎伝説に似ている気がしませんか?
最初のストーリーの雰囲気や、ギャグっぽい感じもその思いに拍車をかけています。
まあでも、半ば強引に勇者の血を引いているんだから、魔王を倒してきなさい!
とか無茶苦茶言われるよりは、「女の子にモテたい」という自発的な理由で旅立つ方が現実的かもしれませんね。
やっぱり、モチベーションが違いますからね。
じゃあ私も微力ながらムサシがモテるためのお手伝いを致しましょう。
お爺さんは私のモテたいと言う夢を応援してくれるみたいです。
軍資金として200両もくれました。
やっぱり男同士だから気持ちがわかるってことなのでしょうか。
理解がある祖父を持ってムサシは幸せですね。
ちなみに、お婆さんもとりあえずは応援してくれるみたいです。
しかし、ムサシって宮本武蔵の二代目ということでしたけど、お父さんは何処に行っちゃったのでしょうね。
歴史的には老衰と言われる程まで長生きしたみたいですから、もしかして何処かで会えるのかな?
これまでのゲームにありがちだった「主人公の自宅は街の外」という常識を覆し、ちゃんと主人公の家も村の中の1つの家として扱われています。
何気にリアリティがあるのです。良い感じ、良い感じ。
というわけで、早速情報収集から参りましょう。
有馬の里の情報(宿賃は6両)
- ここは美砂の国の有馬の里ですだ
- 武具や防具は必ず装備しなさい
- 村を出る前に長老様のお話を聞け
- 鳥居には不思議な力が宿っているそうだ
- 毒の沼に入ると体力が減る
- 村を出て北東へ進むと稲城の村がある
- 餓次郎はこの世の果てに浮かぶ巌流島に居るらしい
有馬の里の武具屋と万屋
ムサシは初期装備無しのようなので、お爺さんから頂いた軍資金200両で、木刀と木の胴を購入しましょう。
最初の街に1種類の武具しか販売していないとは・・・
まあ、下手にグレードが高いものを売っていると、それ欲しさに素手で外の敵と戦おうとしかねませんからね私。
しかも、逆にその方が効率悪くなっちゃったりする有り様です・・・
最初から1種類しか武具が売られていないのは私にとってむしろ幸運なことでしょう。
しかしながら、開始早々衝撃の事実が・・・
モテたいという理由で餓次郎を倒すと言っておきながら、既にモテてる・・・っていうか、許嫁らしき「お通」なる人物が!
だめじゃんムサシ・・・
もしかして、お通のことが嫌いなのでしょうか。
この画面ではお通の器量までは分かりませんが、きっとムサシ好みではなかったのでしょう。多分。
村の人が出かける前に長老の話を聞いていけというので、長老を探してみたところ、村の左下側にある大きい家の中に居ました。
ちなみに、長老の話はこんな感じです。
この国には不思議な法力を使うタヌキが住むという…
お主が餓次郎を倒そうというのなら其奴を連れて行くと良いじゃろう。
見つけたら、また、儂の所へ来るが良い!
タヌキ・・・犬や猿や雉の代わりに、ムサシはタヌキを仲間にするんですね。
しかも、タヌキを仲間にしたら戻って来いとのこと。
これは忘れないようにしておかないと!
村の人が鳥居には不思議な力があるというので、村にあった鳥居を調べてみたりしたのですが、特に何もない様子。
鳥居の向こう側、川を挟んだ所に居るお爺さんの所へも行けませんし、この村にはまだまだ隠された何かがありそうですね。
とりあえず、今は諦めておきましょう。
ひと通り、武具も購入し、話も聞けたわけですから早速フィールド探険と参りましょう!
バシバシ敵を倒してレベル上げちゃうよ~張り切っちゃうよ~
第1魔物発見。
って・・・この姿で「のこのこ」!?
ノコノコって言ったら緑(時々赤)亀のイメージしか無い・・・
まあともあれ倒すわけです。
ちなみに2撃程度で倒せる強さの割には3両も持ってましたよ。
2匹倒せば宿賃分ですから、結構余裕ですねこれは。
なんて思ったのは最初の内だけでした・・・このゲームって敵の強さと得られる経験値が全然マッチしてない!
のこのこ以来、いろんな敵が出てきますが、物凄い強い割に全然経験値を持ってません!
つまり、全然レベル上がらない!
どうなってるのこのゲーム!
しかも、レベルアップしても全然それらの敵が楽勝になりません。
延々にのこのこを倒していた方がマシなくらい!
だって、2連戦が不可能なくらい凄い強いくせに3とかしか経験値持ってないんですもん!
だったらのこのこを3匹倒した方がマシ!
結構後期のゲームなのに何このファミコンらしい難度・・・
とりあえず物凄~~く頑張って6格(レベル)まで上げてみました。
それはもうひたすら「のこのこ」と「もろこし」だけ倒しまくりました。
どっちも経験値1しか貰えませんからね・・・かなり苦労しましたよ。
しかし、ちょっと外れるだけで急に敵が強くなるので、全然進めない!
さては・・・これは私のようなレベル上げマニアのためのゲームですね。
「らんたん」という新しい回復の術を取得したことで、戦闘継続力がかなり増えた私は、有馬の里の南側にある毒の沼の向こうまで遠出してみました。
まあ、遠出といっても2画面分ぐらいなんですが・・・「のこのこ」すら油断すると連続攻撃を仕掛けてきてこちらの体力を減らしてくるので、その程度の距離すら大変ではあるのですよ?
毒の沼の向こう側には何やら鳥居がありました。
村の中にも鳥居がありましたけど、なにか関係があるのでしょうか。
乗ってみるも、調べてみるも、村にあった鳥居同様何にも起こりません。
う~ん・・・村の人がわざわざ鳥居には不思議な力があると言っていますし、日本のゲームが全く無意味なものを作るとは思えませんので、将来的には何かしらの役に立つのでしょうけど・・・
まあ、ここに鳥居があったことだけ覚えておきましょうね。
もしかすると、レベルよりも武具の方が戦闘影響力が強いゲームの恐れがあるため、とりあえず北東にあると言われていた村へ向かってみました。
確かに、有馬の里とこの村の間には「のこのこ」と「もろこし」しか出現しないみたいです。
規定のルートを外れると敵が強くなるパターンなのですね。
兎にも角にも、情報収集です!
稲城の村の情報(宿賃は6両)
- この国の南西には庄屋どんの家がある
- 妖魔達に襲われそうになった時、可愛いタヌキが不思議な法力で助けてくれた
- この村の西に平福村という小さな村がある
- 昼寝をしていたタヌキが妖魔達に捕らえられたのを見た
- 五輪書という巻物さえあれば、真の武芸者になれる
稲城の村の武具屋と万屋
何か五輪書の情報が出てますね。
五輪書って宮本武蔵が書いた兵法書ですよね確か。
ってことは、父親が書いた書物ってことですね。
やっぱり何処かで父親に会えるのかな?
村の左下には何やら怪しげな階段が。
階段を降りて行くと何やら怪しげなBGMが鳴り響き、部屋の中央には祈祷師が・・・
何かこんな所まで桃太郎伝説に似てますね。
完全にインスパイアされてますね。
18両払って占って貰った所、海苔巻き・・・ではなく、巻物を集めないと餓次郎には勝てないとのこと。
ちなみに本当に祈祷師が一旦「海苔巻き」って言ったんですからね!
何かこれまでにないくらい寒いゲームになりそうな予感がひしひしと伝わってきます。
ね?ノリがおかしいですよね?
何となく私が不得手なノリのストーリーになっているような予感がします・・・不安です。
さて・・・村で新たに得られた新たな行き先は「南西にある庄屋の家」と「西の平福の村」ですね。
っていうか・・・ここって有馬の里の北東、つまり、稲城の村の南西って有馬の里なんですけど・・・庄屋の家って何処にあったの?
でも、村の人は「この村の南西」とは言わず、「この国の南西」って言ってたんですよね。
国ってどこまでが国扱いなのやら・・・
とりあえずは、村基準で西にある平福の村が最初なのかな。
平福の村へ向かう前に武具は全て新調しておきましょう。
武具を新調した所、結構敵が楽になったような気がします。
相変わらず「のこのこ」と「もろこし」しか出てきませんけどね。
稲城の村から北西にある橋を渡って西に進むと、新しい村が見えてきました。
結構村同士の間が近いですね。
地下鉄の駅より近いですよこれ!
こんなに村ばっかり沢山あると情報収集が面倒くさいよ~
平福の村の情報
- 安らぎの笛を鳥居で吹けば身も心も癒される
- 西の岬の洞窟に妖魔達が住み着いている
- 大和は国生の国、多良間の国、烏山の国、陸奥の国、美砂の国の5つから成り立っている
平福の村の万屋
この村には宿屋も武具屋もありませんでした。
まあ、あんまり新規武具を連発されてあっても、お金が保ちませんしね。
で、やっと鳥居に関する情報が得られました。
どうやら安らぎの笛というものを鳥居で使うとなにか良いことがあるみたいですね。
新たな場所の情報としては、西の岬の洞窟というものがあるみたいです。
名前からいって西にあるんでしょうけど、何処基準に西の岬なのでしょうか。
美砂の国基準なら、本当に西の端にあるのかもしれませんね。
しかし、ここには宿屋がないから拠点にはできませんね。
折角だからもう少し新調した武具でレベル上げがしたいところなのですが・・・
平福の村から西に進んで一周したら有馬の里まで戻ってきてしまったので、今日はこの辺にしておきましょう。
しかし、中々このゲームは骨が折れそうな予感がしますよ?まだ序盤なのに。
私のレベル上げ技が炸裂しちゃいそうな、そんな予感がします。
乞うご期待!
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。