エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
あまりにも不自然すぎると思う伊達あずさです。

何が不自然かというとですね・・・未だレクサスさんが一言も喋っていないのですよ!
ここまでの間にどんだけ喋る機会があったと思うのよ。これはもう不自然を通り越して異常です!!

何かレクサスさんに喋らせたくない特別な理由でもあるのでしょうか?
こんな存在感皆無の最終メンバーではないプレイアブルキャラクターを登場させることに何の意味があるのよ・・・
どうみても、エストポリス伝記2のシナリオを書いている人が一番得をしていないじゃん!(他のキャラと絡ませにくいってことでしょ?)

そこそこ出番のあったハイデッカさんはまだいいとして、セレナさんという存在があるにもかかわらず、敢えて登場させたティアさんも結果的にはキャラとしての存在価値が皆無でしたからね・・・
そういえば、ティアさんもセレナさん登場後から急にセリフがなくなっちゃってましたね。そんな扱いに困るぐらいなら最初から登場させなきゃいいのに・・・
遊ぶ側からしても、最後の戦いで使用できないことが明らかなキャラに経験値を吸い取られるのは嫌なのですよ。まして、レクサスさんはまさかの専用装備だしな・・・

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵1
さてと・・・今回も長い会話劇が予想されるわけですけど、レクサスさんはどこまで喋らないキャラを貫けるのでしょうね。
ではいざ決戦の場へ!

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵2
エリック「これが、宝石だと言うのか!この、汚い小石が!」

ハンス「・・・ええ。多分」

エリック「ええぃ、嘘を申すな!どうせ、宝石を見付けられなかったのだろう!こんな物は、キサマに返すわ!」

返しちゃうんだ・・・別に貰っておいても損なんてないのだから、一応、受け取っておけばいいのにね。何かの原石という可能性だってゼロではないのだから。

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵3
エリック「ああ、どうすればよいのだ」

エリックの側近「大丈夫でございます、エリック様。確か、姫はサファイアがお好きと聞いております」

エリック「なに、まことか?」

エリックの側近「こんな事もあろうかと、最高のサファイアを用意しております」

エリック「おおー、でかしたぞ!よし、それでは行くとしようぞ」

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵4
エリック「姫、塔の宝石を持って参りました。私の愛の証として・・・」

何故、北東の塔から宝石を取って来てほしいと言った人相手に、そんなすぐにばれるような嘘を吐くのよ!
でも、エリックさんが差し出したのは、実際の物よりもずっと高価な物だからな・・・
そもそも、エリックさんは北東の塔から宝石を持って来いといったジェニアータ姫の意図を理解できていないようですから、姫が単に宝石を欲しがっただけと理解し、好みの宝石を差し出しただけのつもりかもしれません。よって、この嘘がジェニアータ姫を騙そうと言う明らかな悪意を持っているとまでは言えないのかも・・・
まぁ、言わなくてもいいことを言ってしまっているのは間違いないけど・・・

ジェニアータ姫「・・・私の宝は、そんな物ではありません」

そりゃそうなるわ!

エリック「な、なんと!?」

そして、別に驚くところじゃないでしょう!

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵5
一介の兵士に過ぎないハンスさんが、来客中に正当な理由もなく、王の許可すらなく勝手に割り込んできちゃったよ!?
ちなみにジェニアータ姫が呼び込んだわけでもありません。あくまで、ハンスさんが乱入してからジェニアータ姫が移動したので、この形になっただけです。

ジェニアータ姫「塔に行きましたね、ハンス」

ハンス「はい」

ジェニアータ姫「宝は見つかりましたか?」

ハンス「・・・いいえ」

ジェニアータ姫「・・・そうですか」

ハンス「ただ、忘れ物が見つかりました」

ジェニアータ姫「えっ?」

ハンス「・・・子供の頃の忘れ物が」

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵6
ジェニアータ「私は忘れた事はありませんでした。子供の頃に、あなたがくれたその小さな石を・・・」

ハンス「姫・・・」

ジェニアータ姫「それは今でも、私の宝物です」

エリック「ま、まさか、そんな石が・・・」

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵7
ジェニアータ姫「ハンス!」

ハンス「姫、私は、まだあなたに相応しい男になっていない。まだ・・・だめなんです」

ジェニアータ姫「・・・待つのは、もう慣れました。でも私が、おばあさんになる前に迎えに来てくださいね」

ハンス「・・・必ず」

エリック「ひ、姫~!」

ジェニアータ姫「あら、あなた、まだいたのですか?もう、帰ってもいいですよ」

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵8
ジェニアータ姫ご退場。

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵9
国王「いや、なんと申すか・・・ははは。どうやら、話は決まっておったようだ。いや、悪かった。もう帰っていいぞ」

エリック「こ、こんな真似をしてただで、済むと思うなよ。僕じゃなくちゃ、このビンボー城は救えないんだぞ!」

国王「なめるな、小僧!!やせても、儂は一国の主じゃ!お前などに頼らずとも、やって行けるわ!」

だったら最初からそうしてたらよかったのに・・・

エリック「こ、後悔するなよ~!」

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵10
エリックの側近「お、王子ー、待って下さいー!」

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵11
国王「いやー、すっきりしたわい!はっはっはっ!」

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵12
セレナ「これで、一件落着ね」

マキシム「そうだな」

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵13
そこへパンを・・・咥えても居ない兵士がガイさんに突撃。
というか、ここは曲がり角ですらありません。

兵士「す、すみません!急いでいたもので・・・」

というか、こんな往来の場で、横に広がって立っているマキシムさん達の方が悪いのです!

マキシム「そんなに、慌てて、何か、あったのですか?」

兵士「北東の塔の北にあるアグリオ村が一人の男に滅ぼされたのです!!その事を陛下に報告するために急いで来たのです」

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵14
セレナ「マキシム!」

マキシム「ああ、おそらく、アモンのヤツだ!」

ガイ「畜生、あいつらまた、やりやがったのか!?」

セレナ「行きましょう!」

マキシム「ああ!」

・・・と、レクサスさんがまたも無言記録を更新したところで、話を戻しましょうか。

エリックさんって王子だったみたいですね。相手が一般人だったとしても大概だっていうのに、ジェニアータ姫(国王もかな?)はそんな立場の人相手にこれだけの非礼を企ちゃったわけですか。まして、相手はフェルム王国がその財力を期待するほど裕福な国なんでしょ?これじゃ、戦争になったとしても、何の不思議もないよ。まぁ、エリックさんの国は遠い場所にあるという設定になっていたので、武力を使った戦争にはならないのかもしれません。でも、王族同士の結婚話が持ち上がるぐらいですから、経済的な繋がりはあったに違いありません。しかし、今回の件で、今後、その交流は途絶え、エリックさんの国からの経済的な報復があることは覚悟せねばならないでしょう。
周りの人・・・どころか国益(エリックさんと結婚しろという意味ではなく、無駄に敵対国を作ったという意味です)すら顧みず、自身の恋愛成就を最優先させたわけですから、この国の姫も相当な恋愛脳ですね。

別にジェニアータ姫がハンスさんのことを好きだって全然いいよ?
臣下としての立場をわきまえず、多少、礼儀にも疎いけど、一般人よりも礼儀を求められる王子という立場にありながら、無礼で厚顔無恥・・・それどころか国家レベルの詐欺行為を決断したレオン王子と比べれば、全くもって普通の人ですからね。
でも、どっちもいい大人なんだから、そういう2人だけの世界を展開するのは、周りの人の迷惑にならないような時と場所を選んでやりなよ。まして、自国よりも力のある他国の王子をダシに使うだなんて、幾ら何でも愚かすぎます。

大体さ、こんな堂々とエリックさんに無礼な態度がとれるのなら、何故もっと早い段階で今回の縁談を断ってしまわなかったの?
つまりこれって、ハンスさんの嫉妬心を煽る目的で、わざとエリックさんに思わせぶりな態度を取ったって事だよね!?
エリックさんを嫌味な嫌われ者とすることで、ジェニアータ姫の無礼な振舞いとのバランスを取ろうとしたのかもしれませんけど、こんなんじゃ全然バランス取れないよ!?

どうしてこの世界の王族って、王族としてどころか、人として最低限の礼儀すらわきまえていないの?
そして、誰一人としてジェニアータ姫のこの無礼極まりない行為を嗜めないわけですから、この世界ではこれが正義(正しい振舞い)ってことなのですよね?嫌な世界だなぁ・・・

エストポリス伝記2のプレイ日記71:レトロゲーム(スーファミ)_挿絵15
こんなに不満を言ったら、またファンの人に怒られそうで怖いな・・・

クロノトリガーの時もそうだったのですけど、このエストポリス伝記2って、私にとってみれば特に好きだったゲームの1つなのです。
でも、そう思っていたが故に、過剰にヒートアップしてしまっているのかもしれません。

頭を冷やす意味でも、続きは次回にします。

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