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皆さんこんにちは。
リッチよりもドラゴンよりもビホルダーが苦手な伊達あずさです。
特にビホルダーに酷い目に遭わされたという明確な記憶があるわけではないはずなのですけど、どうしてか必要以上に身構えてしまうのですよね。
う~ん・・・私が忘れているだけで、過去にそういったトラウマでもあるのでしょうか。あるいは前世で何か因縁が・・・
さて、何故急にビホルダーの話などしはじめたのかというとですね・・・

インプ達とゲームをした広場の直ぐ先にこれでもかってほどのビホルダーが居たからなのですよ!!
スペクテイター「客人だ!久しぶりの客だよ。あのいかれたチビのサハギン以外の・・・あいつはこちらの気をそそる話のタネなんてあまり持ってやしない。ああ・・・臆しているようだな。お前は俺のような種族の噂を聞いたり、何人かに会った事さえあるだろう。俺達をビホルダーと呼ぶ・・・そうだ、そう呼んでいたはずだ。だが俺はビホルダーの見張り番で、お前が会った他の奴らとはまったく違う。俺はひとつの物を、たったひとつの物を守る為にここにいるのだ。お前を攻撃する気はない・・・俺が守っている物に触ろうとしなければな。他の物は好きに触っていいぞ!あそこにいるインプによって狂人にされてなかったらな」
うわぁ・・・物凄く話の分かるビホルダーじゃないですか。
スペクテイターさんが守っている物がセコラの歯でなければ良いのだけれど・・・
あずさ「何を守っているの?」
スペクテイター「俺の後ろの箱だけはそっとしておけ。その他のインプと一緒にある箱なら開けて良いし、何をしてもよい・・・俺がここに居るのはそんな事に関わるためではないからな。他の箱は、ずいぶん前にサハギンが来て中身を持っていったような気がするな。泥棒が恐がると思って、代わりに自分の持ち物を入れていったのではなかったか・・・ああ、それで思い出した。あのいかれたチビのサハギンに約束をしたのだ。侵入者を脅して追い払うと・・・そういうわけで・・・バァー!俺がやるのは、せいぜいこれくらいさ。(ハァー)寂しい仕事だよ、実際・・・」
しかも、ユーモアまであります。
うぅ・・・守っている物がセコラの歯ではありませんように。
あずさ「どうしてここにいるの?」
スペクテイター「うむ。一人のいかれたチビのドロウがずっと昔にサハギンの町のこの一画を占領した。俺はそいつに呼び出されたのだ。この箱は奴にとってはきわめて重要な物だったようだ。サハギンから攻撃を受けていた彼は、自分が死んだ後に、奴らにその箱を取られたくなかったんだ・・・だから”パッ”と俺が呼び出されて、99年間の責任を負わされたんだ。残りたったの40年、てわけだ。ドロウはサハギンに比べて全然面白くなかったよ、ほんと。だが匂いは奴の方がまだマシだったな。俺は二度と魚を食べられないだろう・・・ゲヘッ。その上、俺はドロウのインプを押し付けられた。奴はここへ縛り付けられているのに、しょっちゅうテレポートしてはサハギン達から逃げ回ってるんだ。そのまま帰ってこなけりゃ、有り難いんだが。つまりさ、俺ができるのは”かくれんぼ”と”いないいないばー”だけで、もういい加減飽きてるんだ。だが奴らといえばどうだ?とんでもない!腐ったインプ野郎どもめ!」
これどう考えても箱の中身はセコラの歯だよ!!
あずさ「あなたを任務から解放する事は出来ないの?」
スペクテイター「ああぁ、そりゃ優しいね。死ぬ以外に、残っている40年を縮める方法はないからな・・・でも俺はまだあの世に喜んで行く気はないぞ」
えぇぇ・・・そんなの困るよ。確かに冒頭でビホルダーは苦手だといいましたけど、何かあなたのことは嫌いになれない!
あずさ「自分が守っている箱の中身を知っているの?」
スペクテイター「全然。だがそれに触ることはお勧めできないな。興奮するようなことも久しくなかったが、だからって何か殺したいってわけでもないし」
あずさ「*本当*に箱の中身を見ちゃいけないの?」
スペクテイター「ええ?そんなに欲しいのか?親戚が死にそうで、この箱の中身を凄く欲しがってるとか?ああ、分かったぞ!お前は箱の中身が欲しくて堪らないんだな?つまり、ビホルダーが守ってるんだから、凄く良い物に違いない、てわけだ!俺を呼び出したドロウが狂っていた事を忘れるな。だけど、ま、俺には分からんしな。もう60年間も二人組みのインプと三目並べをしてるんだ・・・ハァー・・・」
三目並べって〇×ゲームのことですよね?あれって、どう頑張っても勝負がつかなくないですか・・・
スペクテイター「ああ・・・答えを言うのを忘れてたな。ダメ。お前は箱の中を見てはいけない。ドロウは*この*箱を守る為に特別に俺を呼び出したのだ」
ほっほぅ・・・
あずさ「ドロウが守るように命じたのは、箱本体か、その中身か、どっちなの?」
スペクテイター「フーム。俺の記憶では奴は”俺の箱”と叫んだと思う。ただその時一本の槍が奴の胸に突き刺さったんだ。それさえなかったら、奴は違う事を言っていたかもな。だが奴は*この*箱の事を話していたのだと思うな。ということはそれをお前に開けさせるわけにはいかない・・・触れたり動かしたりするのも許さないという意味だ・・・例え俺が中身を見張っているのではないとしてもな」
あずさ「だけどそれは*お前*には開けられないという意味ではないだろうね?そうすれば、私は触らなくても中身が何かを知る事が出来るのだけど」
スペクテイター「おい、その通りかも知れないな。フム。実際、俺も中身が何なのか知りたいんだ。こうしよう・・・俺は振り向かないから、お前が見てくれ、どうだ?」
あれ?結局、私が箱に触れてもいいの?
スペクテイター「マジ?それだけか?くそっ。あのいかれ狂ったドロウの叫び方のおかげで、ドロウ族全ての将来がかかっているような、凄い物が入ってるのかと思ってたぞ。(ハァー)これで俺は、後40年も空っぽの箱を守るわけか、やったね」
あずさ「なんで?そんなことに意味があるの?」
スペクテイター「フム。お前は全く正しいよ。あのドロウメイジでさえ、俺に空の箱を守って欲しいとは思わないだろう。そんなに*いい*箱でもないしな。幾らあの高慢ちきで頭が空っぽのビホルダー・カウンシルでも、こんな契約の責任を押し付けたりはしないな!俺は・・・自由だ!自由なのだ!やっほー!これから何をしようか?ふーむ。インプを殺すか・・・あの馬鹿どもは死んで当然だ。だが、まず腹ごしらえをしに行こう。俺がどれほど腹を減らしてるか、想像できるか?」
えっ、じゃあ、お腹が一杯になるまでご飯を奢るから友達になろうよ!

そんな私の誘いも虚しく、スペクテイターさんは去って行きました。
せめて、腹ごしらえのために私を食べようとするぐらいしても良かったのに・・・そうすれば、いっそ諦めもついたでしょうに。
私は残りの人生をかけて、スペクテイターさんを召喚する呪文を習得しようと心に決めたのでした。
とまあ、そのことは一先ず置いておくとして、セコラの歯が手に入りました。

地図を見る限り、例の鍵がかかった扉の向こう側ぐらいしか未調査個所がありません。つまりそれが意味するのは、このセコラの歯があの扉の鍵だってことです。
でも、セコラの歯を使って扉を開けるのは次回にしましょうかね。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。



喜んでください!遠い遠い将来、スローンオブバール(ToB)のどこかでスペクテイターさんに再会する時がありますよ。その時の彼の心憎いふるまいとセリフと言ったらもう笑