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皆さんこんにちは。
ゾンビ大好き伊達あずさです。
ゾンビ大好きというだけあって、海外ドラマのウォーキングデッドを観るようになった私ですが、それ以外にもHEROES、メンタリスト、フリンジなど結構海外ドラマも観ているのですよね。
一時は映画そっちのけで海外ドラマばかりTSUTAYAさんで借りまくっていた時期もありました。
というのも、海外ドラマって日本のドラマと違ってシリーズものの本数が長いんですよね。
映画の場合、借りる度に自分の頼りない選定眼を働かせなくてはなりませんが、海外ドラマの場合はシリーズ本数が多いので、一度当たりを見つけてしまえばしばらくは安定して楽しめるわけです。そこが、保守的な私の志向にぴったりマッチングしていたんですよね。
そんな感じで色々な海外ドラマを観ていった結果、最近、とあることに気づいたのです。
それは、どの海外ドラマも最終的には同じ感想に行き着くということです。
その感想とは・・・
「最初の頃は面白かったんだけどな~」
です!
気が付くと殆どの海外ドラマで同じ感想になってしまっているのですよね。
日本のドラマでこのような感想を得る事が少ないのはシリーズ超大作みたいなドラマが少ないせいでもあるのでしょうけど、そもそも、海外ドラマのシリーズ化自体が極端すぎるような気もします。
もしかすると、そういった所に日本のドラマと海外ドラマの違いがあるのかもしれません。
日本でDVD化されるような海外ドラマって、映画顔負けのクオリティの作品が多いんですよね。
ウォーキングデッドでは、2話にして既に街を覆い尽くすほどのゾンビが大量発生します。しかも、ゾンビのクオリティも凄い・・・
日本であればドラマはもちろん、映画ですら無理なのではないかと言うお金のかかりようです。
これはやはり、ドラマを観る人口の差なのでしょう。
海外ドラマ(主にアメリカ)の場合、人口だけでいっても凡そ2.5倍、さらに英語圏でもそのまま配信できるとなるとその数は計り知れません。
その辺の規模の差が予算にも影響しちゃっているのでしょうね。
しかし、それだけビックなマネーが動く海外ドラマは落ち目になったときのダメージも計り知れません。
そのせいか、ドラマの人気があるうちは続き、人気がなくなると打ち切られるような仕組みになっているようです。
でもそれって、終わりを迎える作品は総じて打ち切られているわけですから、ラストがまともになるわけないのですよね。
それに、何時終わりを迎えるかわからないというのは、とめどない延命処置をストーリーに施さなければならないわけで、長期化して行けば行くほど矛盾にまみれたり、初期のコンセプトから逸脱する事態に陥ってしまうことでしょう。
そういった事情が「最初の頃は面白かったんだけどな~」という自体に繋がっているのかもしれません。
何となく、大量生産と効率化の国アメリカっぽいドラマの作り方ですね。
しかし、作品にとってラストが占める影響は計り知れないわけですから、尻すぼみになっていく海外ドラマが後世でも名作と呼ばれることは少なくなってしまうかもしれません。
なので、低予算ながらも、作り手が納得して完結させることができる日本の様なドラマの作り方があってもいいのかもしれませんね。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。