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皆さんこんにちは。
びっくりするほど裁判のシーンに見覚えがない伊達あずさです。
裁判にかけられてしまうだなんて、物凄く印象に残りそうなのに・・・私、本当にプレイしているんだろうか・・・
では早速、裁判を再開したいと思います。
マールと出会ったきっかけについて質問されたところからでしたね。間違いなく、私が十字キーを入れていない状態でぶつかられたので、ぶつかってきたのはマールの方です!
大臣「本当にそう言い切れますか?あなたからぶつかったという目撃者がいるのです」
むっ!あの時の妙な慣性移動はこのためだったのですね!
でも、これはどうみても不自然です!私の方が明らかに後からマールの進行方向に入っているにもかかわらず、何故二人とも横に飛ばされているのでしょうか。真っすぐ上に向かって進んでいるはずの私が、マールをあれほどまでに横方向へと突き飛ばすことなどできようか!・・・いや、できない!!
大臣「そして王女はさそわれるままルッカ親子のショーへ足を運びます。その姿は何人もの人が目撃しています。そして2人は姿を消した・・・これが誘拐じゃなくして一体何でしょう?」
ちょっと待ってよ!私とマールがぶつかったときのことを目撃している人がいるのであれば、その後、私が1時間ぐらいマールの誘いを拒否していたところだって当然見てた人がいるよね!?だって、1時間だよ!?1時間もずっと「いいえ」を選び続けていたんだよ!?
っていうか、何でその状況で、ルッカ親子からの証言を取らないんだよ!!後、ルッカ親子って何!?ルッカって名前だよね!??
大臣「被告の人間性が疑われる事実も私はいくつかつかんでいます」
人間性が疑われる事実!?むしろ、マールを連れて城にやってきたという誘拐犯としてありえない状況にもかかわらず、誘拐対象とされるマールの意思すら無視し、国家権力を濫用した大臣の方こそよっぽど人間性が疑われますよ。あ、後、1時間も断ってるのに、しつこく付きまとってきたマールの人間性も!
そうです、異議です、異議ありまくりです!
ピエール「それは今回の件に関係あるのでしょうか?・・・いや無い」
えっ、ああ、そっちに関する異議ですか。
裁判長「関係あるのかね?大臣」
大臣「はい。証言の正しさを示すためにも被告の人間性を知らせておく必要があります」
ピエール「いいでしょう。では、証人を連れてきましょう。被告の誠実さを証明するかわいい証人を」
え?私の人間性について議論することには消極的そうだったのに、証人は用意してたの!?やり手ですね・・・
あ、広場で猫を探していた人ですね。流石に勲章は大げさすぎる気がしますけど・・・
そ、それは良かったです。
ピエール「問題は動機です。この一市民にマールディア王女を誘拐する動機がどこにありましょう?・・・いや無い」
大臣「お言葉を返すようで悪いが財産目当てというのはどうかな、あずさ君?」
言ってることが無茶苦茶です。何故財産目当てで王女を誘拐したのに、身代金を要求することなく城に連れ帰るわけ?その理論だと、王女と行動を共にした人は全員誘拐犯か拉致犯ってことになりますよ?
しつこいわー私が欲しいのはお金ではなく経験値です!私にとったら、お金なんて経験値を稼いでたら自ずと集まっちゃう副産物ぐらいの価値しかないの!それはどの世界でも大体一緒!
むしろ、大臣の方が財産に興味ありそうだなおい。
もう判決なの!?何故、当事者のマールは出廷しないのよ!
容疑者として疑われた具体的な理由って、リーネの鐘の前でどちらからぶつかったかどうかってだけじゃなかった!?えっ、何これ、交通事故の裁判か何かでした??
陪審員の判断は、有罪3の無罪4・・・私を有罪たらしめる証拠など何1つとしてなかったのに、一体有罪と判断した陪審員は何をもって有罪としたの!?こんなことが許されるのであれば、有罪に回った陪審員は私の個人的見地から、この国の司法を崩壊させ、国家転覆をはかるテロリストとして有罪です!この国の司法システムは狂ってる!!
まさかこんなギリギリで無罪になるとは思ってもみませんでした。これはあれです・・・ゲートを使って過去に戻って、この国を亡ぼすべき事案!
裁判長「・・・しかしだ。誘拐の意思はなかったにせよ、マールディア王女をしばらく連れ出したのは事実。よって反省を促すため3日間の独房入りを命ず」
陪審員裁判の意味なーーーーーーい!何故、無罪が確定した人の量刑を裁判長が独断で決めてるの!?
そもそも、誘拐の意思どころか、誘拐の事実もないんだよ!そんなのがまかりとおるのであれば、むしろ、私がマールに誘拐されてたとも言えるよね!?
とち狂ってる・・・ルッカが変な理由をつけてお城に行くのを避けたのもうなずけますよ。後、確かにこれではマールに友達なんてできるわけないね。
あ、マールだ。
もし、私がマールの立場だったら、あまりにも申し訳なさ過ぎて憤死していることでしょう。
しかし、マールに続いて王様・・・ガルディア王33世登場。
ガルディア王「いい加減にしなさい!マールディア!」
マール「父上!聞いてください!」
ガルディア王「私はお前に王女らしく城でおとなしくしていてほしいだけだ。国のルールには例え王や王女でも従わなくてはな・・・後の事は大臣に任せておきなさい。マールディアも町での事は忘れるのだな。さ、いくぞ!」
ひょっとするとこの茶番は、大臣の独断ではなく、ガルディア王の差し金なのかもしれませんね。マールに反省を促すには、自身に関わった周りの人間を理不尽に罰する方が効果的とでも思ったのでしょう。これはなかなかの毒親ですね。
ただこれ、マールの心を支配するには確かに効果的な方法なのかも。最低最悪な方法ですけど。
こうして私はこの歳にして前科一犯、獄中暮らしを強いられることとなったのでした。
なんだこの大臣、虚偽報告してるじゃん!私は無罪だったはずだよ!?
これさ、完全な違法行為だと思うの。しかも、こんな不正、直ぐに明るみに出ますよね?
大体、何故あれだけ良くも悪くも大事にされた裁判の結果を知らないの?まさか所長もグルなの?この国、腐敗しきってんじゃん!!
大臣「こいつの処刑は3日後だ。逃がさぬように、見張っておれよ」
所長「処刑?そのような話は聞いておりませぬが・・・」
大臣「気にするな。手続きの書類が遅れているだけだ。それとも、儂の言葉が信じられぬか?」
所長「め、めっそうもない!」
不当に私を処刑したいのであれば、3日なんて猶予を与えたらだめだよね?何故私をそこまで目の敵にするのか意味が分かりませんが、3日も猶予を与えてしまったら、手続きの書類が遅れているという言い訳も通用しなくなりますよ?馬鹿なの?こんなすぐにばれる不正を脊髄反射的にしてしまうぐらいですから、馬鹿なんでしょうねぇ・・・
しかしながら、この大臣って、随分と分かりやすい悪人だなぁ・・・自らの立場を危うくさせてまで、私を処刑したいなんて、どれほどの理由があっての事なのでしょうね。まさか、400年前に倒したはずのヤクラとかだったりして・・・
こうして、死刑囚に仕立て上げられ、3日後の死刑を待つ身となったところで次回に続きます。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
こんばんは。
この裁判、無罪判決になることもあるんですね。
結局はは死刑になるようですが…。
むしろ、あんなギリギリで無罪になることの方がおかしいんです!有罪になるような要素、1つもなかったはずなのに。
もし有罪の可能性があるとするならば、マールが落としたペンダントを拾ってどこかに売り払う・・・とかしたら、別の罪には問われちゃいそうですけどね。
ゲームや小説の王様や大臣というのは、
狂っててナンボみたいな所もありますからね・・・。
ただ、持ち物も武器も没収せずに牢屋に入れるというのは
暗に「脱獄しなさいよ」と言っているのかもしれません。
ゲームの世界ではこれまでにも何度か刑務所暮らしを体験していますけど、所持品を回収せずに投獄しちゃう世界って実は結構多いのですよね。
でも、これは単なる偶然なのかもしれませんが、海外産の世界だと持ち物を没収されちゃうことが多いような気もするんです。
こういった部分のリアリティにこだわらないのは、もしかすると日本が平和だからなのかもしれませんね!
絶対に激しくツッコむだろうなぁ、と思ってた裁判パート
想定通りで楽しく読ませていただきました笑
広場でのちょっとした事でフラグが立っちゃうんですよね。自身の初プレイ時は圧倒的有罪にされましたよ
A.D.600の大臣が、裁判所と刑務所を作ると息巻いていましたけど、きっと法律は作らなかったのでしょうね・・・