投稿日:2015年8月13日
こんにちは、栁澤蘭丸です!
大ニュースがあったようです。
なんと!
ナショジオの記事ですが、「イヌ属で150年ぶりの新種見つかる」だそうです!
まあ、「こんな動物いたんだー!」という感じではなく、長年同じ種類だと思っていた動物が、よくよくDNAを調べたら違う進化の過程をたどってる種類だった!というニュースなのです。
つまり…ゴールデンレトリーバーって、ラブラドールレトリーバーの毛が長い奴のことだと思ってた~というのと似ています。うーん、分かりづらくなってますか。ラブラドールレトリーバーとゴールデンレトリーバーは大きさ・顔もよく似てて、違うのは素人目には毛の長さくらいじゃん、という風に見えるのですが、獣医さんところによく貼ってある犬の進化系統図で見ると相当遠いです。枝分かれしたのが相当昔ってことですね。
ラブラドールレトリーバーとゴールデンレトリーバーは人間が特徴を選択して作った種類なのでまぁ何とも言えないんですが、自然界でも「そっくりなんだけど親戚でも何でもない」という事態はたまに起こるようです。
例えば、今は北半球にペンギンがいないのですが(赤道直下に住む種類だとちょっとはみ出している部分アリ)、かつてペンギンと言えば北半球にいた生物についていた名前だったのです。北半球の元祖ペンギンは、1600年ごろから商業的な目的での乱獲が始まり(羽毛や卵など)、1844年には絶滅してしまいました。今のペンギンにそっくりな姿をした飛べない海鳥で、正式名称「オオウミガラス」といいます。海で泳ぐことに特化し、寒い地域にも順応するとなると、「これが答えだ!」と言わんばかりに同じような特徴になるのですね。不思議です。生きていたら…きっとかわいかったのになぁ。
元祖ペンギンは、人間の商業的乱獲で絶滅した最初の種だと言われています。もちろんそういうことをするのは主にヨーロッパの方々…ゲフンゲフン!
クジラも同じ道をたどるところだったのですが、こっちは気づくのが遅くなかったので、何と人間に害獣と思われるまでに数を増やすことが出来ました。立派なことです。絶滅させかけちゃったことがあるからごめんなさいという気持ちでいっぱいなのは分かるんですけど、海シェパードとかが日本の調査捕鯨を邪魔したりする姿を見ると、お前らヨーロッパ人のせいで減ったのに、と思ったり思わなくもなかったり~。
ちなみにシェパードというのは犬ではなく、「羊飼い」という意味ですので、彼らは海の羊飼いっていうことになりますね。(犬の種類は「ジャーマン・シェパード・ドッグ」という。羊飼い用の犬ってことですね。)イルカやクジラは野生動物であって、人間が管理しているモノではないんですけどね…。まあ海洋資源という意味では管理してるのかもしれないけど。
Studio POPPOの変な記事担当です。武田信玄の軍配が欲しくて100円貯金しています。ゾンビが来たら軍配で殴るつもりです。(よくないゲームの影響を受けている)