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皆さんこんにちは。
シナリオモードと言っておきながら、クリア条件すら不明確なのは如何なものかと思う伊達あずさです。
ゲームシステムの複雑さはある程度覚悟していたのですけど、まさかクリア条件すら分からないとは・・・
私史上最も手も足も出なかったゲームの面目躍如といったところでしょうか。かなり有難みのないご活躍ですけど。
では、今の状況をおさらいしてみましょう。
私は今、アクエリアスという最初のシナリオに挑戦しています。
先にも言ったように、このシナリオのクリア条件は未だ不明ですが、シナリオの説明文中で文明について触れられていたため、一先ず、”この惑星で文明の開化を見届ける事”を最初のステップとしました。
現状、そこに至るための具体的な手段を一切持ち合わせていませんが、アドバイザーであるガイアくんに意見を求めたところ、惑星が寒すぎるとお叱りを受けたため、大人パワーをフル動員して、この惑星を温暖化させてやろうとしているところです。
惑星温暖化の手段として、最初に目を付けたのが「モデルコントロールパネル」のアイコン。
試しにその中の地殻コントロールパネルを開いてみたのですが、内容を確認した限り、地球温暖化に”直接”影響しそうなものは少ないとの判断に至りました。
なので、次は大気コントロールパネルを開いてみましょう。
というか、今の私の予想では、これこそがド本命。
大気コントロールパネルでは太陽光線、反射、温室効果、雲形成、雨、地表反射、熱移動といった自然現象の強弱をコントロールできます。
太陽光線:太陽熱の量を調整。最弱設定で惑星が闇の世界となる
反射:雲の太陽光線反射率によって、惑星に吸収される太陽光線の量を調整。反射率が小さいほど気温が上がる
温室効果:温室効果による温暖化の度合いを調整。水蒸気、メタン、二酸化炭素によって大気圏外に放出される熱を減らす
雲形成:水蒸気から作られる雲の量を調整
雨:惑星全体の降水量を調整
地表反射:惑星表面にある大陸の熱反射率を調整。反射率が小さいほど気温が上がる
熱移動:大気や海洋での大気の流れが相互移動する割合を調整
相変わらず、ゲームとは思えない程とっつきにくいですね。
そもそも、ガイアくんの口ぶりから察するに、惑星内にある二酸化炭素(CO2)の量を増減させる何らかの手立てが存在しているはずです。にもかかわらず、二酸化炭素が持つ温室効果量まで弄らせちゃう意味がわからないよ!
そんなことができるなら、二酸化炭素の量なんてパラメータは必要なくない!?だって、ここで温室効果を最小に設定すれば、幾ら惑星が二酸化炭素塗れになったとしても、温室効果ガスとして一切機能しなくなるってことなんでしょ?
いやむしろ、二酸化炭素には温室効果ガスとしての役割以外もあるのでしょうから、ここで温室効果量を弄らせる意味の方こそない!
それに、反射は雲の太陽光線反射率を変化させているのに、何故、雲形成を別で調整できちゃうの?その理屈なら、雲形成を調整することで、反射率も同時に調整されるべきなんじゃないの?
これらが相互に作用し、気温に影響するとなった場合、逆に作用している項目同士の調整なんかはかなり複雑になりそう・・・
各項目ごとにあるボリュームスイッチ?を動かすことで、各量を調整するわけだけど、その影響度合いを定量的に予測できませんね・・・
よく考えたら、ふり幅も不明です。これを最小にすると、温室効果ガスの量によらず一切の温室効果が発生しなくなるのでしょうか。それとも、ここでの調整は微調に過ぎず、結局は温室効果ガスの量がものをいっちゃうのでしょうか。
シミュレーションゲームなのに、調整効果のざっくりとした当たりすらつけられないのは辛いな・・・
あまり私の好みではありませんけど、雰囲気をみながらTrial & Errorで理解していくしかないのか。
とりあえず、今は惑星の気温を上げたいので、それらに関係しそうな項目を弄ってみましょう。
ただ、気温に影響しそうな項目が複数あるため、一度に全部動かしちゃうと各項目の影響度合いがわからなくなってしまいます。
ここは一度セーブして、1つずつ極端な調整をほどこしてから気温の変化を観察したいところ・・・ただ、この実験を行うには、惑星の気温を定量的に観察する手段を見つけねばなりません。
最初に目を付けたのが、「データ表示」アイコンから選べる「気温」の項目。これを使えば惑星全体の気温を確認できるようになるとのこと。
さすがにざっくりしすぎです。
惑星の温度分布を見たい時は便利かもしれませんけど、今私が知りたいのは惑星の平均気温です。後こんなざっくりした区分じゃ困る!
次に目を付けたのは「グラフ」アイコンから選べる「歴史」の項目。
ここで「気温」を選択すれば、惑星の気温変化を折れ線グラフで表現してもらえそう。
ただ、グラフのY軸が示されていないため、具体的な気温は不明です。
ここでは、一度に複数のグラフを描けるみたいなので、念のためCO2とCH4も表示しておきましょう。
設定できたらこの状態で一度セーブしておきますか。
では大気コントロールパネルを調整したことで、実際に惑星の気温が変化するのか確認してみましょう。
まずは、惑星に対する熱源そのものとなるであろう「太陽光線」を最大設定にしてみます。
この状態で100万年ほど経過させてみました。
・・・驚くほど微動だにしませんね。
225万年経過したところでやっと変化がありました。
気温が急上昇しています。ただ、予想以上の急変化ですね。これでは他の項目との差を比べにくそう・・・
軽く1000万年ほど何もせずに見守って見ました。
気温が更に変化していますが、これは時間による変化というよりは、1000万年の間に両生類等の新たな生命が誕生したため、それらによる影響のような気がします。
どうやら時間経過で調整効果が徐々に詰みあがっていくみたいな変化の仕方ではないようです。コントロールパネルで各項目を弄っても、1度の調整では1回の変化しか起こらず、変化後はそこでバランスを保っちゃうみたいですね。もちろん、新しい生命の誕生等、新たな要素が加わればバランスは崩れるみたいですけど。
これは・・・思っていたよりもずっとシンプルだったのかもしれません。
しかしながら、気温の絶対量が表示されていないため、どの程度の値を保っておけばいいのか全くわかりませんね。
今の気温が何℃なのか分かれば、現在の地球基準で正解の当たりをつけられたんだけどな・・・
シムアースの仕様が少しだけ理解できたので、ここから惑星の気温に影響しそうな項目の影響差を比べていこうと思うのですが、それは次回かな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。