キングオブキングスのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
兵に拙速を尊っとばせるためには、戦う前の事前準備が大切だと思っている伊達あずさです。

実際に戦いを始めてしまったら、時間が全てを支配します。戦いが始まってから計画を立て始めたり、必要な準備し始めたりしたのでは遅いのです。当然、時を優先するあまり、行き当たりばったりの無計画な作戦で戦うなんて以ての外。勝負は戦いが始まる前から既に始まっているのです!

そもそも、戦いなんてものは勝っても負けても、多かれ少なかれ何かしらの損をしてしまいます。事実、戦いには勝利しても、その時の消耗が元で後に国が滅びてしまった例など幾らでもありますからね。
戦いによって生じる損害を最小限に抑えるためにも、入念に計画を練り、その計画の下、迅速に準備をした上で、予定通りに戦いを開始して、予定通りにぱっと終わらせる・・・それこそが「兵は拙速を尊ぶ」なのです。

では、事前準備の大切さを再確認したところで、引き続き敵と己を知る努力をしていきましょう。

前回、兵科毎の(移動)性能について確認しました。その結果、ハーピーが他の兵科にダブルスコアの性能差をつけていることが分かりました。
この結果だけを鑑みれば、最早戦場にはハーピー以外存在する意味が無くなってしまいますね。
しかし、話がそう単純にはならない別の要素が存在しているのです。

それがこのアタック表なるものです。

アタック表
キング ファイター ゴブリン ハーピー エルフ
キング 70 80 70 50 70
ファイター 60 60 60 20 40
ゴブリン 20 80 65 30 90
ハーピー 10 40 80 45 20
エルフ 20 60 30 60 40

これは横(列)が防御側、縦(行)が攻撃側としたときの戦闘における相性を数値で示した表になります。数が大きければ大きいほど相手に被害を与えることができます。

例えば、エルフがハーピーを攻撃した場合は60、逆にハーピーがエルフを攻撃した場合は20となり、エルフvsハーピーは数値上、エルフが3倍有利となるわけです。

では、このアタック表を用いて、兵科毎に得手不得手をまとめてみましょうか。

キング
対ファイター 〇(80:60)
対ゴブリン ◎(70:20)
対ハーピー ◎(50:10)
対エルフ ◎(70:20)

流石はキングというだけあって、どの兵科に対しても強い!
ただ、ファイターが相手の時だけは、優勢ではあるものの他の兵科と比べるとちょっとだけ苦手感があるみたいです。つまり、敵のキングを倒すときは複数のファイターで取り囲むのが最善ということになります。

ファイター
対キング △(60:80)
対ゴブリン △(60:80)
対ハーピー △(20:40)
対エルフ △(40:60)

次はファイターです。
アタック表を見る限りはどの相手に対しても有利に戦うことができません。つまり、アタック表の上では5兵科中最弱ということになります。じゃあこの兵科は要らないね・・・って、いや、ちょっと待って下さい!

雇用コスト
兵科 コスト
ファイター 120
ゴブリン 160
ハーピー 200
エルフ 280

これは各兵科を雇う際に生じるコストを表にしたものなのですけど、ファイターはどの兵科よりも安いのです。つまり、理論的には他の兵科よりも必ず数で勝ることができるのです。
それに、アタック表をよく見ると確かに不利は不利ですが、ハーピー以外であれば、敵に与える損傷もまあまあ大きいのです。つまり、ハーピー以外は数で押せちゃうって見方もできるのですよ。
そう考えるとかなり強くないですか?

それと、キングオブキングスの世界では、町を占領することでターン毎の収入が増加するので、町占領の手並みが勝利の鍵を握っているといっても過言ではありません。そして、ファイターはそんな重要拠点となる町を占領できる唯一の兵科なのです。

戦っても強いのに、そんな特殊能力まで与えられているとは・・・あまりの優遇ぶりに、何かもうファイターさえいればいいんじゃないかな~なんて思えてきましたね。

まぁ、結論を出すのは全ての兵科を確認してからにしましょう。

ゴブリン
対キング ×(20:70)
対ファイター 〇(80:60)
対ハーピー ×(30:80)
対エルフ ◎(90:30)

ゴブリンはファイターとエルフに対して強い兵科みたいです。
ただ、対ファイターはコスト面の問題もあるのでそこまで有利ってわけでもありません。エルフに対してはあらゆる面で強いですね。
ゴブリンはエルフキラーといった運用で問題なさそうです。

ハーピー
対キング ×(10:50)
対ファイター 〇(40:20)
対ゴブリン ◎(80:30)
対エルフ ×(20:60)

性能表では他の追随を許さない無類の強さを誇っていたハーピーでしたが、戦闘性能だけでみれば、ゴブリンに強く、ファイターにもちょっと強いといった無難な強さに収まっています。
ハーピーはファイター相手に被害を抑えることのできる唯一の兵科になりますが、ファイターは地形効果を得ることができるため、戦うにしても場所は選ばねばなりません。

エルフ
対キング ×(20:70)
対ファイター 〇(60:40)
対ゴブリン ×(30:90)
対ハーピー ◎(60:20)

エルフは分かりやすいハーピーキラーですね。
ただ、個人的にはコストに強さが全く見合っていないような気がします。この強さであれば、ゴブリンと同程度のコストでなければとても割に合いません。ハーピーとエルフのコストって逆にすべきなのでは・・・

では、総評。
まず、町を占領しなければ何も始まらないため、ファイターの雇用は絶対です。機動力に優れ、主戦力となるであろうファイターを相手にしても有利に戦うことができるという点で、ハーピーの雇用もほぼほぼ絶対でしょうね。敵ファイターの町占領を妨害する際に役立ってくれるはずです。

逆にエルフはコストに強さが全く見合っていません。かといって、他のところに利点があるのかと言われると・・・森の移動が得意なくらい?でもなぁ・・・仮に一面森だったとしても、総力でファイターに劣っているせいで妨害もろくにできないし・・・一体、どうすれば?せめて、森での戦闘は防御効果増加みたいな特典でもあればよかったのに。
そして、エルフが要らない子となると、そのエルフに強いゴブリンも要らない子になってしまいます。

つまり、結論としては、ファイターとハーピーさえいればいい!ということになっちゃいますかね。まぁ、町の位置次第ではファイター一色でも問題なさそうな気はします。

予想に反して、随分と極端な結論に至ってしまいましたね。

キングオブキングスのプレイ日記2:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
では、無事雇用方針も決まったところで、戦闘開始・・・しようと思ったのですけど、次回かなぁ・・・

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