滅茶苦茶…ってどんなお茶なの?

投稿日:

こんにちは!栁澤蘭丸です😀

普段、なにげな〜く口にしている言葉の中には、「よく考えてみると、何だこれ?」というようなものも多いと思うのですよ。そんな、ふと気になった言葉たち…しかし何か語源があるのでは?と考えずにはいられない!

メチャクチャ」って言葉、書くとしたらカタカナがしっくりくるかなぁってかんじなのですが、漢字もありますよね。「滅茶苦茶」…茶多め。しかし「滅」に「苦」か…なんだか不穏ですね。
「ちゃ」が入ってるよくわからない(?)言葉はまだあります。「ハチャメチャ」。これも漢字があったよ!「破茶滅茶」って変換されます…!押し寄せてくるやつですよね、破茶滅茶。どんなお茶なのか…?いや、そもそもお茶なのか?
まだまだあります、「ちゃ」シリーズ!「しっちゃかめっちゃか」…これに関しては変換はできませんね。漢字は無いのか、一般的じゃなさすぎるのか?

さてこれらの言葉の由来、語源はなんなのでしょう。

まず「滅茶苦茶」ですが…ちゃんとしたお茶っぽい語源あった!!私はまず「めちゃ」のほうが思い浮かんだのですが、正しくは「むちゃくちゃ」でした。むちゃくちゃとも言いますがこっちは途端にひらがながしっくり来る〜。むちゃくちゃは、漢字で「無茶苦茶」。
「無茶」は、お茶がないこと(まんまだな)。来客に対して、お茶を出さないこと。「苦茶」は、来客に対して苦いお茶を出すこと…という説があります。どちらも常識がないこと、道理に合わないことを意味しているんですが、実際は「無茶をする」の「無茶」を強めた言葉説が濃厚で、漢字に意味はないのかも?ちなみに「無茶」は仏教用語の「無作(むさ)」が変化したものと考えられています。無作の意味は「自然であること」「人の手が加わっていない様」なのですが、無茶の意味は程度が甚だしいとか、道理に合っていないなど、無作とは全然違いますね…人の手が加わらないと、程度が甚だしくなっちゃうってことなんでしょうか???

無茶苦茶はお茶のことじゃない説が濃厚ってことは、ハチャメチャもお茶じゃないんだろうか。…って調べたらやっぱり、これも当て字でした。破茶も滅茶も存在しないお茶なのですね。ハチャメチャの意味は、常軌を逸している様、めちゃくちゃ、などです。「めちゃくちゃ」に収束していく…!?

じゃあ「しっちゃかめっちゃか」も?
これも、意味に「めちゃくちゃ」とありますので、結局は「めちゃくちゃ」から派生した言葉であろうなぁと思われます。一応漢字では「失茶化滅茶化」と書くそうですがこれも当て字。でも、面白い説もあります。奈良時代の、演奏が超難しい「ちいちゃか」という楽器が元という説。素人が手を出すと、めちゃくちゃになることから、「ちいちゃか」が変化した…と。また、他には、戦前まで、器量の悪い女性のことを「しっちゃか面子(メンツ)」と呼んだのでそれが元という説もあるようですが。しっちゃか面子って死語にしたって聞いたことなさすぎるんですが💧私だけ…?

うん…案外、大した由来はなく、語感だけで使われてる言葉ってあるんだなーと思いました😅語呂が良いって、大事ですよね、分かる。壮大な由来があったら、それはそれで面白いんですけどね⭐︎😄

栁澤蘭丸でした!ではではでは〜👋

滅茶苦茶…ってどんなお茶なの?_挿絵1

蘭丸の閑話をもっと読む
Prev | Next

雑談記事一覧へ

Studio POPPOをフォローしませんか?