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皆さんこんにちは。
まだしばらく道が続いているのですから、もう少しジェットバイクに乗って進んでも良かったんじゃないかと思う伊達あずさです。
でもまあ、クロノトリガーの世界はフィールドで敵とエンカウントしたりしないので、乗り物などなくても言うほど気にはならないのですが。
では再開。プロメテドーム目指してレッツゴーです。
北の方に他の建物もあるけど、とりあえずはプロメテドームに直行します。
早々に敵がいますね。そういえば、32号廃墟を抜けたこちら側にはまだ補給できそうな場所が見つかっていないのですよ。ポーション類は沢山あるので、相当な長期戦にでもならない限り、まず大丈夫だとは思いますけど、できるだけ早い段階で拠点となる場所を押さえておきたいものです。
とか言ってるそばからエナ・ボックスを発見しました。普通に戦闘区域内にありましたね。
そこからほんのちょっと進んだ先に敵対してこないロボを発見しました。
マール「な、何コレ?」
ルッカ「壊れてるみたいね。けど・・・凄い・・・完全な人型ロボット・・・」
え?何を今さら。ジョニーさんの手下達だって似たような形状のロボだったじゃないですか。しかも、完全な自立型でしたよ?
むしろ、そっちのほうが驚きますよ!
何度も言いますけど、突如タイムスリップしてきた平安時代の人が、一目見ただけで壊れたパソコンを修理し始めるようなもんですよ!?そもそも、テクノロジーが進めば進むほど何もかもが微細化していっちゃうから、人の手で直接修理できる範囲なんてたかが知れているはずなのに・・・実は大して壊れてなかったとかいうオチなのかな?
マール「え?直すって・・・他のロボット達みたいに襲って来ちゃうわよ!」
ルッカ「そうしないように直すの。ロボット達は自分の意思で襲って来るんじゃないのよ・・・人間がそういう風に作ったの。ロボット達の心をね」
マール「・・・ルッカにはロボット達の気持ちがわかるんだね・・・」
随分と詩的な表現ですが、要するにルッカはこのロボットのプログラムを書き換えて、自分達の味方にできると言っているようです。修理どころか改造ですよ。他人が作ったロボットのプログラムを空で書き換えるとか、同一時代の天才にすら難度のある行為だろうに・・・何かもうルッカが天才だからとか鬼才だからで片付けられるレベルじゃなくなってきてます。
それにしても、私達ってここにゲートがあるかもしれないという理由で来たんですよね?それがどうして、ロボットを修理する話になってるの?
そうは思ったのですが、ルッカが作業を始めてしまったので、もう黙って待つしかありません。
ルッカが作業を行っている間、暇を持て余したマールが辺りを調べ始めたのですが、奥に見える扉は開かないみたいです。え~じゃあもう、いけるところないじゃん。ゲート、どこにあるのさ。
どのくらいの時間がかかったのかは不明ですが、ルッカの作業は無事に終了したみたいです。
ロボットが元気に動き出しました。そして、この雰囲気(BGM)には覚えがある・・・
マールが「おはよう」と声をかけると、ロボットが命令待機状態になりました。もしかすると、ルッカはこのロボットのプログラムを書き換えたわけではなく、設定を初期化しただけなのかもしれませんね。
マール「私はご主人様じゃなくって、マール!それにあずさに・・・あなたを直したルッカよ!」
ロボット「了解シマシタ。ワタシを直して下さったのは、ルッカ様デスネ」
ジョニーさんよりもカタカナの比率が少ない!!
ルッカ「ルッカでいいのよ」
ロボット「そんな失礼な事は出来マセン」
ルッカ「様づけで呼ぶ方が失礼な事だってあるのよ。ね、マール」
このロボットの開発コードはR66-Yなのだそうです。この開発コードってどういったルールで命名してるのでしょうね。やっぱり66の部分がシリアルで、似たようなタイプのものが後65体いるってことなのかな?
ルッカはR66-Yという名前を気に入ったみたいなのですが、マールがかわいくないからと反対します。
まあ・・・かわいいかかわいくないかは別としても、R66-Yって確かに呼びづらいですよね。だってさ?このロボは自分の開発コードを口頭で言っただけなのに、それを聞いたルッカはちゃんと”-(ハイフン)”の存在に気付いたわけですから、間違いなく「あーるろくじゅうろく(あるいはろくろく)”はいふん”わい」って言ってますよね!?それは流石に長いわーー
こうして、修理者の意向を無視する形でロボットの名前を決めることになりました。
我ながら、かなり雑な命名だったと思うのですが、マールは気に入ってくれたみたいです。ただまあ、「あーるろくじゅうろくはいふんわい」とか「あーるろくろくはいふんわい」に比べれば、物凄く呼びやすいし、良いのではないでしょうか。
完全にルッカを無視して、息を吸うように主導権を奪ってますね。流石は生まれながらの支配者層。
マールの命令にも素直に従うロボ。素直なことは良いのですが、ルッカはこのロボの制御権をどういった具合に設定したのでしょうか。このままだと、敵にも操られちゃいそうで怖いですよね。
ルッカ「ねえ、ロボ。ちょっと聞きたいんだけど・・・」
ロボ「コレは・・・どうしたのデショウ?このプロメテドームには多くの人間やワタシの仲間がいたはずデスガ・・・」
ルッカ「言いにくいんだけど・・・ロボ、あなたが倒れている間にここの人達は多分・・・」
ロボ「ソウデスカ・・・ではアナタ方はなぜココに?」
ルッカ「私達は王国歴1000年からゲートという時空の歪みを通ってここに来ちゃったの」
マール「ここにもゲートがあるってアリスドームで調べてきたの」
ルッカ「そしたら、あなたが倒れてたってわけよ」
マール「けどドアが動かなくって、こっから先に行けないの」
ロボ「ココの電源は完全に死んでしまっているようデスネ。北にある工場に行けば、ここに連動する非常電源がありマス。ワタシなら工場のセキュリティを解除出来マス。修理して下さったのデス。今度はワタシがお役に立ちマショウ。シカシ、いつまで非常電源が持つかわかりマセン・・・ドナタかココに残って、電源が入ったら、すぐにドアを開けないと・・・」
ルッカ「じゃあ、私かマールが残るわ」
どうやらロボは戦闘可能な仲間として参加するつもりみたいですね。
私は幼なじみを大事にしたいタイプなので、当然ここはマールで!
こうしてマールをプロメテドームに1人残し、私達は工場跡へ向かうこととなったわけですが・・・続きは次回です。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。