投稿日:
皆さんこんにちは。
このところ、プレイ時間に見合わないゲームばかりしていたので、そろそろ書き高に定評のあるアドベンチャーゲームがしたいと思った伊達あずさです。
・・・というわけで、今回プレイするのは「太陽の神殿 ASTEKAⅡ」です!
このゲームはですねぇ・・・偶然にもゲーム内設定と同じ夏休みに初めてプレイしたのですよね。そして、クリアした時、何だかちょっと変な感傷に浸った記憶が今もうっすらと残っています。
そうなんですよ。非常に珍しいケースなんですけど、最初にプレイした時の記憶が今もまだ残っているのです!ストーリーの方も・・・まあまあ記憶に残っている・・・気がします・・・多分。
ちなみにこの太陽の神殿にはそこまで直接的な恐怖描写があるわけではなかったはずなのですけど、そこはかとなく怖いゲームだったような印象があります。例えるならば、マザーみたいな?
でも、結構清々しい気持ちでクリアしていたような気がするので、良いゲームだったはずです。
なので、当時の私の評価が正しかったのか懲りずに再チェックしてやろうと思うのです!でもでも、アドベンチャーゲームがあまり好きではなかった当時の私が好印象を受けたのですから、今回はきっと期待できるはず!
・・・で、何時もなら本編を始める前にストーリー確認を行うところなのですけど、そこはストーリー重視のアドベンチャーゲームなので、今回は本編の方に混ぜちゃいましょうね。
では、私が書くプレイ日記のスタイルについてはこちらを予めご確認ください!
・・・
・・
・
妖精の園から追放された私は核戦争によって破壊された地球の一部へと強制送還された。しかし、かつて地球の一部だったその星は最早生身の人間が暮らしていけるような場所ではなかった。
高密度の放射線が一瞬で私の体を蝕んだ。しかし、偶然そこに居合わせた地球防衛隊「アースコマンダー」の手によって私はその命を救われることとなる。だが、命を繋いだ代償として、私はその身に望まぬ改造手術を施され、そのことで多額の借金を背負うこととなってしまった。
借金返済のため、アースコマンダーで働き始めた私は借金をチャラにするという条件で、天才科学者ドゴールが起こしたクーデターの鎮圧任務に単独で赴くこととなった。
6人いたドゴールの部下達を倒し、クーデターの首謀者であるドゴールを倒したまではよかったのだが、最後の最後に下手をうってしまったようだ。ドゴールが死の間際に作動させた自爆装置の爆発から逃げ切ることができなかったのだ。
全てに疲れ切っていた私は死の間際に思った。ようやく楽になれる・・・と。そう思った次の瞬間、激しい熱がその身を包み、全てが光の中に消えていくような・・・そんな感覚を最後に私の意識は途切れた。
「まだ寝てるの?」
どこからかそう聞こえたような気がした。
私が目を開けると、そこには訝し気に私の顔を覗き込む蘭丸さんの顔があった。
「何だか少しうなされていたみたいだったけど、悪い夢でもみた?」
夢?辺りを見渡すと・・・そこは何時もの私の部屋・・・そうか、私は悪い夢をみていたのか。
そう、蘭丸さんは私の幼なじみで、今は高校のクラスメイト。蘭丸さんのお父さんはメキシコ大学の考古学研究所でマヤ文明の研究を続ける白鳥教授・・・マヤの古代文字の専門家でちょっとした有名人だ。
白鳥教授は今、「太陽の鍵」の実在を証明するため、総勢7名の調査団を結成し、メキシコにあるチチェン・イツァー遺跡の発掘に向かっている。
かつて、高度な文明をもっていたとされる古代マヤ人達は神の言葉を聞くことができるとされた神官らによって支配されていた。神官達は特別な鍵を用いて神々の国へと繋がる扉を開き、神々の言葉を直接聞いていたとされている。その鍵こそが教授が求める太陽の鍵だ。伝説によれば太陽の鍵は太陽の神殿と呼ばれる場所に保管されているらしい。教授は長年の研究の末、太陽の鍵がチチェン・イツァー遺跡にあると結論付け、その調査に乗り出したのだ。私と蘭丸さんも夏休みには教授を訪ねてメキシコへ向かう計画を立てていた。
しかしその後、遺跡の調査へと向かった白鳥教授の調査団は度重なる悲劇に見舞われることとなる。
出発から12日後、カスティーリョを調査中、調査団の1名が遭難。更に17日後、生け贄の泉を調査していた3名が遭難。更に5日後、遂には白鳥教授他2名まで球戯場で遭難してしまう。
そこから3日後、調査団のガイドがただ1人救出されたが、白鳥教授は遺体で発見された。
父の死を知らされた蘭丸さんは当然、ひどく落ち込んだ。しかし、教授が遭難した理由を聞いた私はその死に疑問を抱かざるを得なかった。
メキシコでは教授達が魔力を閉じ込めていた封印を誤って解いてしまい、その結果復活した古代の悪霊達の手で殺されたことになっているらしい。あまりに荒唐無稽な話過ぎて、にわかには信じられない。
私は教授達の死の真相を探るため、当初の予定通り蘭丸さんを連れてメキシコへと向かった。そう、丁度夏休みが始まる日・・・
今回の私は人一倍の好奇心と猪突猛進気味の勇気だけが取り柄の高校2年生。明るく行動的でクラスの人気者ではあるが、おっちょこちょいなところがあるらしいです。対する蘭丸さんはちょっと勝ち気だが、頭が良くて勘が鋭い女の子・・・らしいです。う、うーん・・・何かいまいち納得できない配役だなぁ・・・まあ確かに私はすぐ誰とでも仲良くなっちゃう方だし、蘭丸さんはかなりの勝ち気だからあってるといえばあってるんだけども・・・絶対におっちょこちょい属性は私が担うべきものじゃないと思うんですよね。
始まる前から変な十字架を背負わされてしまいましたけど、何だかんだで無事にメキシコにある白鳥教授の研究室に着きました。
研究室には秘書の方がいらっしゃったので、とりあえず話をしてみましょう。
秘書「まあ、2人ともよくいらしたわ。私が教授のお手伝いをさせていただいていたの。オリビアよ。よろしくね」
秘書のオリビアさんは名前も見た目も明らかに日本人ではありませんけど、めっちゃ日本語上手ですね。私は英語が不自由なので日本語で話していただけるととても助かります。蘭丸さんは日本から一歩も出たことのない私などと違って海外旅行の経験とかもあるくせに、私が外国の方から英語で道を尋ねられた時とか全然頼りにならなかったんですよね。私がへぼ英語で地図を見ながら道を教えてあげると、珍しく尊敬の眼差しを送られました。
何というか、蘭丸さんって英語の実力云々以前に、微妙にコミュ障(かつ内弁慶)なところがあるんだよなぁ・・・
オリビア「ほんとに今度はとんだことになってしまって・・・教授の遺体は遺跡の北の生け贄の泉で発見されたわ。あの時は何故か泉の水が枯れていて、教授の発見された財宝が沢山遺体の周りに散らばっていたの。でも直ぐに水が湧き出て・・・教授の遺体とここにある遺品を運び出すのが精いっぱいだったの。詳しいことはガイドのラウーラに聞くといいわ」
ざっくりとですけど、教授の遺体が発見された状況を知ることができました。財宝が手つかずだったということは物取りの犯行などではないみたいですね。でもって、ラウーラさんというのは調査団で唯一生き残った方のことでしょうか。だとしら、相当詳しい話が聞けそうです・・・けど、ラウーラさんから話を聞くのは次回になっちゃいます。
珍しく、初回の割には進んでません??
Prev | Next
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
ドゴールさんのクーデターが夢オチって面白い。
このゲーム、高校の時に中古で買って楽しんだ記憶あります。
アイテムの使い方間違えて進めなくなってやり直したこともあったような気がする
夢オチはなんでもありの万能ツールですからね・・・あまりに病み設定を重ね過ぎるのもどうかと思いまして、一度、リセットしちゃいました。
久しぶりに未知のゲームで今後がとても楽しみです。
更にこのゲーム、移植がタッチと同じコンパイル、開発がロマンシアのファルコム、ファミコン版発売元が同じくロマンシアの東京書籍とのこと…黄金タッグ過ぎてとても楽しみです。
ファミコン版タッチは世間だとあまり評判が宜しくありませんが、タッチと思わずプレイすれば、ファミコンとは思えない良心的な難度の良ゲームですもんね!この当時のファルコムさんは難易度の考え方がおかしくなっちゃってた頃ですし、バランス調整が上手いコンパイルさんが移植に携わることで、適切な難度のゲームになることが期待できそうです。
このゲーム、遺跡の配置図が実際のものと同じだってだけで当時は感心されてましたね。でもミステリーっぽいわりに理不尽な謎解きが多かったような。
アステカIIってことはIはいずれプレイするのを期待してもいいのですかね?!
アステカがファミコン、あるいはスーパーファミコンのゲームだったら、間違いなく先にプレイしたでしょうけど、PC版しかないじゃないですか~
後、太陽の神殿の方ですけど、ファミコン版に限って言えばそこまで理不尽な謎解きはなかったような気がします。もちろん全くないわけでもなかった気はしますけど・・・