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皆さんこんにちは。
やっぱり名作と呼ばれるゲームは一味も二味も違うなと思い知らされた伊達あずさです。
一生懸命レベルを上げて強くなったことで、ストーリーの進捗的には最短でのクリアとなり、演出的には相当微妙な感じに終わってしまったわけですが・・・個人的にはとても満足しています。
確かにあそこまであっさり(あくまでもストーリー進捗度合い的にです)ラヴォスを倒してしまうと、ストーリーの出来栄えとしては問題が生じるレベルになってしまうでしょう。でもこれはゲームなんです!例えストーリーの出来は良くとも、プレイヤーの行動や選択が世界に何の影響も及ぼせないのだとしたら、それは最早ゲームである必要がありません!そういった意味で、私は今、凄くロールプレイングゲームをしてます!
これは別にJRPGに限った話ではないんですけど、製作者が想定した展開や攻略法以外、絶対に認めない!みたいなゲームって存外多いじゃないですか。でも、個人的にはそういうのって物凄く余計なお世話なんですよね。ゲームなのにプレイヤーの影響度(自由度)を薄めてどうするのって。
でも、製作者がそういう考えに陥ってしまうのも理解できなくはないのですよ。
例えば、自分が作った料理を他人にふるまう場合、できるだけ美味しく食べて欲しいと思うに決まってます。それなのに、いざ料理が完成して、さあどうぞ!というときに相手が別の何かに夢中になっていて、一行に料理を食べてくれない・・・料理はどんどん冷めていき、美味しさが損なわれていく・・・
きっと料理を作った人の多くが「早く食べろ!」という怒りを何かしらの形で相手に伝えてしまうと思います。
最適な状態で食べて欲しいというのは、本来、相手を喜ばせたいがためだったはず・・・でも、結果的に相手を大なり小なり不愉快にさせる結果となってしまっています。
多分、これと同じ現象がゲームを作る人の中にも起こっているんだと思うんですよ。
世の中には色々な価値観を持った人が居ます。完全に冷めた料理が好きな人もいるかもしれませんし、大量のソースをぶっかけて、あらゆる料理をほぼソースの味にしたい人だって居るかもしれません。
でも、そうやって食べる側が料理に影響を及ぼすことを本質的に許容しているのがゲームというもののはずです。(小説や映画を同じ例えで表現するなら、出てきた料理をそのまま食べる以外の選択肢がないものということになります)
中には勝手に味付けを変えたくせに不味い不味いと騒ぎ立てる人(自由に難易度を設定できるのに、勝手に一番難しい設定を選んでクリアできなくなり、クソゲーだと騒ぎ出す人とか)もいるし、目の前で自分の料理を好き勝手に弄られ、眉を顰めたくなる料理人の気持ちも分からなくはありません。ただ、正規分布の端に相当するような特殊な人を基準に全体を調整するのはおかしいし、フルプライス(誤用の方の意味)で販売するなら製作者が抱く多少の不満は我慢してほしいものです。
まあ、新品よりも中古品の方が圧倒的多数を占める私には、そんなことを言う権利なんてないのかもしれませんけど・・・(クロノトリガーは新品を購入してますけどね!!)
現時点でのラヴォス討伐を許容したクロノトリガーの(製作者の)懐の深さに感動してしまったため、ま~た無駄に枕が長くなってしまいました。これじゃどっちが本文なのかわかったもんじゃありません!
・・・というわけで、いい加減再開します。
今後の展開を楽しむために、私は敢えてこの場でラヴォスを倒さないという選択をすることにしました。そう!これはあくまでも私の意思なのです。
ではゲートを使ってラヴォスの中から時の最果てへ!
到着!さ~もう思い残すこともありませんし、元の世界に戻っちゃいますよ!
それにしても、久しぶりにレベルの上げ甲斐があったな~レベル上げマニアとしては嬉しい限りですよ。
ではいざA.D.1000年へ!
・・・ん?今更ですが行き先はトールス村じゃないのですね。っていうか、メディーナ村ってどこ?
知らない人の家のタンスがゲートになってた!
それはそうと・・・この家の家主って、A.D.600の世界に行ったとき、敵として襲い掛かって来たジャリーじゃない??
ジャリー?(青)「兄ちゃん達、ボクの家のタンスから出て来たよね・・・?なんで?どーして?兄ちゃん達は人間なのに、なぜ魔力を持ってるの?魔法を使える人間はずっと昔にいなくなったはずなのに・・・」
ジャリー?(茶)「お、おまえらなあ、事もあろうに他人の家のタンスから出てくるとはどういうつもりだ?これだから人間ってヤツは・・・このメディーナ村は、魔族の村。400年前、人間との戦いに負けた魔族の子孫によってつくられた村だ。この村に住む魔族のほとんどは人間に対して憎しみを抱いている。気を付けな」
元の時代に戻って来れたのはいいんですけど、随分と難儀な場所にゲートが繋がってしまったみたいですね。
でもまあ、マールはともかく、私とルッカはガルディアじゃお尋ね者ですからね。これはこれでアリなのかもしれません。それにしても、時の最果てにいたおじいさんに言われるがままA.D.1000の世界へと戻ってきちゃいましたけど、その心は何だったのでしたっけ?
まあ、A.D.1999に出現したラヴォスを正攻法で倒してしまった私が言うと大分白白しくなってしまいますが、ラヴォス出現による世界滅亡の未来を変えたいのであれば、まずはラヴォスに関する情報を集める必要があると思うんですよね。
となれば、ラヴォスが存在するA.D.1999以降の時代の方がラヴォスに関する情報も集まりやすいですよね?よって、あのままA.D.2300の世界にいた方が何かと都合が良かった気がするのです。幸いなことにルッカは未来の装置にも精通していますしね。
そもそも、未来から過去について調べた方が情報の集まりも良いですよね?既に起こってしまっていることを歴史として閲覧できるわけですから。そこで、ラヴォスが出現する歴史の分岐点についてある程度のあたりを付けてから、過去にタイムスリップして適切な歴史修正していけばよいのです。
そういった下調べもせずに行き当たりばったりで歴史修正を行うと・・・某グランヒストリアのような惨状を招いてしまいますよ?
なのにな~んで、あのおじいさんは元の時代に戻ってみてはどうかなんて言ってきたんだろう?
でもまあ、クロノトリガーの世界では、ゲートを使うことで自由に各時代を行き来できちゃうみたいですから、仮に何かしら失敗したとしても、自分の存在が消滅してしまうような歴史改変でも行わない限りは、簡単にやり直しが効くのかもしれません。
であれば、自分達が元居た時代以降へのタイムスリップに関してはそこまで神経質にならなくてもいいのかもしれませんね。
ま~いつまでも他人の家の中であれこれ考えていても仕方ないので、外に出てみましょう!
と思ったら、ジャリー?(青)さんに呼び止められました。
ジャリー?(青)「西の山の洞窟の近くに、ちょっと変わった人間のおじいさんが住んでいるんだ。きっと兄ちゃん達の力になってくれるよ」
さっき茶色い方のジャリーさんが魔族は人間に憎しみを抱いているって言ってましたけど、その割には随分と親切ですね・・・
ルッカ「アドバイス、どうも!でも、魔族は人間を憎んでいるはずでしょう?なぜ、あなた達は・・・?」
あ、ルッカが私の疑問に触れてくれた。
ジャリー?(茶)「人間と魔族が戦ったのは400年も昔の事だ。いつまでも過去にとらわれていてもしかたがない。まあ、私達のような考えを持った魔族はほとんどいないが・・・」
魔族の方の寿命ってどれくらいなのでしょうね。もし、400年以上の長命があるのだとすれば、なかなか過去のことだと割り切るのも難しいでしょうね。
外に出てみました。
人間との戦いに負けた魔族の村っていうから、もっとみすぼらしい感じかと思っていたのですが、想像していたよりも大分栄えてますね。
アドバイス頂いた西の山の洞窟に行く前に、ちょっと辺りの様子を見ておこうと思ったのですが・・・それは次回かな。
序盤に変な話を長々としたせいで、ちっとも話が進みませんでしたよ!
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。