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皆さんこんにちは。
最近パソコンを酷使し過ぎているのではないかと不安になり始めている伊達あずさです。
私が今こうして記事を書くのに使っている愛用のデスクトップパソコンは、買った当時こそかなりのハイエンドだったわけですが、何年も経ってしまった今となってはその見る影もなくなってしまいました。
当時は結構奮発したんですけどね・・・パソコンって本当にすぐ古くなってしまいます。
とは言え、最新の3Dゲームだって何だかんだ言いながらちゃんとできますし、今の所彼(パソコン)に不満は無いのです。
ただ、最近ちょっと気になることが出てきたんです。
最近のゲーム(マインクラフト 1.10.2も含む)をやると、パソコンのファンが物凄い勢いで回り出しちゃうんですよね。
確かにこれまでも、物凄い勢いでファンが回り出すことは偶にありました。
でも、暑い室内でパソコンを使うとか、長時間3D美麗グラフィック系のゲームを長時間するとか、そういった特殊な環境下でのみ起こっていたわけですが、最近のゲームではほぼ常時、パソコンのファンが物凄い音で回り続けてしまいます。
ファンの騒音さえ気にしなければ、プレイ自体には支障が無いのですが・・・臆病者の私はパソコンに物凄い負担をかけているんじゃないかと気が気ではありません。
とは言え、最新のゲームをこの古いパソコンで動作させようとするとやっぱり無理が必要になってしまうものなのかな・・・
確かに搭載されているグラフィックカードも、古くなり過ぎて動作環境の例から漏れるぐらいですし。
そう、半ばあきらめかけていた私でしたが、ふとあることに気づいたのです。
そもそも、ファンは温度を下げるために激しく回転しているわけです。
「あれ?パソコンのファンって一体何処の温度を感知してファンの回転数を上げてるの?」
以前、キャプチャーボードをパソコンに取り付けた時にパソコンを開けたことがあったのでわかっていた事なのですが、確かパソコンのファンが冷やしているヒートシンクってCPUにしか繋がっていないんですよね。
つまり、最新の3Dゲームをグラフィックボードが頑張って動かして熱を出したとしても、それでファンが激しく動くことはないんじゃ・・・
もちろん、グラフィックボードが出した熱によって隣接するCPUが暖められてしまった場合はその限りではないのですが、本当にそれだけ?
そう思った私は原因を調べるべく、タスクマネージャーを起動し、パフォーマンスのタブからリソースモニターを開き、CPUの稼働状況を見てみることにしました。
すると・・・7つあるCPUの内、いつも2つぐらいだけが異常に酷使(使用率100%)されているみたいなんですよね。
う~ん・・・どうして7つもあるのに2つだけしか使わないんでしょうか。他のCPUにはもっと余裕があるじゃない!
複数のCPUを効果的に使用するのってプログラム的に難しいのかな・・・パソコンに詳しくない私には理由がまったくわかりません。
でも、そうなる理由は分からずとも、この状況を変える事だけは私にもできそうです。
とりあえずコントロールパネルを開き、コントロールパネルから「ハードウェアとサウンド」のカテゴリを選びます。
その中から、「電源オプション」の項目の「電源プランの選択」を選択します。
どうやら私は高パフォーマンスという電源プランを使用していたようなので、これのプラン設定を変更します。
ディスプレイのON/OFFやパソコンのスリープより、もっと詳細な設定をしたいので、「詳細な電源設定の変更」を選びます。
開いた詳細な電源設定の中から、如何にもCPUの最大動作に効きそうな、「プロセッサの電源管理」から「最小のプロセッサの状態」と「最大のプロセッサの状態」の設定を100%から80%に変更してしまいます。
(最小のプロセッサの状態の方が最大より大きくなった場合はどうなるんでしょうね・・・念のため一緒に下げてみましたけど)
これで、どんなにゲームがCPUに無理を強いても、OSがCPUを守ってくれるはず!
結果的にCPUの最大周波数が100%になることはなくなり(私の場合は76%ぐらいに留まってるかな)、ファンも激しく回らなくなりました。
この設定によって多少ゲームに支障(FPSが下がるとか)がでるなどは覚悟していたつもりだったのですが、私の体感的には気になる程ではありませんでした。(実際は遅くなってるんでしょうけど・・・)
私の環境では結果的に体感的な(個人的な)支障もなく、ファンの騒音を鎮める&CPUの酷使を防げるだけにとどまったこの設定。
もし、ファンの騒音を気にしている方がいらっしゃったら一度試してみては如何でしょうか。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。