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皆さんこんにちは。
寝ても寝ても眠く、食べても食べてもお腹がいっぱいにならない時が偶にある伊達あずさです。
だからと言ってその欲求の赴くままに行動したら大変なことになってしまいます。私は身を削った我慢がかなり得意な方なので、それでも何とかなってますけど、常人なら危ないところでしたよ!?
そんな、一体何の話だよ!っていうところからの再開です。
デナドロ山でグランドリオンの残骸を拾ってきたところからの再開ですね。とりあえず・・・あの勇者を名乗るMPKとケリを付けなければなりません。
いやがりましたよ。
タータ「ゴ、ゴメンよお・・・この勇者バッジ、ホントは酒場で酔いつぶれてた、カエルのオヤジが落としてったのさ。で、高く売れるかと思って町に出てったら、皆が勇者様ってチヤホヤしてくれるから、引っ込みがつかなくなって・・・」
そのバッジがカエルさんの物と知っていながら着服した挙句、勇者ではないことを自覚しながら身分を詐称し、あまつさえ、私達に魔物を擦り付けるMPKという準殺人行為を行ったわけですね。まだ少年であるということを鑑みても万死に値します。
タータ「でも、やっぱりオイラには無理だよ。伝説の勇者だなんて・・・もうコリゴリだよ。このバッジ、あんちゃん達にやる!」
持ち主が分かってるんだから、せめて自分で返しに行きなよ!どんだけ不作法な子供なの!?
タータパパ「ったく、こんなこったろうと思ったぜ・・・父ちゃん、情けなくって涙出てくらあ!」
タータ「父ちゃんだって、俺も勇者を育てた親父かって、ハナ高々だったクセにさ・・・!」
別にそれは悪いことじゃないでしょうよ!普段の行いの悪さから、他の人はあなたが勇者バッジを持っていてもなお疑いの目を向けていたというのに、お父さんはあなたの虚言を純粋に信じてくれていたのですよ?
タータパパ「いやあ、せがれが勇者だってんで舞い上がっちまって、お恥ずかしい。死んだかかあの為にも、俺もせがれも地道に生きますよ」
なんか子供のイタズラだから・・・みたいな感じで簡単に済ませようとしてますけど、あなたの息子さんが勇者を詐称したことで、ゼナンの橋の袂を占拠していた魔王軍の中を王国の騎士達が強行突破せざるを得なくなったんですよ?その直後に王国軍が苦戦し始めたことからも、それが如何に厳しい作戦だったか・・・
確かに急に勇者とチヤホヤされて引っ込みがつかなくなったという点は理解できますし、平時であれば、笑って済ませられる程度の可愛い嘘で済んだのかもしれません。ただ、王国の騎士達に被害が出るような状況に直面してもなお、真実を告げなかった点はあまりにも罪が重すぎます。わざわざお城まで出向いて、勇者として王様と面会までしてるんですからね?幾らでも嘘でしたと告白するチャンスなんてあったでしょうに。
そして、それだけのことをしているにもかかわらず、本人に自覚がなさすぎます。
私なんて、運悪く身分を隠した王女に目を付けられ、強引に連れまわされた挙句、不慮の事故に巻き込まれてしまったところを助けてあげたのに死刑を宣告されたんですからね!?最初に誘われた時だって、それはもう何時間も粘ってお断りしたのですから!
こんな簡単に済ませてしまったら、この子は将来、絶対にろくな大人にならない!
と、多少私怨も混じりながら、足腰立たなくなるまでタータに説教してからバッジを本来の持ち主のもとに届けるべくカエルさんのお家へ・・・
いたいた。でも、何かウジついてたみたいだし、素直に受け取ってくれるかなぁ・・・
カエル「また、来たのか・・・?む、そのバッジは・・・そうか・・・あのチビに会ったのか・・・しかし、もう魔王には手も足も出ない・・・魔王と戦うのに必要な伝説の剣グランドリオンは・・・それに、グランドリオンを持つ資格も俺にはない。もう、ほっといてくれないか。俺のことは・・・」
やっぱりウジウジしてるよ。そんな心配しなくても大丈夫だよ。A.D.1000の歴史だと魔王は倒されることになっているのですから、手も足も出ないなんてことはないのです。多分だけど、グランドリオンなどなくても普通に魔王を倒せちゃうんじゃないのかな?
カエルさんの背後にあった箱の中にはグランドリオンの一部が入っていました。
ルッカ「古代文字で何か彫ってあるわ。この程度なら何とか読めそう。えっ・・・と・・・ボ・・・ッ・・・シ・・・ュ・・・?」
ルッカって本当に何でもできるね・・・
マール「ボッシュって、あのボッシュ?メディーナ村の・・・?ど、どーゆー事、あずさ?」
う~ん・・・カエルさんがグランドリオンを折ってしまったのだとすると、ちょっとだけ不安が残りますね。というのも、以前考察したように、本来の歴史だと、カエルさんはリーネ王妃の救出に関わっていなかった可能性が非常に高いのですよね。しかし、私達がA.D.600に来ちゃったせいで、本来の歴史からは大分外れてしまいました。結果、カエルさんの活動に何かしら悪い影響を与えてしまっている可能性があるのです。
その悪い影響によって、本来、魔王を倒すまで折れないはずだったグランドリオンが本来の役目を果たす前に折れてしまったんだとすると・・・かなりまずいことになります。ただその場合、A.D.1000は魔王軍に敗れた世界になってなかったらおかしいのです。でもそうはなっていなかった。となると・・・私達がゲートでこの時代に来ること込みで歴史が決まっていたという可能性も疑わなければならなくなってしまいます。でもそれだと、私達がいくら頑張ったところで歴史には何の影響も及ぼせていなかったということになっちゃうし、最初から決められていた歴史なのであれば、マールの存在が消えた理由の説明がつかなくなっちゃうんですよね。
本来の歴史に私達がゲートを使って行う事も最初から全部織り込まれてましたというのは、物語としては悪くなくとも、ゲーム的に見れば最悪の結末なので(プレイヤーの存在が無意味になるため)、そうではないという前提で考えると、やっぱりグランドリオンなんかなくとも魔王は倒せちゃうんじゃないのかなぁ・・・そうなると、魔王を倒したのもカエルさんではないのかもしれませんね。
大体、カエルさんが魔王を倒していたら、もっと後世に語り継がれてそうなものじゃないですか?だって、カエルですよ??見た目からしてもう話題性抜群じゃないですか。本来の歴史だと、カエルさんは後世に名を残すようなことは一切していないのかもしれませんね。ここでウジウジして一生を過ごしちゃったのかも。
A.D.1000に何ら影響が出ていない以上、魔王討伐に関して私達が積極的に関与する必要は無いと思うのですが、その魔王の倒し方だと手遅れ・・・つまり、ラヴォスを生み出されちゃう可能性があるのかもしれません。
ここはひとつ、ゲートの力を使ってグランドリオンを直し、カエルさんを説得して、従来の歴史よりもさくっと魔王を倒してもらう必要があるのかもしれませんね。
んじゃまあ、カエルさんに一念発起してもらうためにも、A.D.1000へと戻ってボッシュさんと会ってみましょうか。ただそれは、次回!
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
魔王の目の前でラヴォスを倒す、という展開もあるかもしれませんね。
私は、主人公とカエルとロボの三人連携アタックが好きでした。
前にラヴォスと戦った際、今後、眼前に立ちはだかるであろうボスの壮大なネタバレをされてしまったため、もしそういった展開になった場合は負けイベントとなりそうですね。でも、こちらには既にラヴォスを倒している実績があるので、そうなった場合にはまた簡素なエンディングを迎えてしまいそうです。でもそれはそれでよしです!自由度万歳!!