人を許す、気にしないというのはどういう気持ち?と悩む

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どうもこんにちは!世紀末が過ぎて早18年が過ぎ去ろうとしていますが世紀末的に荒れ果てたマンションに住む羽目になっている栁澤です。

んっと
レイヴでパーリィナイトでヒャッハーする外国人はいない代わりに、生活臭が半端ないといいますか…。普通、賃貸マンションの共用部って、私物を置かない規則ですよね?うちもそうなんです。共用部はキレイに、見め麗しく、もし空き部屋が出来て、人が見に来た時「わー、きれいなマンション」って思ってほしいじゃないですか。それに私は法律を志したせいで規則とかルールを守らないっていうことにものすごい心理的抵抗があるので、とてもじゃないけど「ちょっといっか」とか言う気持ちで規則で禁止されていることなんて行えないんです!

だけどここの住人の人は違うみたいで、共用部の廊下に物があふれかえっています(; ・`д・´)いつの時代のだ?っていうような、ブラウン管型ディスプレイ(フロッピーを入れるところがある…なんだこれは)が放置してある家、そして古紙を山のように積んである家(危ないよ!)、鈴虫を大量に飼育してもはや騒音の家www(廊下で飼うからやwww)、普通は庭とかベランダでするだろ?っていうレベルのすごいガーデニングを玄関側に施しちゃって、緑の繁茂が半端ない家、後はタンスを外に設置している家、ゴミ(出す予定?)を並べている家など…。それから駐輪場は立派な立体駐輪場があるんですが、多分引っ越していった人が置いていったっぽい放置自転車がほこりをかぶって大量に投棄してあるため使えず、エントランスが駐輪場と化しているし、階段下の雨がしのげるスペースを勝手に自分の車庫みたいに色々なバイクのパーツやオイル、コーティング剤、サンドペーパー等等を置いている人…。

えっと…蘭丸って田舎育ちなので、「世間体」命みたいなところがあったんですね。村なので、「あそこの誰々ちゃんが〇〇高校に入った」とか「向こうの××ちゃんはデキ婚らしいわよ」とか、「あの家のゴミ出しは分別されてなくて汚い」とか、悪評はもう千里も周囲ないですけど、とにかくすごい勢いで広まるので、基本節度ある人間であらねばならなかったし、それが私にも身についてました。

でも…都会に出てきたら、全然違う。まず、結婚しないのか攻撃がない。会社には40代独身、という人もたくさんいて私は当初は面食らいました。何故なら私の故郷では30代でも独身なんてことになったら、見合いしろか、孫が見たいとか、あの子はもう駄目ねとか、集落全員から動向を見守られてしまうような状態になるから、40代独身なんてもう、変人扱いというか「どこかおかしいんじゃ」みたいなことまで言われる始末です。恐ろしい世界なんです!!だがしかし、都会では、だれがどんな生き方をしていても咎める人はいないし、むしろ同じような人が少なくなかったりするみたいなので「40代で独身だから何?」という感じでした。私は徐々にそういう、「人の生き方に興味を示さない」という文化に親しんでいったわけなのですが…

これはひどくねえー!?うちのマンショーン!!!

廊下で緑を繁茂させていいのか…廊下をゴミステーション代わり(しかも個人用…)にしていいのか…(;´Д`)私には…もう分からなくなってしまったんです…。住人の方々は、確かにだらしないとは思う。だらしないですが、でも、邪悪な者たちではなく、善良なただの一般人です。突飛な人が集ったわけではないと思うんです。

でもだからって…一人一人に「このマンションの共用部分の惨状をどう思われますか?」とインタビューするわけにもいかず…、でも私は共用部分を汚したくないし、見た目も悪いし…。う~~~~ん。

と、悩んでいた私の目に、コンビニで一冊の本が目に留まりました。タイトル忘れた。確か、お坊さんが書いた本で、「イライラしない生き方」的な?

その本は「~~というようなときはどう対処していますか?(精神的に)」というような質問形式の目次で、その中に「他人のマナーが悪いとイライラしてしまいます。どうすればいいですか」という、「それ!」というような質問があったんです。

そこだけ読みましたところ、端的に言うと「人の過失を見るな」ということでした。お釈迦様がそう言ってるそうです。その代わり「自分の過失を見ろ」と…。その項目でのケースは、「電車内で飲食する人、化粧をする人、暴れる子供などを見るとイライラしてしまいます」との事でした。坊さんの答えは「私は本を読むので本の世界に没頭して、他人のことは全く目に入りません」でした。もし金払って相談しててこう答えられたらぶん殴りたくなるかもしれない。それが増長してったら世紀末ヒャッハーになるからこそ警察があるんだし司法があるんじゃないの…?さらには「暴れる子供には冷たい目線を送れば、親も対処してくれる」と書いてあったような…。いや坊さんどんだけ怖い見た目しているの?もしかしてヒョードルみたいなの?普通の人が多少冷ややかに見たって誰も何もしない…よ?

本当に全然分からない。マンションの人たちのこの掟破り無茶苦茶生活をどう脳内で処理したらいいのか、全然分からない。「他人の過失を見るな…」。うん、そしたら、ゴミもジャングル(←ガーデニング)も見えないことにする。これはゴミの妖精やらジャングルの妖精やら、タバコの吸い殻の妖精の死体か何かであって、この世には存在しないとしよう。じゃあ「自分の過失」って何ですかね…。この物件に住むことに決めた、選定眼のなさですか?それしかないのですが。それとも、タワーマンションとかに住めなかった不甲斐なさですか?分からない。お釈迦様分かりません…!

お坊さんの「本の世界に没頭する」話はまあ置いといて、他人がルールを守っていない時に感じる嫌な気持ち、どう処理すればいいんでしょうか?本当にこれは悩ましいことなんす…。

ルールを守らない人を許し、何も気にせず平穏に過ごす方法が凄く知りたいです。でもそれはそれで、みんなが実践したら日本が終わる気がする。

栁澤でした。

人を許す、気にしないというのはどういう気持ち?と悩む_挿絵1
いやこれはちょっと誇張していますが、茂みであり、邪魔なのは確かです(;´Д`)

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