Studio POPPO

投稿日：2016年8月28日

こんにちは、栁澤です。

タイトルの通り、13日の金曜日って、何故か不吉だと言われていますよね。ただの13日ならともかく、金曜日だったらつい伊達さんに「見て見て！今月は13日の金曜日やで！」と声高にお知らせしてしまうほどです。

どうして、13日の金曜日は不吉なのか？それは何も考えずに答えるとするならば「ジェイソンが出てくるから」という感じです。が、実は私はジェイソンが出てくるその映画って観たことがありません…。生まれてないからね…。なのに、この知名度。ただものではないですね。ちなみにあの有名なホッケーのマスクをかぶるのは第三作目かららしいです。え？ってことは第1作目では素顔だったん？ビックリ。

もちろんジェイソンが出てくるから不吉なのではありませんよね…そんなことみなさんお分かりかと思いますが。有名な説は、あのイエス・キリストが処刑されたのが13日の金曜日だったから、というものですね。…1年に何度かありますけど、彼には命日ってのは無いんでしょうか…。幾度となく復活する人なので命日とかないのか。も。諸説ありすぎて「これ！」と言えない状態です。（某聖人も入滅の日は不明。だけど仏滅は13日の金曜日よりはるかに多いなぁ…汗）

元々13というのは不吉な数だと言われてはいたんですよね。まずトリックスターでフェンリルのおとんのロキは、北欧の13人目の神だそうで…ロキの息子のフェンリルが世界を丸飲みにしようとしたことは皆さんもご存知の通り。世界滅亡の危機を招いた神様がロキなのです。

キリスト教絡みでも、まだ不吉thingがあります。キリストのお弟子さんはの12人。十二使徒として有名ですね。ということは13人目は…小早川秀秋以上に裏切り者以外のイメージがわかない、ユダさん？と思いきや実はユダは12人目のお弟子さん。13人目はユダが裏切り者なのでその欠員として補充されたマティアという人です。じゃあ何が13なのかというと、有名な「最後の晩餐」にて13人目にやってきたのがこの裏切りの代名詞のユダさんだったという話なのです。ほーん。

それはそうと…金曜日は何で？という感じです。金曜日。日本の多くの人は心躍る日です。今日を乗り越えれば休みだ…と自分を奮い立たせる朝。終業後は「よっしゃ遊ぼう」と解放される夜。日本人は金曜日大好き。完全週休2日制という言葉が知れ渡っていなかったころはサタデーナイトがそれにあたるものだったのでしょうけども…多分。しかし半日ってどういう仕組みだったのだろう…。12時が定時…？(; ･`д･´)

まあとにかく日本人は金曜日が好きなのです。しかし諸外国では、金曜日というのはあまり好かれていない曜日みたい…。まずキリスト教圏では、冒頭でも書いた通り、キリストが磔刑に処されてしまったのが金曜日だから金曜日嫌い。イスラム圏では、アダムが創造されたのが金曜日。さらにアダムとイヴが禁断の木の実を食べたのも金曜日。さらにアダム達が死んだのも金曜日、という伝説があるそうなのです。金曜日はとにかくいわくのある曜日。

そんなわけで、不吉な13と不吉な金曜日がダブルで訪れた日はそれはもう2倍不吉じゃん！と連想されるのも無理からぬこと。ジェイソンも出るというわけなのでした。

これだけ偶然が重なったら、不吉って思えても仕方ないかもしれません…。げんを担ぐのも、運が関係してくるお仕事とかだと大切なことですし！しかし関ケ原で大敗した石田三成氏の旗印「大一大万大吉」は、「ひとりひとりがみんなのことを考えれば良い世の中になる」という意味であるという解釈の他に、「単に縁起がよさそうな言葉をたくさん並べてみました！」という見方もあるそうです。そんな縁起を担いだ（？）石田氏、大敗を喫したことは既にみなさんご存知の通り…。まぁ縁起を担げばよいというモノでもないという事ですね。ええ、偶然は気にするなってことなのです。

はい結論が台無しになったところで、また、どうでもいい雑談記事でお会いしましょう。栁澤でした。

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