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皆さんこんにちは。
気付けば物凄いお金が貯まってしまっていた伊達あずさです。
あ、もちろんダークロードの世界での話ですよ?
全員のお金を合わせると57355ゴールドもあるんです。1人当たり約19000ゴールドといったところでしょうか。
この世界では君主の1か月の給料が10ゴールドですから1900か月も贅沢に生きられるであろう大金なのです。年に換算すると158年。ただ、ダークロードの世界は1年の月数が短いので、実際の年数は倍の316年ぐらいはあるんじゃないでしょうか。
まあでも、君主の給料が1か月10ゴールドな割に、お店屋さんで販売されている物品の価格が高すぎるのですよね。もしかすると、君主として1か月を過ごしたときにもらえる10ゴールドって、給料の全額ではなく、給料から生活費をさっぴいた残りのお金なのかもしれません。
ただ、ダークロードの世界では無職のまま時を過ごすことができないので、この隠れた生活費を算出することはできないのですよね・・・
それ以前にこの世界ではお金の使い道が全くなく、どんどん貯まっていくだけなのです。そんな状況で冒険者などという危険な職に就いてまでお金を稼ぐ必要ってあるのでしょうか。完全に趣味ですよね・・・
そんなことを考えながら、新たな仕事を求めて町をぶらぶらしていると、フェアリス住宅地で誰かの叫び声を耳にします。
おばさん「おーい!誰かその子を止めとくれ!」
凄く悲しそうな顔をした女の子が向こう側から走ってきます。
女の子を止めろと頼まれたのに、何故か私に与えられた選択肢は「匿う」か「匿わない」かの二択。
そんな聞き方をされたら匿うしかないじゃないですか。
きゅ、急ですね。しかも、私達が車に乗っているとかならまだしも、徒歩の私達にそんなことを言われてもねぇ・・・とか、言ってるそばから速攻引き受けちゃうんですけどね?
クリス「私はクリスといいます・・・実は私の婚約者のカインが沼にいって戻ってこないのです。彼は結婚式のブーケに使う虹の花を取りに行ったのですが・・・もう4日も戻ってこないのです。沼は危険なところ・・・それで、行かせてはもらえなかったのです・・・けれどもう待てません!カインが心配なの!ご迷惑でしょうが、沼のところまで私を連れて行ってください・・・お願いです!!」
いや、クリスさんがカインさんのことを心配する気持ちは良く分かりますけど、だからといってクリスさん自ら沼に行く必要あります?
私達だけでカインさんの捜索に向かうとかではだめなのでしょうか。え?ダメなの?
「悲しみの沼」っていうネタバレ全開のタイトルはどうかな~って思いますよ?
カインさんが行方不明になったという沼に到着。
クリスさん・・・やっぱり足手まとい感凄い。HPとか20しかありませんよ。そりゃおばさんも止めますよ。
ちょっと進んだところに人参が生えてる~って思ったらクレサリスという名の花でした。特にこれといった理由もありませんが、何となく摘んでみました。
おや。こんなところに小屋があります。
沼は危険だとクリスさんが言ってましたけど、住んでいる人はいるのですね。
小屋に住んでいたのはおじいさんとおばあさん。
おじいさん「うむ。沼にはヒルがいるからの。若い娘にはちと無理じゃろうて・・・まあ、ゆっくりしていきなされ・・・」
おばあさん「遠慮なんかしなくていいからね!」
物凄く親切なおじいさんとおばあさんですが・・・ここで休むという選択肢がでないんですよね。
仕方ないのでこのまま沼を突き進んでいこうとしたのですが、ここにきて急に今更感漂う考えに捕らわれ始めた私。
クリス「あの・・・ごめんなさい・・・私はやはり足でまといになるだけですね・・・お願いします・・・彼をカインを探してください・・・」
結局、私達だけで沼の中に入ることになりました。
沼の中にヒルがいると知って怖じ気づいちゃったのでしょうか。クリスさんを追いかけていたあのおばさんは、クリスさんがこういう性格(直情的)だと知っていたから止めたのでしょう。正しい判断です。
ちなみに私と蘭丸さんは若くないからヒルも平気だろってことなんですかね・・・(クリスさん20歳、私と蘭丸さん32歳)
一旦水から上がります。しかし、カインさんはどこまでいったのでしょうね。
あのおじいさん達に虹の花がどこに生えているのか聞いておけばよかったかな。
あれ、また小屋がある。思っていた以上にこの沼には人の出入りがあるみたいです。
小屋の中にはおじさんがいます。ここは・・・休憩所かなにか?
おじさん「おう!どしたい?こんな山小屋まで。あー?人探しだあ?うーん・・・そういやあ最近、この辺でトカゲの化け物を見たが・・・そいつに喰われたんじゃねえのか?なにせとてつもねえやつでよ・・・まあ俺を見てびびっちまって逃げたけどな。その後、変な薄気味わりいじじいも見かけたが・・・あいつも食われたかな」
トカゲですか。確かにトカゲは肉食ですし、そんな大きなトカゲなら人ぐらい食べちゃいそうですね。
おじさんの話を聞いて、小屋の外に出た頃にはすっかり辺りが暗くなってしまっています。
常識的に考えれば、暗い中での捜索は無謀にもほどがあるわけですけど・・・いうほど暗くないから続行!
小屋の向かい側の道を真っすぐ進んでいくと大きな水たまりが見えてきます。
おや?滝の裏側に何か・・・
滝の裏側には人工的に作られたと思われる部屋がありました。
奥へ進むためにはこの岩でできた扉を開ける必要があるのですけど、私達の力では無理!
結局、何の手掛かりもなく・・・一旦、クリスさんのところに戻ってみますか。
沼の入り口にあった小屋に戻ってきました。
クリス「本当にごめんなさい・・・私はここでカインを待つことにしました。あの人は生きています!そして、ブーケをもってきっと帰って来ると・・・お願いします・・・」
おばあさん「さあさ、その子のためにも今日は休んで明日しっかり見つけてあげな!」
そんなわけで、私達もここで一泊させていただけることになったところで今日はここまでです。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。