デューラッグの塔のメインは地下:Baldur’s Gate#165

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前回からの続きです!

皆さんこんにちは。
お風呂に入っている間に何か思い浮かぶかな~と思ったんですけど、結局何も思い浮かばなかった伊達あずさです。

映画もドラマもあまりに時季外れのものばかり観ているせいで、いまいち話題にしづらいのですよ。
でもまぁ・・・時季が外れた作品でも比較的容易に鑑賞できるのですから、便利な時代になったということなのかもしれませんね。

デューラッグの塔のメインは地下:Baldur's Gate#165_挿絵1
我ながら年寄り臭い物言いだなぁ・・・と自分に辟易したところで再開。
今日はデューラッグの塔の最上階(だと思うのだけど)を探索します!

デューラッグの塔のメインは地下:Baldur's Gate#165_挿絵2
あっれ・・・結構広いですね。
外側から見た感じでは、最上階だけ狭くなっていたように見えたのですが、他の階と変わらなさそうですね。

デューラッグの塔のメインは地下:Baldur's Gate#165_挿絵3
塔西側の一角で名のある人に遭遇しました。
ただ・・・向こうから寄って来るタイプの人なのですよね。場所が場所ですから敵かも・・・

キリンヘイル「女?これだけも待って、私は女に見つけられたというの?放っておいてよ。あなたに自分の魅力を無駄遣いする余裕はないの。でも、仲間の女狐がどこかの馬鹿な男に課せられた鎖から抜け出そうとしているのを手伝いたくなったんだったら、もっと話し合ってみてもいいかもね」

「これだけも待って」なんて表現を初めて見ました。というか、勝手に直しっちゃってるけど、原文には明らかな誤字もあるのです。高いゲームだったのだから、もう少しちゃんとして欲しい!!
相変わらず変な訳だけど、このキリンヘイルと言う人が何かしらの理由でここに囚われているということだけは理解できました。

あずさ「あなたは本当におかしな奴ね。見かけ通りのものなんてここにはないけど。何を考えているの?」

キリンヘイル「デューラッグと私は・・・私の友達の処遇を巡って意見が対立したの。私の誘いを・・・筋の通った反論も無視されて、それ以来、私はここに囚われているのよ。300年くらいかしらね。そして、あのくそったれデューラッグはいなくなってしまった」

キリンヘイルさんの話があまりに抽象的過ぎて、詳しいことは良くわからないけど、何となくこの方からは悪人の臭いがします。
話が抽象的なのも、後ろめたいことがあるから詳細を話せないだけのような気がしてなりません。注意、注意、要注意です!

あずさ「300年?いったいどうやってそんなに長く生き延びて来たの?」

キリンヘイル「私のような者にとって、時間は実はそれほど重要ではないの。大事なのは、定命のあなたがおとなしく言う事を聞く事なのよ!なんという恥辱なのかしら。あの馬鹿なデューラックがいなくなってからというもの、私はずっとここに捕らわれたままだし、今度はあなたの拒絶に対処しなければならないの!?デューラッグは私の翼を奪って、ここに留まるよう呪いをかけたかもしれないけど、私にはあいつの罠がはぎ取ることのできなかった力の一つ二つはあるのよ!私が出て行かれないのだったら、あなたも出て行かせないわ!」

う~ん・・・どうやらキリンヘイルさんは人間じゃないみたいですね。
となると、人の倫理観に照らし合わせてキリンヘイルさんを理解しようとするのは無意味ですね。結局、何故キリンヘイルさんがここに捕らわれているのかさっぱりわからなかったけど、こちらとしても降りかかる火の粉は払わねばなりません。

あずさ「やれるものならやってみな!死ぬのはあなたよ」

キリンヘイル「お前の血で壁を塗り替えてくれるわ!ちょっと内装でもやり変えれば、次の100年がちょっとは耐えやすくなるでしょうよ!」

・・・
・・

キリンヘイルの死体からはスタッフ・スピアー+2とキリンヘイルの髪の束が採れました。

死体から採れた髪束の説明文によると、彼女の正体はサキュバスだったみたいです。
通りで開幕早々チャームをかけられるわけです。(ブランウェンさんにディスペルしてもらいました・・・)

それとですね。キリンヘイルが持っていたスタッフ・スピアー+2・・・これはかなり良い物です。
メイジの私でも装備できる上、ダメージも1D8+3(THAC0+2)と今装備しているクォータースタッフ+1よりも大分強いのです。

デューラッグの塔のメインは地下:Baldur's Gate#165_挿絵4
この階の探索も終わりましたが、上り階段を発見することはできませんでしたし、ここが最上階という予想は当たっていたみたいです。
探索の成果は、メイジローブ・オブ・エレクトリカルスタンス、クローク・オブ・プロテクション+1、ダーツ・オブ・ウーンディング×10、ダーツ・オブ・スタンニング×10、ハルバート+1ぐらいでしょうか。

後、この階に出現したガストの群れ(6体)を倒したことでイモエンさんのレベルが9になりました。
でもイモエンさんのヒットダイスは1D6+2なので、MAXの8を引き当てるまでリロードするのが物凄く手間です。何しろこの世界の6の目ダイスは相変わらず4の目ばかりなので・・・

さ~これでデューラッグの塔の探索も終了・・・じゃないね!?
そういえば、まだ地下が残っていたのでした。

デューラッグの塔のメインは地下:Baldur's Gate#165_挿絵5
では早速デューラッグの塔の地下へ。
ん?また、名のある人が居ますね。見た目は同業者?っぽいですけども・・・

ベイヤード「(ゲホッ)き・・・君は誰だい?ああ、俺と同じ放浪者か?回れ右して引き返せ。ここは訪問者に寛大なところじゃない。俺と同じように、生き延びたいなら逃げるんだ」

放浪者・・・冒険者よりも放浪者の方が今の身の上的にしっくりきますね。なかなかに良い表現です。これからは放浪者って名乗ろうかな。

あずさ「あなたは一体どなたですか?こんなところで他の人に会うとは思ってなかったわ」

ベイヤード「君達は、予想外のものと沢山出会うことになるだろう。へっへっへ・・・おぅ・・・笑わせないでくれ。喉に刺さったダーツが悪さをしやがるんだ。俺の名前はベイヤード。君達と同様に、友人達とここへ来た。ここにはお宝がたんまりあるんだろうが、俺の力じゃ太刀打ちできそうにないことが分かったよ」

え!?喉にダーツが刺さってるの!?!?
ちょ、ちょっとそれって大丈夫なのですか?でも、治療してあげようにもそんな感じの選択肢がないよ!

あずさ「私ならもっと上手くやれる。自信あるわ。罠なんかには目ざといし、今まで卑劣な化け物とも沢山戦ってきたわ」

親切心で忠告してくれたベイヤードさんに対して、こんな返しをするのは非常に心苦しいのですけど、これよりましな選択肢がないのです。

ベイヤード「もし君が、この地を家と呼んでいる生物と戦うまで生き延びることが出来たら、幸運だと思う事だ。この場所にある壁こそが、君達を寄せ付けないための罠なのだ。ただの罠なら君達の器用さしか確かめられないが、ここはただの入口なんてものじゃない。デューラッグは病気、ビョーキなんだ。教えてやるが、奴は侵入者の邪魔をしようと言うだけじゃない。殺す事を考えているんだ。確かに罠はある。ワイヤーや踏み板や音で起動するようなものだ。しかし、試練もある。奴が味方を知るための試練だ。迎え撃つものを逃れるには、器用な指先だけじゃ足りないってことだ。罠の中には、二度目のチャンスをくれないものもある。十分に警戒するんだな、さもないと簡単に死んでしまうぞ」

喉にダーツが刺さっちゃってるっていうのに凄い長台詞ですね。無理しないで下さい。

あずさ「ここが危険だってかなり確信してるみたいね。どうしてそんなに自信があるの?それに、どうして仲間を見捨ててきたの?」

ここを探索した結果、自分の喉にダーツが刺さっちゃったのだから、本当はベイヤードさんがここを危険だと確信することに何の違和感もないのですけど、これ以外に適切な選択肢が無いのですから仕方ないのです!!

ベイヤード「私は友人達を見捨てたわけじゃない。彼らは若いと言えるかもしれないが、自身で判断を下せるだけの年にはなっている。自分の身を守るために剣を振るうことのできる者の、お守りをするつもりはない。危険については話をしてある。それでもなお行くつもりなら、それは自分で選んだ運命だ。私か、私は生きている方がましだと思っている。ここは死に満ちた場所だ。周りの空気の中にもあるし、君の服の中にも潜り込んでくる。私の仲間達が『ったく、いったい何の臭いだ!』と言った時、私は言ってやったよ。死臭だよ、ってな」

あずさ「警告ありがとう。でも、行かなくちゃ。危険があろうとなかろうと、仕事があるの。この目で確かめてみるわ」

そう。行くなと言われるたびに行くのを止めていたら、プレイ日記なんて書けないのです!

ベイヤード「それは君達の権利だし、そうしたいのだろう。この先の危険を承知している者を止めたりはしない。三百年もの間、この場所にまともに足を踏み入れた者はいない理由が分かっていればの話だが。この場所の歴史は聞いた事があるのだろう。そうでなければここにいるはずがないからな。デューラッグは頭がおかしくなってしまったんだ。身の回りの人間が死んで、精神が崩壊してしまったのさ。ここは、奴の身に起きた事の合わせ鏡だ。通り抜けるためには、自分の身に起こったことを理解しろと要求しているように思える。ここは遺跡ではない。長年に渡って閉ざされていたのだ。ここは人々の侵入を拒むため、あるいは侵入者を殺すために作られている。何の変哲もない扉でさえ、ワードストーンで鍵をかけてある。ここに入るなら、準備万端整えてからにすることだ。さもなくば死ぬぞ。ああ、知るべきことは私が教えた。だが君達の命は君達の者だ、好きにすればよい。私はもう行かなくてはならない。無事と幸運を祈るよ」

相変わらず、とても喉にダーツが刺さっているとは思えない程の長台詞でしたけど、訳が比較的ちゃんとしていたので労せず理解できました。
ベイヤードさんの話から察するに、どうやらデューラッグの塔の探索は地下がメインみたいですね!
長々と警告されたことで、むしろ今後の探索がわくついてきちゃいましたけど、デューラッグの塔の地下を探索するのは次回ですね。

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