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皆さんこんにちは。
サレヴォクが無能ではないと分かったことで、ちょっとワクついてきてしまった伊達あずさです。
サレヴォクが何を企んでいるのかとても興味があります。
なので、敢えてサレヴォクの策に乗ってあげようではありませんか!
さて、リエルタールが居るのはキャンドルキープの本体である大図書館でほぼ間違いありませんが、お愉しみは最後までとっておきたいものです。
それに、他にも何か面白い話が聞けるかもしれませんからね・・・今しばらく、お散歩がてら故郷を満喫してみたいと思います。
あ、ハルさんじゃありませんか。今日はちゃんと剣持ってますか?
ハル「一生会えないと思っていた奴がいるな。フラーと私はゴライオンが死んだのを聞いて、彼の亡骸を拝みに行ったとき、お前の姿はみなかった。あの夜お前達に何があったかは知らんが、ゴライオンはお前を救い、勇敢に名誉ある死を遂げたんだ」
あずさ「彼の亡骸を世話してくれてありがとう。どうしようかと思っていたところよ。いつかビールを片手に話しましょう」
ハル「楽しみにしているぞ、若いの」
ハルさんと別れ、安宿に。
中にいたのはパルダさんです。以前、プリーストクォーターで私が暗殺者に襲われた時、心配して声をかけて来てくれた人です。
パルダ「ああ、あずさ。帰ってきたとは聞いていたが!こんな暗い時じゃなければ、もっとよかったのだがな。キャンドルキープでは何かが起きている・・・この幽霊屋敷をまだ私達の家と呼んでる者には、声に出せない恐怖だ。助けてくれ、お願いだ」
あずさ「任せて。パルダ。そうすればいいのか教えて」
パルダ「どうして・・・知ってさえいれば!行って、調査してきてくれ。お前は少しここを離れていたから、私達が気付かない事が分かるかもしれない。私達は長く居過ぎて、だんだん悪意が近づいて来ているというのに、それが見えなくなっているのだろう。だが確かにここにある。私には見えないが、聞こえるのだ。ここにいると叫ぶ声が!しっ、このことは聞かれてはならないぞ」
ふーむ・・・随分と直感的な話なのですね。でも、それだけ抽象的なのにそこまではっきりと恐怖を抱けるなんて・・・凄い危機感知能力です。
いい加減、大図書館へ向かおうと思った矢先、カダーリーなる人物が声をかけてきました。
カダーリー「ごきげんよう、私はカダーリー。あなた達と同じ、キャンドルキープでは、客人の身です。こんなみすぼらしい恰好で申し訳ない。この年で随分と辛い長旅をしましてな。名前を聞いてもよろしいでしょうか?あなたは見覚えがある気がするが、どうもハッキリと思い出せないのです」
あずさ「私があずさだ。ここを何年も故郷と呼んでいるわ」
カダーリー「あずさ!あなたのことならよく知っている。あなたは覚えていないかもしれんが、私は随分前に、ここに居たことがあるのですよ。あなたの養父とは、面識がありました。その時のあなたは、お手伝いで忙しそうでした・・・私の事など、覚えていないでしょう。だから、私は別にあなたの先輩というわけでもないんです。もう聞き飽きたかもしれませんが、ゴライオンのことは大勢の者が慕っていました。皆彼の死を悲しんでいるのです」
あずさ「会った事も無い沢山の人から、同情してもらった。あんな賞賛を受けるなんて、彼はどんな人だったんだろう?」
カダーリー「ただ敬うだけで良いのです。ゴライオンは多くの人々のために尽くしました。最後に彼と話した時、私は彼の仲間の事をよく知らなかった。どうやら、ハーパーズは組織のことを隠したがるみたいですな。ゴライオンは長い間、組織の一員だったんでしょう。彼はあなたを、普通の子供と同じように育てたかったんだと思います。その子が実の子でなくとも、『親』はそう願うものなのです。しかし、子供はなかなか親の望む通りには育たないもの。あなたは、どうですかな?」
そういえば、前にバルダーズ・ゲートでゴライオンの友人だといって声をかけて来たエンティリスさんもハーパーズを名乗ってましたね。
ゴライオンが属していたというハーパーズとは一体どんな組織なのでしょうか。
あずさ「思った通りね。だが、自分の知らないほうがよかったことまで、知ってしまったわ」
自分で言っておいてなんですが、ちょっとこの返答の意味が良くわからないのですよね。私はゴライオンがハーパーズの一員だったということを良しとしていないという意味なのでしょうか。ハーパーズがどういった組織なのかということすら、中の人は知らないのに・・・
カダーリー「確かにあなたの抱える問題は、私の経験したどんなものより、重く辛い物かもしれません。しかし、誰にでも乗り越えねばならないものがある。誰にでも、暗部はあるのです。大切なのは、それを自分で乗り越えることですよ。いや、説教じみた事を言ってしまいました。久しぶりの再開には相応しくない話ですな。私は、もう行きましょう。キャンドルキープのトームを読破するには、時間が掛かります。少なくとも10日は、ここにいるでしょう。帰る前に、もう一度会う事もあるかもしれません。あなたと話をしたがっている者が、キープにいます。暇を見つけて行ってみるとよいでしょう。さようなら、友人よ」
う~ん・・・よくわからないけど、私が知らない方が良かったと言ったのは、自分の出生に関する話の方だったのかもしれませんね。何か相手からの質問に対して、私の回答が一対一で対応していないような気がしてなりません。これは原文の方にも問題があるのかも・・・
フリディア「あぁ!こんにちは。私の本どこかで見なかった?あれ、違った、もう見つけてくれたんだっけね・・・ちょっと待って。いや、分からなくなってきたわ。最近ここには居なかったのよね・・・」
あずさ「昔と少しも変わらないね、フリディア。そのままの貴女が好きよ」
フリディア「私みたいなオバちゃんを狼狽させるには十分だわ。ゴライオンは確かに貴方を魅力的に育てたわね」
フリディアさんはどんだけ本を無くしたら気が済むのでしょうね。というか、私がフリディアさんの本を見つけていても、いなくとも、会話が同じで済むようにしているのかもしれませんね。
大図書館は物凄く広く、ざっとハイド・イン・シャドーしたイモエンさんに偵察してもらっただけでも、まあまあ名のある人がいます。
狭い室内で突然声を掛けられると、狙い通りの画像が撮れないので、こういった場所では綿密な計画が必要となるのです。
そんな綿密な計画の結果・・・続きは次回となりました。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。