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皆さんこんにちは。
こんな序盤からイライラしていたら、この先どうなっちゃうのだろうと不安を隠しきれない伊達あずさです。
最後の方に行くにつれ、ストーリーの辻褄があわなくなっていってイライラすることは良くある・・・というか、最早スーファミのゲームの常になりつつありますけど、序盤からここまでイライラさせられることは流石になかったと思うのですよね。
本当にこれストーリーに定評があるゲームなのかなぁ・・・そりゃ、序盤だけ見て決めつけるのは良くないと思いますけど、ちょっと心配になってきました・・・
では、予言者として王様に拝謁することとなったところからの再開です。
まあ、私としては特に予言と呼べるようなことなど言ったつもりはないのですけどね。唯一、予言っぽかった王子の名前に関しても、私の予言を聞いたことで、王様が気味悪がって別の名前にしないとも限りませんし。
いざ拝謁・・・といったところで、急に不穏な空気が流れ始めました。どうやらこのゼノビアという人は私を王様に会わせたくないみたいですね。
え!?そこまで強硬手段に出てきたの!?流石にこんなところで戦うのはまずいですよ!
あずさ「待ってくれ!」
ゼノビア「臆病者め!やれ!」
殿中でござる!!謁見の間の目の前で、戦う意思がない人に向かって問答無用で襲い掛かってきたよ・・・
幾ら私に戦う意思がないとはいっても、降りかかる火の粉は払わねばなりません。抵抗しなければこっちがやられちゃうのですから。
ミケーネ「聞け!ゼノビア。この男は王子クノン様の名前とその身に迫る危険を予言した。今、我が王にはこの男の力が必要なのだ!!」
味方然としたミケーネさんですら、まあまあ物言いが失礼なんだよな・・・
ゼノビア「クノン様のため・・・しかたあるまい・・・だが部下達の恨み忘れぬぞ!」
戦う意思のない人間に部下をけしかけたのは自分なのに、部下の恨みを忘れないだとか、良くそんなことが言えましたね。しかも、ミケーネさんからちょっと言われた程度ですぐに引き下がるなら、そんな大それたことしないでよ!どんだけ思慮が浅いんですか。なんでこんな道理も通じないような頭がおかしい人ばっかりなの??
ミケーネ「あずさ・・・さあ、行こうか。王がお待ちだ」
さあ、行こうか・・・じゃないよ!!王様が会いたいっていうから来てあげたのに、こんな失礼極まりない歓待をしておいて謝罪のひとつもないわけ!?この世界の礼儀って一体どうなってんの!?
怒る私を無視して、ミケーネさんはひとり北側に進んでいっちゃいましたけど、素直についていかず、さっきのゼノビアとかいう頭のおかしな女の人を追うこともできそうなんですよね。王宮内で、しかも、戦う意思のない者に襲い掛かってくるような気狂いに恨まれたままだなんてあまりに危険すぎます。ここは追いかけてやられる前にやってしまいましょう!この世界では現実世界の常識なんて一切通じないんだ!そうに決まってます!
というわけで、ミケーネさんは無視してゼノビアを追います。ここは兵舎みたいですね。
騎士A「大神官様の行方がわからなくなったのだ・・・」
騎士B「大神官様のことで王宮の皆が不安がっている・・・こんな時こそ俺達がしっかりしなければ」
騎士C「生まれたばかりの子供は全て神官によるザの神の祝福を受けなければ死んでしまうのだ」
部外者の私に大神官が行方不明になっただとか、そんな重要案件をぺらぺら喋っちゃって大丈夫なの??
ともあれ、ここにゼノビアはいませんね。まだ兵舎には奥があるみたいなので、そっちかな?
兵舎の奥は食堂と調理場になっていました。
騎士D「こんな時だからこそ、しっかり喰っておくのだ」
騎士E「ここの食事は結構美味いんだ」
女官「初めての王子様が生まれたというのに・・・」
居ない!!他にいけるところなんてないというのに、ゼノビアの姿が見当たらない!!さてはどこかに隠れてるな!?さっきも、ミケーネさんの説得に応じたふりをしてたけど、部下がやられて臆病風に吹かれて逃げたんでしょう!今すぐでてきなさい!ゼノビア!!私がその腐った根性ごと、叩き切ってやります!
・・・結局、ゼノビアを見つけることはできませんでした。どこにも逃げ場なんてなかったはずなのに。
世界記「王は消息のしれない大神官を探して欲しいと頼んでくる」
あずさ「どうすれば・・・」
世界記「大神官は王都の南、サンザカル旧鉱山にいる」
世界記によると、大神官ミジュアは1年にもわたる調査の結果、サンザカル旧鉱山に居ることが確認されます。騎士団がミジュアを救出すべくサンザカル旧鉱山に突入するのですが、既にミジュアは死亡していた上、この時の戦いでミケーネさんも命を落としちゃうみたいなのですよね。そして、大神官から祝福を受けることができなかったクノン王子も1才で死亡する・・・という歴史に今はなっています。
要するにクノン王子を生かすためには、大神官ミジュアの救出が必須だと言いたいのでしょうけど・・・それ以前に現仕様ってあまりに深刻な問題を抱え過ぎじゃありませんか?
兵舎にいた騎士の話によれば、生まれたばかりの子供は神官に祝福してもらわないと皆死んじゃうらしいじゃないですか。大神官が誘拐されてから、クノン王子が死ぬまでの間にどの程度の猶予があったのか詳しくは分かりませんけど、大神官の位を他の人に譲るのはそうたやすいことではないってことなの?だとしたら、大神官が不慮の事故でお亡くなりになられた場合はどうすればいいんでしょうね。後、生まれた子供はザの神の祝福を受けないと死んじゃう上に、ザの神の祝福を行えるのが大神官ミジュアだけなんだったら、王都以外の町に住んでいる人達はどうやって子供を産んだらいいのよ。それに大神官が死んじゃったら、クノン王子どころかザの神を信仰する人達が一切子供を産めなくなりますよ??こんな綱渡り仕様でよく今まで絶滅せずに人口を増やしてこれましたね。
この仕様だと、ゲの神を信仰する人達が一切子供を産めなくなっちゃうので、生まれた子供はゲの神の祝福でも大丈夫なんでしょうね。だとすると、大神官が行方不明の間、ゲの神に改宗する人が急増しそう・・・
とりあえず、王様の話を聞いてみましょうか。
アサシネア6世「あずさよ、よくぞ来てくれた。そなたを招いたのは他でもない。実は・・・我が王子・・・生まれたばかりの我が子・・・クノンを救ってほしいのだ」
カイザー「ザの神を信じる者は全てザの神の祝福の儀式を受けなければならぬ」
エルダス「しかし、祝福を行えるただ一人の大神官ミジュア様が副神官ローディと共に行方不明なのだ」
何でひと続きの話を別々の人に喋らせるのよ・・・それに、これだと誰がカイザーで誰がエルダスなのかわかんないよ!
あずさ「神官ならイライにもおります。王子をお連れしてイライで祝福を受けさせれば良いのでは?」
イライの神官でも祝福できるのね。じゃあ、祝福を行えるただ一人じゃないじゃん・・・
ミケーネ「王子は弱っておられる。とてもイライまでお連れすることなど出来ないのだ」
・・・だったら、イライの神官に王都まで来てもらえばよくない?っていうか、どうせイライ以外の町にも祝福できる神官っているんじゃないの?そうじゃなかったら、一切人が増えないことになっちゃうんだから、町として存続できませんよ。
それ以前に、イライの神官でも祝福できるってことは、別に祝福できる神官が複数いてもおかしくないってことですよね?だったら、町に数人は祝福できる神官を保有しておくべきです。子供の命に係わるような重要案件だっていうのに、なんでそんなに危機意識が低いの??むしろ、今までよく問題にならずにやってこれたもんですね。
これだけ何人もいい大人がそろっていて、信じられないくらい想像力が乏しいですけど・・・まあいいか、大神官が捕まっている場所は分かってるんだし、この状況をせいぜい利用させてもらいますか。
アサシネア6世「そうか、引き受けてくれるか!大神官の行方について、心当たりがあるのだな!?」
まだ予言と呼べるような予言もしてないっていうのに、私のことをすっかり予言者と信じちゃってますね。凄く頭が悪そう・・・
あずさ「ええ」
アサシネア6世「そうか!そうと決まったら、ミケーネ!そなたも同行してくれ、頼んだぞ!」
ミケーネ「出発は明日だ。私も同行するのでよろしく頼むぞ。それから兵舎の一番右のベッドを使って休んでくれ。明日の朝、迎えに行く」
・・・って、私の都合や方針も聞かずに、出発の日取りまで勝手に決められちゃうの?後、兵舎で休めとか随分と恐ろしい提案をしてきますね。私、ここの騎士団で副隊長をやっているゼノビアとかいう気狂いに命を狙われてるんですけど?はぁ・・・礼儀もなければ気も利きませんね・・・この世界の人達は。
あらゆる面からの絶望を味わいながら、今日はここまでです。
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。