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うわーーーん!失敗した!!
なんて、思わず叫んでしまうような経験は誰しもあるはず。
ですが、失敗すると必要になるのが反省!
でもその反省、本当に正しい反省の仕方なのかな?
今日はそんな反省の仕方について心理学の面からお話したいと思います。
どんな人でも、同じ失敗を繰り返したい!なんて思う人は居ないはずです。
だから自分がどうして失敗してしまったのかを必死に考え、次に活かす・・・
これこそ反省なわけですが、「失敗をしてしまったこと」自体を悔やむのは実は逆効果なのです。
その反省、「ハウリング効果」という心理効果で逆に失敗を誘発してしまうかもしれませんよ?
「ハウリング効果」とはその名の通り、スピーカーなどから「キュィィィーン!!」というあの耳障りな音がでてくる現象を意味しています。
スピーカーから出た音がマイクに入り、音が増幅され、それがまたスピーカーから出てきます。
それがまたマイクに入り・・・と、どんどん音が増幅されていった結果、あの「キュィィィーン」という「ハウリング」が生まれるのですが、これと同じように、失敗自体を悔やんでいると、失敗した時と似たような状況に対面した時、失敗してはいけないという思いだけが心のなかでグルグルと増幅されていき、ハウリングを起こし、心を萎縮させ、ミスを誘発させてしまうのです。
とはいえ・・・失敗を悔やむなって言われても・・・難しいですよね。
できるだけ、反省するときは精神論的な反省ではなく、論理的に且つ客観的に失敗の根本原因を追求するだけに止めるべきです。
そして、失敗直後にその原因を追求したら、その後はもう失敗した事自体を考えない!
それもできないのであれば、もういっそ反省なんてしない!ぐらいの気持ちが大切です。
反省は成功するためにするのですから、反省のせいで負の感情に埋もれてしまい、成功に必要な「やる気」や「創造力」を失ってしまっては何の意味もないのです。
・・・とか言う私もすぐ、くよくよしますけどね!
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。