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皆さんこんにちは。
勇者って理不尽が服を着て歩いているようなものだなと改めて思った伊達あずさです。
誰に選ばれたのかよくわかりませんけど、あまりにもユニーク過ぎて誰にも検証不能な得体のしれない能力を使う人が何かの拍子にぽっと出てきて、人々に見返りや協力すらも求めることなく、ほぼ単独で勇者を擁する陣営にとっての悪を自動的に葬り去ってくれるわけですからね・・・
色んな意味で勇者ってあまりにも都合が良すぎるのですよ。
勇者を刺客として差し向けられる陣営にとっても理不尽だし、勇者自身も相当理不尽な目に遭わされちゃうしで・・・勇者システムってホント嫌い。やるのもやられるのも。
激しい勇者アレルギーに苦しみながらの再開です。
噂の勇者は南の大陸へ渡ったそうなのですが、さっき行ったときは理由なく橋が封鎖されちゃってたのですよね。
でもさ?用があるのって勇者ではなく魔王の方なんですよね。
先の歴史から推察するに、魔王軍は勇者に魔王を倒されてしまうことで敗北を喫することになってしまうのでしょう。でも、現状を鑑みると、魔王が勇者に倒されても、ラヴォスは生み出されちゃってるのですよ。
魔王がいつラヴォスを生み出す気になっちゃうのかはわかりませんけど、少なくても、勇者よりも先んじて魔王に会う必要があることだけは間違いないのです。
ゲートはこちらの都合に合わせた都合の良い時間に飛べるわけではないので、この機を逃した場合、魔王が生存する時代に繋がる別のゲートを新たに探さなきゃならなくなってしまいます。
そもそも、そんな都合の良いゲートが存在するのかどうかもわからないわけですから・・・急がなきゃ!
だがしかし!相変わらず王国騎士達が橋を通してくれません。
補給ねぇ・・・そういえば、この国の騎士団長と料理長はとても仲が悪いみたいなのですよね。騎士団長は自分の仕事に誇りを持ち過ぎるきらいがあるようで、支援職を軽く見ている節があるみたいなのです。
この一件で支援職の方々の大切さを騎士団長に思い知らせてやろうという魂胆なのかもしれません。誰の魂胆かって?そりゃ~神様のですよ。
それに、支援物資を届ければ、その対応によって橋を守る騎士団の隊列が崩れるかもしれません。そうすれば通れそうじゃないですか。
ではいざガルディア城の料理長の元へ。
・・・騎士団長って料理長のお兄さんだったの!?
料理長「ヘッ、てめえ達だけでこの国を守ってると思った報いだ」
あらら・・・内心では料理長もお兄さんを心配しているみたいなのですが、なかなか仲直りのきっかけをつかめずにいるみたいです。
うーん・・・特にお手伝いできるわけでもなさそうですし・・・困りましたねぇ。
とりあえず他の場所へも行ってみようと食堂を後にしたところで、遠くから誰かに呼び止められました。
あっ、料理長じゃないですか。
料理長「ハアハア・・・これを持ってってくれ!」
そういうと料理長はハイパー干し肉をくれました。これ、250万円の高級干し肉じゃないですか!
料理長「それから、こいつはお前らにだ。持ってけ」
そういって今度はパワーカプセルをくれました。
料理長「それから、あのバカに伝えといてくれ。生きて帰って来ねえと承知しねえってな!」
はい。承りましたとも!
じゃあ、急いでこのハイパー干し肉を前線にお届けしましょう。
急いでゼナン橋へ戻ると・・・あれ、まだ補給品を渡していないのに騎士団の隊列が乱れちゃってるじゃないですか。
騎士団長「あずさ殿、何事かな?」
思ってたよりも冷静!!
ま、まあいいや、それよりこれ!料理長からハイパー干し肉の差し入れです!あと、生きて帰って来ねえと承知しねえよ!?By 料理長です。
騎士団長「こ、これは!?そうですか、あいつが・・・あずさ殿、もし私がここで死んだならば、弟に・・・」
突然、騎士団長が死亡フラグを立て始めたのですが、立ちきる前に邪魔が入りました。
騎士団長「弱音を吐くな!ガルディア王国騎士団の名誉にかけ、魔王軍を撃退するのだ!」
騎士「し、しかし、もう兵の数が・・・」
騎士団長「ここが最後の防衛線なのだ。もうひと頑張りしてくれ!」
騎士「わかりました!」
騎士団長「御覧の通り、我が軍は苦戦しております・・・」
ほほぅ・・・ちゃんと助太刀するかどうか選択できる点には好感が持てますね。それに、そうやって素直に求められるのは嫌いじゃありません。
分かりました!ラヴォスを倒したことで、事実上、この世界の最大戦力となった私達が助太刀しますよ!
多分ですけど、魔王軍が優勢な間は魔王もラヴォスを生み出そうなんて思わないと思うのですよね。つまり、勇者が下手に魔王を追い詰めるからラヴォスが誕生しちゃうんだと思うのですよ。よって、ここから一気に魔王軍を蹴散らしながら、魔王の首を獲ってしまえばいいと思うのです。
騎士団長「かたじけない!魔王軍は橋の向こうのたもとにおります!これをお持ち下さい。きっとあずさ殿のお役に立つはず」
そういって騎士団長はゴールドヘルムをくれました。今の流れだと貰えるのは武器だと思ったよ!
騎士団長「魔王軍は手強い敵です。くれぐれもお気をつけて」
では、ちょちょいとやっつけてきますよ!
敵の司令官は随分と酸っぱい匂いがしそうですね。3大将軍だか徳川家光だかは知りませんが、邪魔をするなら排除します!
この程度の敵、サンダガで十分・・・って思ったら、あれ、ビネガーには魔法が効かない?
ありゃ、逃げられちゃった。
なるほど、死体から新たな戦力を生み出すタイプの敵ですか・・・これはかなり厄介な能力ですね。
でもまあ、私達の敵ではないけど・・・
敵を橋のたもとまで押し込みました。
あああ!ラヴォス戦の時に見た事ある敵が出て来た!
ビネガー自身は戦わないのね。
ちなみに、ビネガー肝いりのジャンクドラガーは、ルッカのフレアで下半身が壊れ、私の乱れ斬りで上半身も壊れて即倒壊しました。まあ、上半身の死に際にMPバスターなる技で私のMPが全部持っていかれちゃうという被害はありましたが・・・
騎士団長の死亡フラグが折れて良かったですね。
それはそうと、魔王よりも優先的にあのビネガーという敵を倒した方がいいと思いますよ?あいつを倒せば敵は容易に兵力を補充できなくなるでしょうからね。
こうして、ようやくゼナン橋を渡ることができたわけですが・・・今日はここまでかな。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
ビネガーって、やってる事がえげつないのに、なぜか
小者くさいんですよね。
そして騎士団の食糧問題を一気に解決するハイパー干し肉とは、
騎士団の規模が小さいのか、干し肉が巨大なのか・・・。
ハイパー干し肉は・・・もしかしたら単品ではなく袋入りなのかもしれませんね。
ただ、騎士団の規模も小さそうな気はしますよね・・・