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皆さんこんにちは。
ここまで登場人物達の振る舞いが理不尽極まりない世界は初めてだと思う伊達あずさです。
理不尽っていうか、最早同じ人間の思考とは思えません!登場人物に人間味がないとか、何でもかんでもファンタジーにすればいいってもんじゃないのですよ!?
なんかファリアをやっていた時のことを思い出しますね。ファリアはシステムやダンジョン構造の理不尽さで私を殺しにかかってきましたけど、こっちはストーリーの理不尽さで殺しにかかってきてます。
それでも私は諦めません!きっとこの先、これまでの評価を一変させるような大逆転劇が待っているはず!!物申すなら最後までちゃんとやってからじゃないとフェアじゃありませんもんね。
では東部自治区、酒場前からの再開です・・・けど、開始早々、気がめいりますね。
だって、同じ空気を吸うのも嫌なぐらい嫌いな人と一緒のグループなんですもん。そりゃ~めいりますよ。
とっととドルークに送り付けちゃいましょう。一緒にいる時間は短ければ短いほどいいです。本当はゼロがいいんですけどね。
ドルークへと向かうユクモに乗るべく、船着き場に移動します。
ケイン「また会ったね・・・ユクモに乗るのかい?航海の安全を祈っているよ」
これまでも何度かお会いしてますけど、この人って何者なのでしょうね。ただ、今のところ直接的な関与は見受けられないし、現段階ではあまり気にしても仕方ないかな。
世界記「リザーラは歴史に影響を与える人物だ。この世界を救いたければ暗殺を食い止めることだ」
っていうか、何故かここで謎の選択肢が出てくるのですよね。それってリザーラさんの暗殺を食い止めないこともできるってことなの?
プレイ日記の最初の方でも言いましたけど、世界記は825年のグラン大陸滅亡で終わってます。そして、グラン大陸が滅亡した原因はアサシナの地下で巨大なエネルギーが暴走したためということになっています。「世界を救う」=「グラン大陸の消滅を止める」ってことなのであれば、既に消滅する原因が分かってるのですから、もっと直接的なやり方があると思うのですよ。それなのに、わざわざこんな回りくどい方法をとっているんですから、何か他にも目的がありそうな気がするのですよね。というか、ないとおかしい!
船着き場にいた人に話しかけたら、お金を落としたから500ネル貸してほしいと頼まれました。見ず知らずの人にお金を貸せと言ってくるその図々しさ・・・なんでこういう人達って返すつもりもないのに、お金を”貸せ”っていってくるんでしょうか。
現実世界なら断りますが、ここは私にとって異世界なので、500ネルぐらいなら差し上げます。でも次からは、お金を落として困っているので500ネルほど恵んでくれませんかといってくださいね。それならもう少し気持ちよく差し上げられますから。
男「おお、すまないね!そうそう、お礼と言ってはなんだが・・・これを差し上げよう。よくわからんが、ザの神官様が使う物らしいぞ・・・」
そういって召霊玉をくれました。
そんなものを持っているなら、お金を落として困ってるからこの召霊玉を500ネルで買ってくれないかって言ってくれればよかったのに!
桟橋に立っていた人に話しかけると、ユクモに乗船できるみたいです。お金・・・払ってないけど、まさかの無料なの??
ともあれ、私が乗ったユクモはドルークへと向かって出港しました。到着は明日になるみたいです。かなりの船旅ですけど・・・本当に無料でやっていけるの??
乗っていたお客さんに聞いたところ、このユクモはドルークとアサシナ地方を繋ぐただ1つの連絡船らしく、これがなくなるとドルークは孤立してしまうそうです。つまり、このユクモはドルークが自国(アサシナの属国らしいけど)の主要な流通経路として運営している国営の連絡船ってことなのかもしれませんね。
私のような一般客でもユクモの機関部に誰から咎められることもなく易々と入りこめてしまいます。無料というだけあって、セキュリティもあまあまですね。リザーラさんの暗殺事件とはまた別の話ですけど、ドルークに対してテロを行おうと思った場合、このユクモは真っ先に狙われそうだなぁ・・・そもそも、この船には船員に相当する人が1人も乗ってないのですよ。自動運転なのかなぁ・・・ユクモを無料のまま維持するための企業(国家)努力ってやつですね。
私、リザーラさん、サマンを除くユクモの乗客は7人。全員と話をしてみましたが、どの方も暗殺者っぽくないですね。船内には隠れるところが沢山ありそうですし、正規の入り口以外のところから船内に潜り込んで、どこかに隠れているのでしょうか。
一先ずリザーラさんのところへ・・・と、思ったら・・・はぁ!?
リザーラ「サマン!サマンじゃないの?」
ど、どういうことよ・・・
リザーラ「あら・・・そちらの方は?」
サマン「こちら王都の騎士あずささん。私をドルークまで送ってくれるのよ」
リザーラ「それは妹がお世話になりまして・・・」
ザ神の副神官の妹が王都でスリをやってたってこと!?何やら闇が深そうな設定ですね・・・
あずさ「い、いえ・・・妹さんですか・・・それよりリザーラさん。突然で申し訳ないのですが、他の船室へ移ってもらえないでしょうか?」
リザーラ「どういう事でしょうか?」
あずさ「実は貴方の命を狙う者がこの船に乗り込んでいるのです」
リザーラ「私の命・・・なぜそんなことが分かるのですか?」
あずさ「信じてください。犯人はゲの神を信じる者です。そして、貴方の死をきっかけにゲ神に対するザ信者の憎しみの心が大きくなってしまうのです」
相変わらず私は弁が立ちませんねぇ・・・折角、サマンが私を騎士だと紹介してくれたんだから、つい先ほど東部自治区で起こった天使暴走事件に関与していたゲ神の信者から、リザーラさんの暗殺計画に関する情報を入手したとかなんとか言えばいいのに。
リザーラ「ゲの神を信じる者が私の命を狙っている・・・わかりました、王都の騎士である貴方の言葉を信じましょう。私はこの部屋に入る予定でしたが、別の部屋に移ります」
私の説明はいまいちでしたけど、運良く聞き入れてもらえました。まあ、別の部屋に移動するぐらいなら、リザーラさんにとってもそこまでのデメリットではありませんもんね。
あずさ「サマン、君もリザーラと一緒に居るんだ」
サマンはともかく、どうして急にリザーラさんまで呼び捨てにしたの!?
サマン「嫌よ!面白そうだから一緒に行く!足手まといにはならないわ。お姉ちゃんの命を狙うなんて許せないもの!」
いや・・・足、怪我してたんじゃないの??あからさまなシミュレーションは即レッドカードですよ?
妹が妹なら、姉も姉です。リザーラさんは私と共に暗殺者を迎え撃とうという妹を一切止めることなく、さっさと別の部屋に移動してしまいました。この姉妹の関係性が凄く気になる・・・
あずさ「リザーラさんがサマンのお姉さんだとはお前には記されてないぞ。お前にも載ってないことがあるんだな」
世界記「・・・」
これだけ簡素な記述しかないんだから、そりゃ~載ってないことのほうが多いくらいでしょうよ!それに、どうせ世界記に載ってても、貴方ちゃんと読まないじゃん!我が事だけどさ!!
ここで、このままリザーラさんの部屋に残って暗殺者を待ち伏せするか否かの選択を迫られたのですが・・・その選択は次回に先送りします。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。