伊達あずさが選ぶ面白かったファミコンゲームランキング2020

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皆さんこんにちは!
今年最後のファミコンプレイ日記は毎年恒例のランキングで締めくくる伊達あずさです。
今年は話数長めのアクションゲームが多かったことと、年中にキリ良く終わらなかったゲームがあったため、ランキング対象の作品が11本と少なめになっちゃいました。
でもまあ、10本は越えているわけですから、十分様になるはずです!

そんなわけで今年も私がプレイしてきたファミコンゲームを独断と偏見のランキング形式でご紹介しちゃいます!
ではでは、2020年版のファミコンランキング行ってみよ~!

ファミコンランキング2020

第11位:彷魔が刻

彷魔が刻のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
残念ながら今年最下位となってしまったのは彷魔が刻です。
彷魔が刻はリアルタイムではないにせよ新品購入したにもかかわらず、あまりの地味さ故に途中で投げてしまったゲームでして、今回は再チャレンジでした。
改めてプレイしてみるとシステム自体にはかなり個性が光っており、面白くなりそうな要素はあっただけに・・・残念です。ハイドステージはまだしも、ジーキルステージがあまりにもアクションゲームとして難しすぎると言いますか、地味過ぎると言いますか、つまらな過ぎるといいますか・・・
ひょっとすると、ジーキル博士がストレスによってハイドにチェンジしちゃうという原作の設定を活かそうと、ジーキルステージを”プレイヤーにとっても”ストレスフルなものに敢えてしたのかもしれませんけど・・・う、裏目に出ちゃってたのかな?
とは言え、今年プレイした作品の面白度はかなりレベルが高かったので、プレイした年が違えば最下位を免れていた可能性も否定はできません。もうちょっとジーキルステージがアクションゲームとして面白ければ良かったんですけどね。
例えばほら、パズルステージにするとか?それならプレイヤーに良い意味でストレスを与えられるし、コンセプトも維持できたんじゃないかな?
あ、でも、個人的にBGMだけはやたらと耳に残りやすかったです。最初プレイした時からずっと覚えてましたしね!

第10位:赤龍王

赤龍王のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第10位は赤龍王です!
奇しくも同時期に新品購入した彷魔が刻と最下位を争っちゃってますね。
三国志や封神演義が嫌いじゃない私にしては史記(項羽と劉邦)を題材としたゲームであるにもかかわらずこの順位は何故か・・・決して何が悪いというわけでもないのですが、今一つぱっとしないのですよね。物語的にもゲーム的にも・・・
アドベンチャーゲームとしては個性皆無なオーソドックスなシステムだったので、どうしたってストーリー以外期待する要素がないわけですが、その肝心のストーリーもいまいち盛り上がりに欠けると言いますか・・・ほとんど何もしてないのにしれっと天下が取れちゃった様な感じが・・・
項羽と劉邦の話って項羽が圧倒的有能であるにもかかわらず、最終的に劉邦が天下を獲っちゃうの!?っていうところが面白いのですが、このゲームでは全然項羽の凄さが伝わってこないのです。そもそも、本格的に項羽と劉邦が対立してからの話が短すぎるんですよ。そりゃ、盛り上がらないよ!原作の進捗との兼ね合いなど大人の事情ががあったのかもしれませんけど、流石にこの比率のままゲームにしちゃうのはね・・・
ただ、致命的なレベルの悪い部分があったわけではないので、このゲームも彷魔が刻同様、プレイした年が違えばもう少し順位が上がっていたかもですね。
後ね・・・もう二度とあんなノリのプレイ日記は書けないでしょう・・・

第9位:ロマンシア

ロマンシアのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第9位はロマンシアです!
ロマンシアはこれぞレトロゲームっていう感じのゲームでした。いや、謎解き要素の理不尽さが!
特にセリナ姫が捕らわれている洞窟の封印を解く巻物の件が酷い!もちろん、ノーヒントで4人の中から正解の長老を探せっていう点もそうですけど、巻物の効果が不明なままそんなくじ引きをさせるところが何より酷い!挙句の果てには、結果がでるのも大分先って・・・
トライ&エラーっていうのはエラーの原因にある程度の予測がつくからこそ成り立つわけで、なんの予測もなしにトライさせられちゃったら、それはただの総当たりプレイですよね・・・
でも、レトロゲームってこういう今では考えられないような仕様を「謎解き」と称してましたよね。当時の謎を解くには洞察力より観察力、論理性より根性が必要なのです。
でも、多くの見知らぬ人達と一緒にリアルタイムで情報交換しながらプレイするというスタイルで遊べばそれもそれで楽しめるのかも。ドルアーガの塔みたいに?まあ・・・ドルアーガの塔すらリアルタイムには遊べていない私にはちょっと敷居が高すぎたかも・・・

第8位:ツインビー

ツインビーのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第8位はツインビーです!
ツインビーが8位止まりという結果には正直抵抗があるんですけど、このランキングは私の個人的な趣味嗜好によって決定されていることと、私がシューティングゲームをあまり好まないという点からこの順位となってしまいました。
ツインビーは物凄くオーソドックスなシューティングゲームですからねぇ・・・昨年プレイしたスーパースターフォース 時空歴の秘密の様にひと癖あれば順位も大分違ってきたのですけど・・・
シューティングゲームに詳しくない私には敵機の動きの善し悪しなどといったものは良く分かりませんが、雲から出てきたベルを自分好みに育てていくという点はオリジナリティがありましたね。それは自分用の焼き肉をひっそりと育てているときの期待感を彷彿とさせます。
それはそうと、どうしてまたシナモン博士はツインビーに手を付けようだなんて考えたのでしょうね。一応、対地攻撃は手を使ってましたけど、別に手でなければならない理由があったようにも思えません。(ビッグバイパーだって手無しで対地攻撃できるし)
どう考えても飛行機に手を付けるなんてデメリットしかなさそうなのですが・・・むしろ、手とか付けるからビッグバイパーに負けちゃったんじゃ!せめて手を使ったツインビー独自のアクションがあったら手の有用性をアピールできたんでしょうけどねぇ・・・

第7位:アテナ

アテナ(Attena)のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第7位はアテナです!
いや、このゲームね・・・プレイ日記上では大分しれっとクリアしてるように見えているかもしれませんけど、実は結構難しかったんですよ。
コツをつかめばそこそこ行けるのですが、そのコツをつかむまでがかなり大変なのです。そして、落ちている武器に触れると強制的に拾わされてしまうという仕組みが難度に拍車をかけているような気がしなくもない・・・
厳しい時間制限の中、敵が凄い速度で無限湧きする上、その敵が無尽蔵に落とす好みではない武器を避けるために無駄な時間を要するという点がストレスフル!!挙句の果てには何のヒントもなしに突然特定の武器でなければ倒せないボスが登場するのですからそりゃもう酷い!
でも、アクションゲームであるにもかかわらず、武器や防具がパワーアップしたりするシステムはちょっとわくわくしちゃいますね。経験値という概念こそないものの、ちゃんと攻撃力、防御力、体力も増えていきますしね!まあ、あんまり実感はないけど。(特に攻撃力と防御力)
アクションゲームなんだからストーリーなんてどうでもいいでしょ!といわんばかりの潔さと、それによって浮いたリソースをシステム設計に集中させたかのような緻密なシステムによってこの順位となりました・・・って、それにしては7位って低すぎるような気もしますけど、今年は面白いゲームが多過ぎたので仕方なしなのですよ。アテナが悪いわけじゃない!

第6位:グーニーズ

グーニーズのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第6位はグーニーズです!
オーソドックスなアクション要素に攻略が有利となるアイテムを加えたのがこのグーニーズです。
各ステージにちりばめられているアイテムの入手は基本ノーヒントですけど、例えアイテムを手に入れられなかったとしてもクリアできなくはないというファミコンとは思えない難度設定からはゲームを楽しませようと言う開発者の心意気を感じます。
そのため、ファミコンのゲームとしてはかなり難度低めですが、今遊ぶならこれくらいの難度の方が良いと思います。正に時代を経ても楽しめるアクションゲーム・・・と、べた褒めなのに何故か6位。これはやっぱり私が原作グーニーズを観てないせいなのかなぁ・・・

第5位:貝獣物語

貝獣物語のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第5位は貝獣物語です!
いきなりですけど、勿体ない!物凄く勿体ない!!この貝獣物語にはそれはそれは光る個性が無数にあるというのに・・・
まず、4人の勇者がばらばらな状態から始まる上、何時でも操作する勇者をチェンジすることができるシステムね!当時にしては物凄く斬新な自由度の高いシステムだったと思うのですが、びっくりするほど活かせてない!
だって、1人の勇者に注力すれば他の3人は一切動かすことなく合流できちゃうんだもん・・・もっと、別々に操作していかないと合流できないような絡み合ったストーリーにすることはできなかったの!?むしろ、その自由度の高さによるストーリーの薄さだけが際立っちゃいました。
も~折角、貝獣だなんていうちょっと可愛いオリジナリティだってあるのに、なんでもっとちゃんと作らなかったんだよ~
それに合体魔法とかいうわくわくするようなシステムを導入しておいてって結局何だったの!?単に弱いというどころか、最早使ってはいけないレベルにまで昇華されちゃってましたよ。
具材は凄く良かったのに調理で失敗しちゃった・・・そんな感じのゲームでした。でも5位ですからね。やっぱりロールプレイングゲームは強いのです。
あ、それとね・・・ファットバジャーって結構変わってて不思議な名前ですよね。覚えづらいけど・・・

第4位:ディジャブ(DEJA Vu)

ディジャブ(DEJA Vu)のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第4位はディジャブ(DEJA Vu)です!
近年、私の中で評価が見直されつつあるアドベンチャーゲームですが、今回は惜しくもトップ3から漏れてしまいました。
ディジャブねぇ・・・最初の方は結構期待感があったんですよ?失われた記憶を取り戻していく話とか・・・結構、わくわくしません?ゲーム開始前の主人公の人生を知らないプレイヤーにとって親和性が高い設定ですよね。
ですが・・・何か最後の方、かなり尻すぼみ感がありましたね。現代風の世界であるにもかかわらず、記憶を失った理由や取り戻すきっかけがファンタジックな薬品という超ご都合主義だったり、真犯人が貴方誰ですか感甚だしい人だったり・・・主人公が事件に巻き込まれた理由もいまいち必然性に欠けてましたしね。だって、犯人のジョン・スタンウッドと主人公のエース・ハーディングの間には何の因縁もなかったんですよ?たまたまジョー・シーゲルの友人だったという理由だけで巻き込まれてしまいました。しかも、別に主人公の存在がなくとも成り立つ計画だったのに・・・
それでも最後の方に行くまではそれなりにわくわくできましたし、かなり納得はいかないものの矛盾しているというわけでもないので、この順位に落ち着きました。もう少しストーリーに必然性があったらもっと上位だったのにな~

ではいよいよ、今年のトップ3です!

第3位:月風魔伝

月風魔伝のプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)
第3位は・・・源平討魔伝の方が好きだとか言っちゃってごめんなさい!月風魔伝です!
何て言うかアクションゲームにロールプレイングゲームっぽいキャラクターの成長要素が絡めば大体は面白いんです!だってBorderlandsも面白いでしょ!?(あっちはアクションっていうかFPSだけど)
それにしても、まさかファミコンゲームの3Dダンジョンでアクション戦闘をすることになるとは思ってもみませんでしたよ。最初はやり方が良く分からなくてかなり苦戦しましたけど、”戦闘中はジャンプできる”ということにさえ気付いてしまえばなんてことはありません。
うーん・・・本当は1つのゲームに3つのアクションモードがあるとかもっと褒めたいんですけど、その辺はあまりにも源平討魔伝そっくりなので何となくここで褒めるのははばかられます。
ただまあ・・・これだけ似ているにもかかわらず、全体的なバランスもしっかりしてますしクオリティはとても高いと思います。

第2位:タッチ ミステリーオブトライアングル

タッチ ミステリーオブトライアングルのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
第2位は・・・こんな順位にしちゃったら誰かに怒られそうな気がしてちょっと怖いですけどタッチ ミステリーオブトライアングルです!
正直、どこがタッチなのか、そして、どの辺にミステリーなトライアングルがあったのかは謎ですけど、そういうことを抜きにしてゲーム単体で見た場合は結構良くできたオープンワールド系謎解きゲームだった!
何より驚きなのは思っていたよりも断然理不尽ではなかったことです。とてもファミコンゲームとは思えないくらいちゃんとしたヒントがあった!
ただまあ、世界が凄まじく広い割にはイベントとかも少なく結構スカスカで、からくりさえ分かってしまえば40ステップ未満でクリアできちゃうわけですからその辺はファミコンらしいですけどね。
でも、個人的には結構好きですね~この手のゲーム。推理小説は読みませんけど、推理していくゲームは結構好きなのです。
タッチとして売り出さなければもう少し当時の評価も変わっていたんじゃないかなぁ・・・と思った私です。

第1位:コナミワイワイワールド

コナミワイワイワールドのプレイ日記1:レトロゲーム(ファミコン)_挿絵1
というわけで、2020年の第1位は、マイキーの性能とゴエモンの特技に不満は残るものの、1人でも最後までちゃんとワイワイ楽しめたコナミワイワイワールドです!
昔遊んだ時も楽しかったですけど、改めてプレイしてみてもちゃんと面白かった!やっぱりそこが一番大きいですね。
登場するキャラクターの多さもそうですけど、ところどころにミニゲームがあったり、終盤にシューティングステージが挟まっていたりなど、オールスターゲームならではのお祭り感があってとても良かったです。ゲーム全体のボリュームもなかなかのものですし、かなりお得感があるゲームなのではないでしょうか。
実は、このゲームを初めてプレイした時にはここに登場するヒーローが出演するゲームをほとんどやったことなかったんですよね。それでも十分に楽しめたわけですから、それらをプレイしていたらなお楽しめる・・・はず。
今年は、ツインビーにグーニーズ、月風魔伝とワイワイワールドに登場したヒーローのゲームを3作ほどプレイしましたけど、来年も引き続き残るヒーロー達のゲームもプレイしていきたいと思ってます。

と言った感じで、2020年の第1位はコナミワイワイワールドでした!

一応、ランキングなので順位付けしてますけど、今年はそれほど差が無かったような気がします。
これだけの僅差だと、もう1回最初から順位付けしたら、順位が逆転しちゃいそうなところもあるかもですね。

さてさて、毎年の事ですが、まだまだ沢山のファミコンゲームが存在しますので、来年も懲りずにプレイして行こうと思います。
というわけで、来年もぽっぽブログの応援をよろしくお願いいたします!

では、良いお年を!

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伊達あずさが選ぶ面白かったファミコンゲームランキング2020」への4件のフィードバック

  1. でぶねこ帝国

    今年も楽しく読ませて頂きましたいつもありがとうございます。おこがましいですがファミコン版の闘人魔境伝ヘラクレスの栄光、ドラクエ2辺りをいつかプレイして頂ける事を期待しております。来年も楽しく読ませて頂きます

    返信

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