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皆さんこんにちは。
年齢も性別もヒルが平気かどうかには全く関係がないと思う伊達あずさです。
中途半端な決心でこんな沼までついてきた挙句、こうして見知らぬ人達にまで迷惑をかけているわけですから、クリスさんは猛省した方がいいです。
っていうか、ついてくることを諦めたのであれば、素直に家に帰ればいいのに・・・ちょっとずうずうし過ぎるのですよ。
さて、一夜明け、何となく山小屋のおじさんのところに立ち寄ってみると、何やらいい話があるようです。
おじさん「おめえらの探してる男な。あいつのことだが・・・おっと!そんまえに・・・おめえら、下のじじいの家に居るんだってな?だったらあいつのジャンなんとかって酒を持ってきてくれよ!そうしたら俺の知っている限りを話してやってもいいんだぜ・・・」
凄く面倒な話になってきちゃいましたね。これ以上、あのおじいさん達に迷惑をかけるのは気が引けます。
一応、相談するだけしてみましょうか。一番楽なのは売ってもらえることなんですけどねぇ・・・お金は沢山あるのですし。
おじいさん「なに!あやつめ、儂の酒を狙っておったか。仕方ない持って行くがよい!」
そういうと、おじいさんはブランデーを譲ってくれました。
うぅ・・・本当に申し訳ない。なんて親切な人なのだろう。クリスさんも良くお礼を言っておくのですよ?
はいっ。約束のお酒持って来ましたよ。
おじさん「お!持ってきたな。よーし、じゃあ話してやろう・・・おめえらの探してる男だが・・・滝の裏の、ううっ!ぐおお!!」
えっ!どうしたの!?
突然、おじさんの姿がデミ・ヒューマンに変わり、そのまま絶命してしまいました。
えぇぇ・・・ど、どういうこと。
おじさんが亡くなってしまったことでブランデーが必要なくなったため、返しに来たのですが受け取ってもらえない・・・
他に行く当てもなかったので、とりあえずおじさんの最後の言葉にもあった滝の裏に行ってみると・・・岩の扉の向こう側からデミ・ヒューマンが現れました。しかし、私達の存在に気付くと再び扉の向こうに逃げて行ってしまいます。
う~ん。やはりこちら側からでは開けられないみたいですね。
こことかよじ登れたらなぁ・・・
しかしこれで何の手掛かりも無くなってしまいました。一体どうすれば・・・
捜査の一環として、デミ・ヒューマンになってしまったおじさんがいた小屋にも行ってみると、どういうわけか死体がなくなってます。いつの間に・・・
小屋から出てすぐのところで何者かの気配に気付きます。誰!?
あっ、さっき滝の裏にあった岩の扉の向こうから出てきたデミ・ヒューマンじゃないですか!
急いで後を思うもおじいさん達の家の方に逃げて行ってしまったみたいです。
すぐに問題のデミ・ヒューマンは見つかったのですが、水の中に潜られてしまいました。ここってそんなに深かったのね・・・
で、おじいさん達は大丈夫だったのでしょうか。
全員無事そうです。よかったよかった。
クリス「私が水を汲みに外へ行くと・・・トカゲのようなデミ・ヒューマンが・・・もしかしたら、カインもあのデミ・ヒューマンに・・・もし、そうだとしたら・・・」
う~ん・・・むしろ、あのデミ・ヒューマンがカインという可能性もあるのではないかと。
今までに出会ったデミ・ヒューマンって総じて好戦的だったのですよ。こんなに逃げ回るデミ・ヒューマンなんて初めてです。
この事実と、山小屋にいたおじさんがデミ・ヒューマンに変わってしまったことを踏まえると、そういった可能性もなくはないと思うんですよね。つまり、さっきのデミ・ヒューマンはクリスさんに会いに来たと・・・ね。
再びあてがなくなってしまったので、もう一度滝の裏に行ってみます。
あっ!さっきのデミ・ヒューマン!
???「ま、待ってくれ!俺はデミ・ヒューマンなんかじゃない!人間なんだっ!」
まあ、そうなんじゃないかなとは思ってましたよ。
カイン「俺の名はカイン。5日前に虹の花を取りにこの沼へ来たんだ・・・」
珍しく予想的中でしたね。で、どうしてまたそんな姿に?
カイン「実は・・・虹の花が見つからずに迷っていると、レイズというウィザードに出会ったんだ・・・奴は花のある場所へ案内するといったんだ・・・ところが・・・気が付いたらこんな醜い姿に・・・」
え。気が付くまでの間を省略しすぎです。
案内するって言われた次の瞬間にはデミ・ヒューマンになっちゃってたってこと?じゃあ、そのレイズっていうウィザードは?
カイン「ああ、ここで調べていて分かったんだが、奴はラグメイラの僕である実験をしていたらしいのだ・・・その実験がラグメイラ復活の前に人間をデミ・ヒューマンに変えてしまうという事だった・・・しかし、奴の術はまだ完全ではなく、人の心を変えることはできなかったんだ・・・人間の心を支配することは命をも奪ってしまう・・・その犠牲者があの木こりだ・・・しかし、やがて奴の術が完成すればこの俺も・・・だがそのまえに俺は奴を倒す!!今夜奴の実験室へ乗り込む。もしよければ手伝ってくれ。無理にとは言わない・・・ただ・・・奴を倒した後、俺を・・・こお俺を殺してくれ!!」
えぇ・・・レイズさえ倒してしまえばその術が完成することはないってことですよね?
だったら、カインさんの心が操られることはないわけで、何も私達にそんなお願いをする必要なんてないのでは。
カイン「奴を倒したところで俺はもう元の姿には戻らないのだ・・・もう、クリスのところへは帰れない・・・それどころか、心までデミ・ヒューマンに変わってしまうかもしれない・・・!頼む!お願いだ・・・」
えー嫌ですよそんなの!
元の姿に戻れないという事に対して悲観的になる気持ちは良く分かります。でも、「俺の心までもがデミ・ヒューマンになってしまったその時には殺してほしい」ってお願いされたのであればまだしも、元の心を持ったままなのであれば、そんなのは自分でどうにかしてくださいよ!
カイン「今夜ここで待っている・・・あ、それから彼女にこのペンダントを・・・そして、こう伝えてくれ。カインは・・・死んだと・・・新しい幸せを掴んでくれ、とな・・・」
カインさんの事はとても気の毒だとは思いますけど、もう少し冷静になった方がいいと思うんですよね。
とりあえず、この件について深堀りすると長くなっちゃうのでそれは次回冒頭で!
Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。