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皆さんこんにちは。
いまいひとつ心が晴れない伊達あずさです。
でもまあ、そんな日もあるでしょう。
というわけで、モルーバさんが私達にとってどのような助けとなるのか、早速、本人に確認してみることとしましょう。
大神官モルーバ「・・・そうか、プランシーは神に召されたか・・・」
あずさ「お願いです。どうか、僕に力をお貸しください」
大神官モルーバ「・・・戦って何とする?お前は枢機卿や公爵のように強大な権力を欲するが故に戦っているわけではない・・・しかし、争いは民を苦しめ、民に犠牲を強いるだけだ」
あずさ「分かっています。だからこそ、今、争いの火種を消さねばなりません。二度と枢機卿や公爵のような者を出さぬためにも、争いの道具として利用される要素を無くさねば!かつて、ドルガルア王がそうしたように僕達は個々の民族を棄て、ヴァレリア人として団結しなければッ!」
え?個々の民族を棄てなきゃならないの!?つまりそれって、それぞれの民族が持つ文化を棄てろってこと?でも、そうなっちゃうとバルバトスが掲げていた民族浄化と本質的に同じ意味になっちゃうような気がするけどな・・・
大神官モルーバ「亡き王のようにはなれん・・・民が望んでやまぬヴァレリアの救世主が暗黒騎士団の手の内にある限りはな・・・」
ドルガルア前王は民族融和を目指していたんじゃなかったんでしたっけ?決して、民族を棄てろなんて概念ではなかった気がするけど・・・何か言葉選びがおかしい気がするのですよね。
あずさ「姉さん・・・」
モルーバさんから姉さんと戦えるのかと問われ、その返答に対して選択肢が出てきちゃいました。
う、う~ん・・・今の私は姉さんが統治するヴァレリアには未来を見いだせないということだけが戦う理由になっちゃってますからね。ここで戦えないなどと答えると全てが破綻してしまいます。
あずさ「それも仕方ありません。大義のためならば鬼になりましょう」
大神官モルーバ「そうか・・・覇王となる道を選ぶか。それも運命か・・・」
あずさ「もちろん最後まで望みを棄てたりはしません。姉さんを・・・姉さんを救えるのは僕だけですから!」
大神官モルーバ「・・・儂にその勇気が少しでもあればシェリーを救えたかもしれん・・・よかろう。儂なんぞの命でよければ喜んでお前に預けよう」
あずさ「ありがとうございます」
あれ?もしかして、モルーバさんって仲間になる系?
それはそうと、シェリーさんはまだ生きているんだから、今からでも救えそうですけどね。それに、わざわざ死ぬパターンと死なないパターンが用意されてたんだから、この後仲間にできるってことなんじゃないの?
司祭ブランタ「・・・ここは、どこだ?」
え?急に話が変わりましたね。
司祭ブランタ「・・・何故、ここにいる?」
司祭ブランタ「誰だッ!そこにいるのは誰だッ!!」
司祭ブランタ「急げだと?何を急げというのだ??この私に命令する貴様は何者だッ!!」
司祭ブランタ「あ・・・なんだと・・・!うわッ!!」
司祭ブランタ「夢か・・・嫌な夢だった・・・」
どうやらブランタさんが見ていた夢を突然見せられていたみたいです。
っていうか夢オチで良かったよ。バルバトス、ロンウェーにつづいて、ブランタまで私の与り知らないところで勝手に死んじゃったりしたら、いよいよゲームをしている感(物語に影響を与えている感)がなくなっちゃいますからね。
バクラム軍兵士「報告いたします」
司祭ブランタ「なんだ?」
バクラム軍兵士「禁呪探索に向かわれたシェリー様からの連絡が跡絶えました」
司祭ブランタ「・・・解放軍に敗れたか?」
バクラム軍兵士「子細は不明ですが、おそらくは・・・」
司祭ブランタ「む・・・シェリーめ」
バクラム軍兵士「救出部隊を編成し、直ちにアルモリカへ派遣いたします」
司祭ブランタ「放っておけ!」
バクラム軍兵士「は?」
司祭ブランタ「放っておけと申しておる。同じことを二度も言わせるな!あの程度の任務もこなせぬ者などこのバクラムには必要ない!負け犬などいらんわッ!!」
バクラム軍兵士「ハッ、し、失礼いたしました」
司祭ブランタ「・・・くそッ。忌々しいッ!!」
タクティクスオウガの世界・・・いや、伝説のオウガバトルもですけど、あまりに聖職者のガラが悪すぎますよね。というか、バルバトス、ロンウェー、ブランタといながら、名前が横に表示されていなければ誰が誰なのか判別つかなそうですよ。各民族を代表する人物なのに、キャラ被り(見た目ではなく)が激しいなぁ・・・
・・・で、そのままワールドマップに放り出されたわけだけど、これからどうすれば?
モルーバさんは私に命を預けると言ってくれたけど、かといって私の指揮下に入ったわけでもなければ、この先の道を示してくれたわけでもなく、果てはワールドマップに攻められそうな場所(赤い場所)すら記されていません。
困った私が何気なくウォーレン・レポートを開いてみると、その他の項目が幾つか追加されていました。
デネブって前作にも登場したあのデネブさんですよね?どうやら、ヴァレリアで商売を始めたみたいです。
あれ、ブランタは王女となった姉さんに忠誠を誓ったのですね。
え~じゃあ何で最初からそうしなかったのよ。今こうして、ウォルスタ、ガルガスタンの中からも王女に惹かれている者が出ているぐらいなんだから、ドルガルア王亡き後、すぐに姉さんを擁立していれば、後継者争いなんて起こらなかったかもしれないのに。
結局、私達ぽっぽ騎士団って反バクラム主義を掲げた組織ってことになっちゃってたのですね。
ただ、反バクラム主義って表現はあまり宜しくないですね。まるで民族紛争を正当化しているようにもとれますもん。私にはネーミングセンスがないため微妙かもしれませんが、ヴァレリア革命主義とかどうでしょう。ローディスの手からヴァレリアを解放するって意味にもとれるし、現特権階級(姉さんを含む)や富裕層による支配からヴァレリアを解放するといった意味にもとれそうです。
あ、フィラーハ教団内が二分されていることに関する記述がありました。
なるほど・・・ブランタも建前としては姉さんの臣下ということになったから、モルーバ派にとってもバクラム軍は姉さんの軍って認識になっちゃってたのか。
でもそうなると、モルーバさんが反バクラム主義の私達についたことで、モルーバ派のフィラーハ教団は更に二分されそうですね。
・・・と、思ったんだけど、どうやらフィラーハ教団にはモルーバさんを支持している人が多いみたいですね。そうなると、新女王となった姉さんのことはどうでもよくなっちゃうのかな?
つまり、人気がないとはいえ一応はフィラーハ教の司祭となるブランタの方が、フィラーハ教とは無縁の私達よりましだっただけってことなのでしょうか。
多少の疑問は解消されましたけど、結局、行き先に関するヒントは得られませんでした。
じゃあまあ、適当に各地を巡ってデネブさんが開いているというお店でも探してみましょうかね。
もちろん、次回の話になるけども。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。