Studio POPPO

投稿日：2018年12月22日

こんにちは！栁澤です。

タイトルのとおり「磁気が乱れている」だの「磁気が異常」だのと言われる地域が世界には何カ所かあり、そこでは超常現象が起こる免罪符が発行されている模様。「だって磁気が異常なんだからしょうがないじゃない」的な感じを受けます。

まぁ多分この世で一番磁気がおかしいのは電磁石の超強力なのを有する研究施設等ですよねえ。これは貴重な装置なのでそうそうないとしても、結構頻繁に、しかも割と激しく磁場を乱しているのは病院などで使われてるMRIだと思いますけど…超常現象が起きたという話はあまり聞きません。
ものすごく身近だと〇ップエレキバンを貼ったおばあちゃんの傍などで磁界が乱れているかも！！

しかし海で磁界が乱れた場合…これはもう、超常現象が起こる根拠とされてしまいます。あくまで自然に乱れないとダメなのでしょうか。このような磁場がおかしくなってる場所を「ゾーン・フェノメナ」というそうです。意味は、「フェノメナ＝（凄い）事象」+「ゾーン＝地域」というわけで、（凄い）事柄地域です。ゾーン・フェノメナでは、おかしなものが目撃されるのが常なのです～。

と、ここで前回紹介し損ねた「幽霊船」の話をやっとこさしようと思います！

カナダでは、しばしば目撃されるらしいちょっと名の知れた幽霊船（？）が運航（？？）しています。
その幽霊船は、別にDQ3みたいに幽霊が動かしているわけでもないし、移動ダンジョンだとも判明していないのですが何故か幽霊船にカテゴライズされているのです。
エピソード的には「消えた」ばっかりです。

まず一番古い記録は19世紀末（結構新しいな…）。ノーサンバーランド海峡という海峡で、とある船の船長アダム・グラハム氏が、燃え盛る3本マストの船を発見したそうな。19世紀末の船と言えばもう蒸気船が主流ですのでマストはいらないはずなのにこの時点でおかしいですよねぇ。
グラハムさん夢でも見てたんじゃ？とか、精神鑑定を…とか、普通思うところなのですが、グラハムさんの船の乗組員以外にも目撃者がいたのでグラハムさんがキメてはったわけではないようです。その目撃者は、海辺の町「ピクトー」の海岸にいた人達。グラハム氏の息がかかった人達とは考えづらいので、燃えてる船はどうやら本当に「見えた」模様です。
大騒ぎになるピクトー＆グラハム号（←適当）。火事じゃん！助けに行かないと！！と真面目に考えたグラハム号の人達は、救命ボートを近づけました。優しいよー。
それなのにその燃える船は、みんなの見ている前で、ぱっと消えてしまったのだそうな。燃えちゃってとうとう沈没した、とかではなく、その場から消えてしまったらしい…。
これが最も古いといわれる、この「燃える三本マスト幽霊号」（←適当）の記録です。

新しい記録はーというと1965年のものになります。結構昔だなぁ！えーと53年も前かぁ…。その頃はまだ余裕で日本にも妖怪がいたような気がしないでもないけど…。
これもまたピクトーの町の住人が目撃者です。出現したのが夜だったので、海が暗く、よーく見えたらしく、多くの人が集まって見物したそうです。私でも見に行くなあ多分。その時も、沈むでもなくどこかへ行くでもなく、ふっと消えてしまったそうですが、その2日後にも同じように姿を現したため、海岸は見物人でごった返したとのこと。
多摩川？かどこかに現れたアザラシぽい！2日前に現れたことが噂になっていたため、一目見ようと駆けつけた蘭丸のような奴が多かったので大盛況（？？）だったみたいですね。

この幽霊船については、ピクトーの町の歴史研究家ロナルド・シャーウッドさんが解説してくれています。
それによると…

「この幽霊船は、一般的な幽霊船と違って、特定の場所にしか現れないね」

だそうです。
一般的な幽霊船って…何…！？日本人には馴染みがないから、そこから説明して欲しかったですけど！
多分特定の場所とは、ゾーン・フェノメノのことを言いたいのでしょう。そこでは磁場がむちゃくちゃだったりするんでしょう。
ということは…現代のゾーン・フェノメノ（？）MRIの周りでは金属がMRIの機械にくっついて離れなくなっちゃったり、かと思ったら突然離れたり、不思議なことが頻発しているんだろうな…(´・ω・`)

それにしてもこの燃える三本マスト幽霊号の正体は不明です。
最近富山名物の話ばっかりしている気がしますが、例えば蜃気楼みたいな、「不思議だけど何かの自然の現象」とは全然違うんですか？やっぱゾーン・フェノメノ絡みにしないとだめなんですか？(｀・ω・´)

超常現象扱いにすると誰も真面目に取り合わなくなる傾向があるので本当の謎を隠したいならUMA扱いやらUFO扱い、超常現象扱いにしちゃうといいんじゃないの逆に。と思う蘭丸でした。

ではではでは！ではでは！！

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