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皆さんこんにちは。
これまでにプレイしたファミコンのアドベンチャーゲームの経験からそろそろ終わりが近いのではないかと予想する伊達あずさです。
前作のシャドウゲイトも7話で終ってましたからね。長さ的にはそろそろなのではないでしょうか。
というわけで、前回開けた金庫の中身を改める所からの再開です。
金庫の中に入れられていた瓶はクッキー瓶3・・・名前だけだと拍子抜けしてしまいますが、ラベルにはちび鬼用と書かれています。
ちび鬼というのはあのゲームルームを飛びかっていた謎の生物の事だと思われますが、私は偶然にも正式な名称を言い当てちゃってたんですね。
つまり、私と館の主は命名センスが一緒ってことになります。何だか友達になれそうな予感がしますね。
まあ、ちび鬼が化け物扱いなのだとすれば、飼い主はドラカンという可能性もありますけど・・・
しかしこのクッキー瓶3・・・蓋が開かないんですよ!
挙句、瓶自体が物凄く硬く、私が素手で叩いたくらいじゃ割ることもできません。中身を取り出すために瓶を叩き割ろうと思ったら、もっと頑丈な物を使わないダメそうですね・・・
手持ちの物で頑丈そうなもの・・・私は思い切って、斧をチョイスしてみることにしました。
がしゃ~ん!!クッキー瓶3が割れたのと同時に使用した斧も壊れてしまいました。
そして、瓶の中からはクッキーが。
拾ったクッキーを持って、ゲームルームに戻ってきました。床の上に置かれたお皿の上にクッキーを置き、ちび鬼の餌付けを開始します。
すぐさま臭いにつられたちび鬼がやってきて、クッキーを取って行きました。久しぶりの餌にありつけたちび鬼は元気を取り戻した様子でしたが、食べることに夢中になり過ぎたせいか、手に持っていた鍵を落したまま去って行ってしまいました。
というわけで、ちび鬼が持っていた鍵2を手に入れたわけですが・・・これ、何処の鍵なんだ・・・
書斎の扉や研究所左の扉には鍵穴が無いし・・・
と思ったら、実験室の床にあった鉄の蓋を開ける鍵でした。
穴の中はタールのようなもので床がぬかるんでいる地下道でした。
左側の穴の向こうからはじめじめとした冷気が漂ってきており、正面の穴の向こうでは何かがガサゴソと蠢ているみたいです。
・・・左の穴の方がましそう。
左の穴の先は見渡す限りの銀世界になっていました。この地下道がどういう作りになっているのか全く想像できなくなってきました。
驚き戸惑っていた私の前に突然老人が現れ、優しく語り掛けてきました。
老人「よく来たな・・・私はずっと勇敢なる者がここを訪れるのを待っておった。聞いて下され。かつて儂は弟子のドラカンとここで決闘をしたのじゃ。そしてなんとかドラカンを氷の中に封じ込める事ができた。しかし、奴の力もただ者ではなかった。儂は異次元空間へ飛ばされてしまったのじゃ。今の儂には何の力もない。ただこうしてこの洞窟に自分の姿を映し出すことしかできぬ。お願いじゃ。儂の代わりに氷の中で眠っているドラカンを闇に葬ってくれ!!」
老人はそう言うと霧の中に消え去ってしまいました。
え~氷の中に封じ込めただけじゃダメだったってことなの?それに、白魔術師とか黒魔術師とか言ってるものの、ここって一応現代社会なんですよ?一般人にそんな殺人教唆とかされても困ります!
一旦戻って何かが蠢ているらしい正面の穴へ行ってみました。
穴の先には巨大な蜘蛛が!まあ・・・こういうシチュエーションで私が勝利するというパターンは限りなく少ないわけですが・・・
試しにナイフを持って躍りかかってみるも、あっさり敵の糸にからめとられ・・・
ゲームオーバー。そ~なっちゃいますよねぇ・・・
その後もあれこれ試してはみましたが、この蜘蛛を倒す手立てを持ち合わせていないようです。
しぶしぶ、例の氷の洞窟へ戻ってきた私。ここでどうにもならなかったらまた行き詰ってしまいます。
でも、私にはちょっとだけ思い当たる節があるのですよね。以前手に入れたドラカンの星ことダイアの星・・・召使いの日記に「氷の中で燃え盛る」とか何とか書かれてましたよね。
とは言え、素人の私に使用法がわかるはずもなく・・・とりあえず適当に氷の壁目掛けて投げつけてみました。
すると、目の前に燃え盛る炎のような化け物が出現し、辺りの氷を溶かしていきました。
溶けた氷の中から人らしきもの(多分ドラカン)が出現し、氷が溶けたことによって溢れ出た水によって洞窟の奥へと流されて行ってしまいました。
同じ場所に居たわけですから、当然私も流されちゃうわけで・・・気づけば洞窟の奥へと押し流されていました。
さて、目の前には意識不明のドラカンが居るわけですが・・・やっぱりやらないとダメですかねぇ・・・
ちなみに、目の前にある穴に入ると、底なし穴だったためゲームオーバー。
ドラカンを無視して先に進んでも、後からドラカンが追いかけてきて、穴の中へ突き落されゲームオーバー・・・
ドラカンをどうにかしない限り先へは進めないみたいです。
しぶしぶ、意識不明のドラカンにナイフを突き立てようとしてみるも、直前にドラカンが目を覚まし、穴の中へ突き落されてゲームオーバー・・・っていうか、ドラカンは別に魔法を使ったりしてるわけじゃ無いのに、何でこんな簡単に負けちゃうのよ私!!
シャドウゲイトの時からずっと思ってたんですけど、私って一般人より貧弱なんですよね・・・
結局、どうすれば良かったのかというと・・・意識不明のドラカンを底なし穴の中に捨てるのが正解っていうね・・・どう考えてもナイフを突き立てるより手間がかかる作業なんですが、何故かこれだとドラカンは目覚めません。何かもう選択に必然性のかけらもなく、単にこの世界の創造主が適当に決めたコマンドを探し当てるだけの虚しい作業と化しています。
ドラカンを葬り去ったので、今度こそ出られそうです。ちなみに出口の扉は鍵2で開きました。
何と地下道の出口は書斎の開かずの扉に繋がってました。
しかし、部屋に入るや否や扉が勝手に閉まり、上の方から悲鳴が。「ギャー!!」とか言ってますが、お姉ちゃんの声みたいです。
人間本当に余裕がないときは「きゃ~」などとは言っていられないものです。
上から聞こえたということは、2階の何処かってことでしょうね・・・
2階に上がると、お姉ちゃんの悲鳴が大分近くなりました。この階の何処かに居るみたいです。
この階に残された怪しい場所と言えば・・・
ドラカンの浴室へ飛び込むと、予想通り天井からお姉ちゃんの声が聞こえてきます。
しかし、浴室に入るなり、出入り口の扉を閉められてしまいました。
すると、どういうわけか、これまでずっと出しっぱなしにしていたにもかわらず、一向に貯まらなかったはずの浴槽から水が溢れだしてきました。出入り口の扉と共に排水溝まで閉じられてしまったみたいです。
そのまま待つと、どんどん部屋に水が貯まって行くわけですが・・・ひょっとして、このまま水かさが増せば、天井の取っ手付電灯に手が届くかも・・・
予想通りです!
ドラカンの浴室の天井裏でお姉ちゃんを見つけました。しかし、お姉ちゃんの様子がなんかおかしい・・・まるで私が誰かわからないみたいです。良く見ると、お姉ちゃんはまるで獲物を狙う野獣のような鋭い目つきで私のことをじっと睨んでいます。
む・・・ここまできて、このお姉ちゃんが本物ではないとなってしまうと、お姉ちゃんの生存は絶望的となってしまうため、ここは素直にお姉ちゃんに何かが憑りついているだけと考えたいところ・・・
正気を取り戻してもらうため、お姉ちゃんの頬を数発叩いてみたところ、お姉ちゃんの体から化け物が飛び出してきました。
化け物「ヒーッ、ヒッヒッ。そっちから出向いてくるとはご苦労だったな。俺様は氷の中にいたドラカンに操られて、この娘を捕まえたのだ。ドラカンは娘を使って、自分の封印を解かせるつもりだったらしい。だが、ドラカンが死んだ今、最早その必要は無くなった。この館は俺様のもの・・・お前も娘も我々の仲間になるのだ!!」
化け物が私との話に夢中になっている隙を見て、勝機を取り戻したお姉ちゃんが私を見捨て、単身窓の外に逃げて行きました。
・・・え?
何と言うか・・・恨みを晴らすべき相手が違うような気もしてきましたが・・・
そんなわけで、この化け物と1vs1の戦いになってしまいました。しかし、こういう化け物に物理攻撃が効いた試しありませんし、ナイフとか血の付いたナイフはどうせダメでしょう。となると、怪しいのは「ペンダント」と「十字架」ぐらいなものかなぁ・・・
試しにペンダントを化け物に対して使って見ると、ありとあらゆる化け物に取り囲まれてしまい、なーんちゃって行き・・・
なーんちゃっての能力で時を巻き戻した私が今度は十字架を化け物に向かって使用すると、十字架の恐れ多い姿に悪の力は衰え、デーモンは情けない声を上げながら跡形もなく消えていきました。
って、この化け物がデーモンだったんですね。そして、館の中に居た化け物達はデーモンが呼び出したものだったということなのでしょう。
デーモンを倒し、窓からバルコニーへ出ると、そこには優しい微笑みを浮かべたお姉ちゃんの姿が・・・
お姉ちゃん「ありがとう!!私の可愛いナイトくん!!私ずっと信じていたわ。きっと貴方が助けに来てくれるって・・・これはほんのお礼よ!!」
そういって、お姉ちゃんは私の額にキスしました。
・・・なにこれ。
私とお姉ちゃんって一体どういう関係なの。私って車が運転できる程度には大人ですよね!?
しかも、私がお姉ちゃんを助けるためにすさまじいまでの危険を冒したっていうのに、お姉ちゃんは私を置いて一人で逃げてましたよね!?
私の中の人は大層ご立腹なのに、実際の私は姉にキスされてデレつくと言う何とも気持ちの悪い感じに・・・私の方こそデーモンに憑りつかれてるんじゃ。
何この締めセリフ!?
というわけで、エンディングです。
う~ん・・・どうして姉弟っていう関係にしちゃったんでしょうねこれ。
一人っ子の私にはこの姉弟の関係が良く理解できないな~と思ったところで「悪魔の招待状」これにて終了!
迷路の詳細
[04:00]:迷宮入り口
[00:09]、[03:05]、[04:05]:ゾンビの群れ
[05:07]、[06:02]:ゾンビ(ペンダントで撃退できる)
0:石碑「この奥にブルシエネイの宝石が眠っている」
1:石碑「ペンダントは魔除けになる」
2:石碑「ポヨポヨはタカを追いかける」
3:お墓
4:ワーロックのお墓
5:エース・ハーディングのお墓
6:大理石の棺
7:十字型の墓石(花束使用で左への道が開く)
8:鍵1を使用するとタカ、ネコ、ヘビが出現
9:風船怪物ポヨポヨ&ブルシエネイの宝石
シャドウゲイトの時同様、悪魔の招待状の舞台となっている館の地図も作ってみました。
迷路の部分を別にしちゃったので、シャドウゲイトより狭く感じますが、迷路も含めればこっちの方が大分広いです。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。
はじめまして。あずさ様クリアおめでとうございます。
当方、どっぷりファミコン世代でして。毎日更新を楽しみに拝見しております。
私がファミコンソフトでクリアした中で苦労したゲームは、迷宮島(アクションパズル)と銀河の三人(RPG)です。
また新たなゲームの更新を楽しみに待ってます。
コメントありがとうございます。
RPGはともかくとしても、ファミコンゲームの上、パズルゲームとなれば既にクリアが大変そうなのは想像に易いですよね。それでなくても、ファミコンゲームはクリアが大変な物が多いですし・・・でも、クリアなさったのは凄いです~
毎日楽しみにみてます
悪魔の招待状は
ヘンテコですよね
ファミコンのRPG破邪の封印ってご存知ですか
このゲームもある意味ヤバいので
おすすめです
コメントありがとうございます!
プレイ日記にはしてませんけど、私も破邪の封印持ってますよ!
クリアおめでとうございますヾ(*´∀`*)ノ
シャドウゲイト同様、最後までピンとこないままクリアされた様ですねw
ヒントなどに必然性が乏しいとコマンド総当たりに近いプレイになりがちなので実際のプレイ時間を聞くのがおっかないです
とはいえ、いつの日か二作目のプレイも。。と淡い期待をしつつw
コメントありがとうございます。
そうですね。正解となる行動より、合理的な行動をとっているはずなのにダメっていうのはちょっと虚しくなりますね。まあ、プレイ効率的に間違った行動をした場合、即座にゲームオーバーになるだけましなのかもしれませんけど・・・
でもって、2作目・・・と言うのはDEJA Vu(一応、ケムコ三部作の中では一番古いみたいです)のことでしょうか。ま~3つの内2つもやってしまったら、いずれは・・・