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皆さんこんにちは。
四六時中、ゴミ収集車が流す音楽が聞こえて来る伊達あずさです。
当然ただの幻聴ですけど、まあ割とある事なので気にせずいきましょう。
というわけで、エルフの女の子が魔物に囲まれたところからの再開です。
当然助ける流れです。幾ら窃盗犯とはいえ、罰にしてはあまりにも重すぎますので。
丁度、百合が咲き誇ったぐらいのところでガーゴイル全滅です。
マキシム「大丈夫かい?」
エルフの子「た、助けてくれなんて言ってないわよ!あんた達なんか・・・あんた達なんかね」
あっ、アーティさんだ!!
アーティ「ミルカ!お止めなさい!」
あ~これミルカさんだったんだ。前作では名前がある割にはほとんど出番がありませんでしたからね。
ミルカ「アーティ様・・・」
アーティ「助けて頂いたのに、その言い方は、なんですか!」
ミルカ「でも、アーティ様。こいつら、また怪しい船を作ろうとしていました。また、あの工場から、汚い水が出ていたんです!」
アーティ「・・・それで、その設計図を盗んで来たのですね。でも、どんな理由があれ、盗みが許される事はありません」
レクサス「ちょ、ちょっと待ってくれ。工場から、汚い水が流れているってのは本当の事なのか?」
ああっ、珍しくレクサスさんが絡んできた!
ミルカ「そんな事も知らないの!?あの工場が、いかに街や海を汚しているか!あの街には、花ひとつ咲いてないじゃない!」
レクサス「――――!」
アーティ「さぁミルカ。それだけ言えばもういいでしょう。設計図を返しなさい」
ミルカ「でも、アーティ様!このままじゃ――――」
アーティ「――――他人に強制された事は、長くは続かないものです。当事者が問題の本質に気付き、自ら解決しなければ、何も変わりません」
ミルカ「・・・」
アーティさんが諭してくれたおかげで、設計図を返してもらえました。
でも、これだけアーティさんにちゃんと教育されているというのに、ミルカさんの考え方って年をとってからもあまり変わっていませんでしたよねぇ・・・虚しいものです。
レクサス「ま、待ってくれ!お嬢ちゃん。すぐには無理だが、近い内にポートラビアを必ず花いっぱいの街にしてみせる!」
ミルカ「それって・・・」
レクサス「ああ。工場の機械は、すぐに改良するよ。もう、汚い水が出ないようにして見せる!」
ミルカ「・・・ほんと?」
レクサス「本当だとも。天才の名が伊達じゃない事を、証明して見せる!」
ミルカ「・・・」
レクサス「街が花でいっぱいになったら、お嬢ちゃんを街に招待するぞ。そして、両手で抱えきれないくらいの花束をプレゼントする!・・・貰ってくれるかな?」
ミルカ「ホントに花が一杯咲いてれば・・・貰ってあげてもいいよ」
レクサス「ありがとう・・・よし、儂は早速街に戻って工場の機械と、エクセリオンの改造に取り掛かる。マキシム。ポートラビアで待っておるぞ」
えっ、ちょ、もしかして、離脱しちゃうの!?
何も、こんなところで別れなくてもいいじゃん!
あ~あ・・・また装備品を持って行かれちゃったよ・・・
誰か来たけど、こっちだって大変なんだよ!
アーティ「何事です?」
エルフA「怪しい光の玉が、村の上に現れました!」
エルフB「その玉は、恐ろしいくらい、邪悪な波動に満ちています」
マキシム「私は、そいつに心当たりがあります!」
アーティ「本当ですか?一体、何者なんです?」
それはどっちに対して言っているのでしょう・・・この言い方だと、光の玉の正体を知っている貴方は何者なのかと言われているようにもとれますよね。だってまだ自己紹介すらままならない状態ですもん。
マキシム「アモンという破壊の神です!それより、早く村に戻った方がいい!私達も一緒に行きます!」
アーティ「し、しかし、人間を我々の村に入れるわけには・・・」
ガイ「つまらん事にこだわってんじゃねー!急がないと、村人が皆殺しになるぞ!」
アーティ「わ、わかりました!スイングします!」
ええ!?こんなばらけた状態でスイングできるの!?
じゃあ、この時だってギリいけたんじゃ!?
帰らずの森
アクアソード
などと茶々を入れている間に村に到着しました。
エルフC「アーティ様!光の玉が、突然飛んで来て、カレン様を、包み込み、飛んで行ってしまいました!」
ミルカ「なんですって、お母様が!?」
エルフD「すみません。私達がついていながら。しかし、あの玉は・・・恐ろしく強い敵意でした。動く事すらできなかった」
アーティ「それで、その玉はどこへ?」
エルフC「精神の神殿の方へ行きました」
アーティ「精神の神殿へですって!?それで、カレンを・・・すべて、お見通しという事ですか」
マキシム「その精神の神殿とは、何なのですか?」
アーティ「精神の神殿には、その名の通り精神力を高める秘石があるのです。そして、そのドアを開く事が出来るのは、カレンだけなのです」
ガイ「そう言う事か・・・それにしてもアモンがこれ以上、精神力を高めると厄介だな、マキシム」
マキシム「・・・ああ。アーティさん。その神殿はどこにあるんですか?」
アーティ「あそこは人間だけでは、入る事はできません。この件は、私に任せて下さい」
マキシム「エルフのあなたが人間と行動を共にしたがらないのは、わかります。しかし、今はそんな事を言ってる場合じゃありません。アモンの強さは想像を絶します。我々が束になってかかっても勝てないかもしれない。今は、力を合わせる時です」
アーティ「・・・わかりました。確かに、今は、いがみあってる場合ではないようですね。もたもたしていると、カレンの命にかかわります」
アーティさんって相当に聡明ですよね。しかも、さらわれたのは如何にもデバイスにされちゃいそうな危ない名前の方ですからね。急いだほうがよいでしょう。
マキシム「それで、神殿の場所は?」
アーティ「村の南西です。それと、アモンに関しては、あなたの方が詳しそうです。カレンを助け出すまでは、あなたが指揮を執って下さい」
マキシム「わかりました。では、急ぎましょう」
といった長い会話を経て、ようやく最後のメンバーとなるアーティさんが仲間になりました!
でも、何時もと比べて今回はあまりセリフが長く感じられませんでしたね。きっと、ちゃんと人間らしいトークが繰り広げられていたからでしょう!今後もこの調子でお願いします!
でもまあ、文字数的にはやっぱり長かったので、カレンさんがデバイス化されるのを阻止するのは次回になります。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。