SevTech: Agesのグラフィックを綺麗にする：Minecraft SevTech: Ages#36

投稿日：2019年9月29日

皆さんこんにちは。
突然ですが、今日はちょっと本編からそれた番外編をお送りしたいと思います。

これまで、このプレイ日記ではグラフィック面に関して、デフォルトを貫き通してきましたが、それにはプレイ日記としての汎用性という以外にも理由があったのです。というのも、SevTech AgesってOptiFineやShaderと結構相性が悪いんですよ。(正確には相性が悪いModを含んでいる)
更にSevTech Agesには数多くのModが含まれているため、一般的なResource Packだと大部分のブロックが対応してません。Resource Packが反映されているブロックと、そうでないものが混在する世界って、結構微妙なんですよね・・・
というわけで、今回は丸々1回分を使って、SevTech: Ages専用のグラフィック向上施策についてご紹介してみようと思います。

施策その1：OptiFine

OptiFineはグラフィック関連Modとしてそれはもう有名です。
巷ではOptiFineを導入するだけで、Minecraftが軽くなる上、グラフィックまで向上するとか散々紹介されてますが、他のModと併用する場合、実はかなり癖が強いModなのですよ。

PCの環境によってはOptiFineを入れると逆に重くなってしまうケースもあります。更にModを使う上で必要になるForgeのバージョンによっても、使用できるOptiFineのバージョンに制限があったり、他のModとの間にも知られざる相性問題がかなりあるのです。

相性が悪い場合、Minecraftが起動しない、プレイ中にとある条件下でゲームがクラッシュ、チャンクの読み込み失敗が多くなる、本来見えるはずのブロックが見えなくなる、Minecraftの起動時間が異常に伸びるなど、分かり易いものから、下手をすると気づかないまま過ごしている可能性があるものまで、多岐にわたる弊害をもたらすのです。

これらのことから数多くのModを内包するSevTech: Agesとは非常に相性の悪いOptiFineですが、Minecraftのグラフィックをどうこうしようと思ったら、避けては通れないModでもあります。ここは何とか、SevTech: AgesとOptiFineには共存していただくしかありません。

OptiFineのダウンロード場所より、SevTech: AgesのMinecraftバージョン1.12.2用の最新OptiFineを手に入れ、導入すると、恐らくMinecraftが起動しなくなってしまうでしょう。
しかし、諦めることはありません。旧バージョン「OptiFine 1.12.2 HD U D3」ならいけるのです。恐らくはこのバージョンが起動可能な最新バージョンのOptiFineとなります。

ただ1つ、別の問題が・・・
このバージョンのOptiFineを入れると日本語入力をサポートしてくれるIntelliInput(2.6 for 1.12.2)が動かなくなっちゃうんですよね。シングルプレイの場合はさほど気になりませんが、喋る機会が多くなるマルチプレイだと結構厳しいです。
そこで、IntelliInputとOptiFineを併用したい場合は「OptiFine 1.12.2 HD U C8」までバージョンを落とす必要があります。

施策その2：Shader

残念ながらOptiFineが入っただけでは、さほどグラフィックに影響ありません。Shaderを導入してこそのOptiFineです！

というわけで、一先ず有名なSonic Ether’s Unbelievable Shaders(SEUS)の最新バージョンをダウンロードして試してみます。

Before

After

画像のファイルサイズがあまりにも大きいので、かなり画質を落としましたが、それでもわかるこの違い！
陰影が少なく全体的にのっぺりしていたマインクラフトの世界に光と影が差し込みました。水や草、そして木々にもアニメーションが加えられていて、より実際に近い描写となりました。

・・・だがしかし、ここにまた問題があるのです。
SevTech: Agesの中にあるAstral SorceryというModがShaderと凄まじく相性が悪いのですよ。

こちらはShaderを使っていないときのCollector Crystalですが、本来はこんな感じで白い光線が出るはずなのですが・・・

Shader(SEUS)を適用すると、光線の周囲にこんな感じの黒い枠が出ちゃうんですよ。これぐらい気にしないという人はまあ良いのですけど、Astral Sorceryがらみのエフェクト全般がこんな感じにおかしくなっちゃうんです。
ならば設定を弄って、対象となる処理をオフにしてしまえばいいのでは・・・と、かなり頑張ってみたのですが、SEUSを含む多くのShaderでは設定でこれを消すことができないのですよ。

ならば、ということで、恐らくAstral Sorceryと相性が良いであろうSharderを2つほどご紹介します。

1. Sildur’s shaders
最初にご紹介するのはSildur’s shadersというShaderです。ただし、Sildur’s shadersなら何でもいいというわけではなく、「Enhanced Default」と「Basic Shaders」に限ります。

Enhanced Defaultは元の色合いをそのままに、陰影やアニメーションなどが追加されます。

Basic Shaderでは更に処理が少なくなり、霧などの描写がリアルになる他、水や木などの各種アニメーションが追加されるだけになります。陰影が追加されることで見た目が綺麗になるのは良いのですが、その分、画面が暗くなりがちなんですよね。画面を少しでも明るく保ちたい人やEnhanced Defaultだと敵のHPバーが見づらくて嫌という人はこちらの方が良いかも。

2. datLax’s OnlyWater
次にご紹介するのはdatLax’ OnlyWaterというShaderです。こちらは、その名の通り、水回りだけグラフィックを改善してくれます。

datLax’ OnlyWaterを導入すると、他の部分はそのままに、水だけやたらリアルになります。
やっぱり、水をリアルにするだけでも、世界が全然違って見えますよね。私は影より水の方が大事かな～

だがしかし！それにもちょっとだけ問題があるんですよね。

Shaderによって水が綺麗になるのは良いのですが、Aqueductの上を流れる水にだけは何故かShaderが反応しないのです。(普通に流れている水には反応します)
SevTech: Agesの世界では水系のバイオーム以外の水は有限なので、結構あちこちでAqueductを使うことになります。
あ、そうそう、こんなところでしれっということではないかもしれませんが、源泉部分を除いてAqueductの上を流れる水は無限に汲めるんですよ。なので、例え砂漠のバイオームでも、Aqueductを2つ並べて、片方にバケツで汲んできた水を流し、もう片方から水を汲みだせば、無限に水を汲みだせちゃうのです。
そういった理由から、まあまあ目立つところに設置することが多いため、結構気になるっちゃ～気になるんですよね。この問題。

施策その3：Resource Pack

先ほどはShaderを使って水を綺麗にするとAqueduct上を流れる水との乖離が派手になりすぎるという問題に直面しましたが、水に関するResource Packを使用することで、多少緩和することができます。

こちらはShaderとしてSildur’s shadersのEnhanced Defaultを使用した際の画像です。多少違いはありますが、Enhanced DefaultやBasic Shadersは本来の色合いを維持するため、そこまで違和感はありません。
ただ、できればもう少し水を綺麗にしたい・・・