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皆さんこんにちは。
シェランに来たのはいいけど、たった2人で国を亡ぼすような相手と戦うのは、幾ら何でも無謀すぎるような気がしてきた伊達あずさです。
でもアレキアは実質この件を放置することにしたみたいですし、やっぱり私達がどうにかしないとダメなのかなぁ・・・
ささっとライラさんだけ助けて脱出するという手もありますが・・・でもそれは、主目的じゃありませんもんね。
とはいえ、やっぱり達成条件がはっきりしているライラさんの救出からにすべきでしょうね。
む、倒れている人のセリフが変わってますね。でも「シェラン国王の救助」なら主目的になるかもしれません。ひょっとすると侍女であるライラさんもシェラン国王と同じ場所に隠れているかもしれませんしね。
シェラン国王は地下に隠れているみたいです。まあ、前に来た時、開かない扉がありましたし、おそらくその扉の向こうに地下へ続く階段か、あるいは、それらに準ずる何かがあるのでしょう。
ダニルさんから譲って頂いた鍵を使えば、玉座の間にある東西の扉が開きます。ちなみに東側には宝箱(100ゴールド)がありました。
西側にはスイッチがあったのですが、これを操作したことで何が起こったのか、ここからでは確認できません。
あ~先ほどのスイッチを操作したことで、お城の地下に下り階段が出現したみたいです。ここ、以前来た時はただの床でしたしね。
鉄格子の向こう側に如何にもシェランの国王と思われる人が居るけど、とても自主的にここへ逃げ込んだようには見えませんね。敵に幽閉されたのでしょうか。
鉄格子に張り付いている女の人「そこに、誰か居るのですか!」
私達を隔てているのは鉄格子だけなんだから、そちらからでもこちらの様子は見えるでしょうに・・・
あずさ「私は、アレキア王国騎士団のあずさといいます。助けに来ました」
鉄格子に張り付いている女の人「アレキア騎士団の方なのですか?よかった。王様、助けが来てくれました!」
シェラン国王「うぬ、なんじゃ。二人しかおらんのか?大体アレキアの騎士が我が国に入るとは・・・」
鉄格子に張り付いている女の人「王様!今は非常時なんですよ!騎士が、どうのこうのと言ってる場合じゃありません!」
シェラン国王「・・・わ、わかっておる」
どんだけ呑気なのよ。
自分の国を攻め滅ぼされてなおこの呑気ぶりを維持できるとは・・・
ルフィア「・・・ねぇ、あずさ。あの人凄いわね。王様を怒鳴りつけてるわよ」
あずさ「きっと、偉い人なんだろう・・・」
むしろ、国が滅びちゃってるわけですから、シェラン国王が偉くなくなってるだけだと思いますよ。
あずさ「ところで、この中にライラさんは、いませんか?」
鉄格子に張り付いている女の人「えっ、あの、ライラは私ですけど。なぜ、私の名前を・・・?」
うん、知ってた。
あずさ「あ、あなたがライラさん!?お兄さんから、あなたを捜してくれと、頼まれているのです。無事でよかった」
ライラ「ダニル兄さんが・・・」
あずさ「随分と心配してましたよ。さぁ早くここから出ましょう。とりあえず、アレキアに避難してもらいます」
ライラ「わかりました。お願いします」
というわけで、ぞろぞろと大所帯で脱出することになりました。ライラさんではない方の侍女のお名前が気になります。
シェラン城(2回目)
100ゴールド、力の源
後少しで外に出られそうだけど・・・きっと、このまま逃がしてはもらえないんだろうなぁ・・・
ほらね!?
敵のリーダー「まだ、生き残りがいたとはな・・・」
ライラ「あ、あいつ!あいつが、皆を殺したのよ!」
敵のリーダー「ほう、そこの剣士。なかなか良い精神波を出しているな。気質を感じる波だ」
あずさ「・・・ルフィア。皆を連れて裏から逃げろ。こいつは何かが違う・・・」
ルフィア「で、でも、あずさ」
あずさ「行け・・・行って騎士団を連れて来てくれ。こいつは・・・強い!!」
上手く逃げてくれたみたいです。
あずさ「きさま!どんな理由があって、これだけの人々を殺した!!」
敵のリーダー「・・・理由などない。何故なら、破壊は、私の使命だからだ」
あずさ「破壊が使命だと!?そんな、馬鹿な事が許されると思っているのか!!」
敵のリーダー「・・・それは私が決める。なぜなら私は神だからだ!」
あずさ「・・・神、だと!?」
敵のリーダー「私の名はガデス。破壊を司る神だ!!」
というわけで、一応、戦わせてはもらえるみたいだけど・・・どうせ負け確定イベントなんだろうな。
ガデスはしばらくの間黙ってこちらの攻撃をただ受けていたのですが、攻撃してきたと思ったらこのダメージですよ・・・
私が倒された途端、ルフィアさんが戻ってきてしまいました。
ガデス「そこの女。貴様は・・・」
ルフィア「なによ、近寄らないでよ!!あんたなんかに、あずさは絶対、殺させはしないわよ!!」
ガデス「・・・」
ルフィア「なによ、何か言いなさいよ!」
ガデス「・・・貴様達とは、また会うことになるだろう。それまで、その女を大切にしておけ」
てっきりルフィアさんが連れ去られちゃうパターンかと思ったのに、負けても失うものが無い負け確定戦闘なんて珍しい!
ルフィア「大丈夫、あずさ?今、手当してあげるからね」
あずさ「心配するな。大丈夫だ。それよりシェラン王達は、無事か?」
ルフィア「ええ、皆アレキアに着いたわ。お城で手当てを受けてるわ」
私がガデスと戦っている間に、ルフィアさんはシェランとアレキアの間を往復したの!?私はガデスと何時間戦っていたことになっているのでしょうね。
あずさ「騎士団が来てないみたいだけど、どうした?」
ルフィア「騎士団は、すぐには出れそうになかったの。それで一人で戻ってきたのよ。あずさの事が心配で・・・」
あずさ「無茶しやがって・・・でも、お陰で助かったよ。ルフィアが来てくれなかったら・・・やられてた」
ルフィア「あれは、一体誰なの?」
あずさ「・・・信じられないが、ガデスと名乗った」
ルフィア「ガデスって、まさか、あの四狂神のガデスの事?だって四狂神は、虚空島戦役で死んだはずじゃ・・・」
あずさ「ああ、確かに四狂神は虚空島戦役で、死んだ事になっている・・・」
ルフィア「だったら・・・」
あずさ「わからない。奴は本当にガデスなのか?もし本当だとしたら、残りの3人は、ディオス、エリーヌ、アモンはどうなる」
ルフィア「・・・わからないわ。それより、アレキアに戻りましょう」
あずさ「そうだな。ライラさんをチャタム村まで、送ってあげないとな」
長い会話劇が終わると、アレキアへ強制的に移動させられました。
アレキアではローマンさんが出迎えてくれました。
ローマン「無事だったか、あずさ。ライラさんから話を聞いて心配したぞ」
あずさ「ええ。何とか無事に帰って来れました」
ローマン「とにかく、家に行こう」
家・・・そう言えば、私ってどこに住んでいるんだろう!?
向かった先は私の家ではなく、ローマンさんのお家(宿屋)でした。
ローマン「ガデスと戦ったそうだな、あずさ」
あずさ「ええ」
え!?何で知ってるの!?相手がガデスと名乗った事を知っているのは、私とルフィアさんだけのはずなのに。
ローマン「これから、どうするつもりなんじゃ?」
あずさ「とりあえず、城にいるライラさんを、チャタム村まで送ります。その後は――――」
ローマン「もっと遠くへ行くのか」
あずさ「・・・ええ」
私、騎士団辞めちゃうみたいですね。まあ、そういう考えに至っちゃいたくなる気持ちも理解できるけど。
ローマンさんにお別れを言うつもりなのですね。
ルフィア「ローマンさん・・・あたし・・・」
ローマン「・・・ついて行ってもよいのだぞ」
ルフィア「えっ?」
ローマン「あずさから、離れるな、ルフィア。儂は、お前達二人が出会ったのは、偶然ではないと思っているのだ」
ルフィア「・・・でも、ローマンさんを一人には出来ないわ」
え?ルフィアさんはローマンさんにお別れを言おうとしてたわけじゃなかったの!?
だったら別にローマンさんと特別、話をする必要なんてないのだから、私に席を外させなくても良かったじゃん!
ローマン「儂の事は気にするな。これが、今生の別れでもあるまいに・・・」
ローマンさんがついて行ってもいいよって最後まで言ってくれるのを見越して、途中で自分の立ち位置を変えましたよね・・・
素直で可愛らしい人だと思ってたのに、案外、姑息な人だったのですね。
ただまあ・・・子は何れ親元から巣立つものですからね。うん。
ともあれこれでルフィアさんのメンバー入りが恒久化しました。
でも、ライラさんをチャタム村まで送るのは次回にしましょうね。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。