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皆さんこんにちは。
やっぱりロールプレイングゲームがやりたくなってしまった伊達あずさです。
私にしては大分長いことロールプレイングゲームを絶ってましたからね。
スーパーファミコンの方ではちょっと(?)前までスーパーマリオRPGをやってましたけど、何となくあれってロールプレイングゲームって感じがしないんですもん!(マリオっぽい)
それに、スーパーファミコンのロールプレインゲームは完成され過ぎてて、予想外の面白みとはなかなか出会えないのです。
やっぱり、ゲーム黎明期故に型が完成されていなかったファミコンだからこそ生み出される奇跡の意外性を私は探し続けたい!(まあ、スーファミもやるけど!)
そんなわけで、久しぶりにファミコンのロールプレイングを・・・と言うことで今回選ばれたのがこの「サンサーラ・ナーガ」なのです!
何かあれですよね・・・パッケージの画風からは想像もできないような硬派なタイトル画面ですよね?
何処となくTAO(道)を彷彿とさせるような気がしなくもありませんが・・・
そんな嫌な予感を抱きつつも、ゲームスタートです!
ファミコンなら当たり前!名前入力からなわけですが・・・な、なんと性別が選択できる!?
この時代に性別をチョイスできる仕組みができてるとか凄すぎる!何このオーパーツファミコンソフト!!
開始早々、突然村を飛び出している私・・・しかも、私はどうやら普通に村を出たわけじゃないみたいです。
だって、めっちゃ村人らしき人達に追いかけられてるもん!!
っていうか、犬までけしかけられてるよ?相手本気だよ?本気で私のタマを取りに来てるよ??
一体私ってば何してるの!?え?何、ダチョウの卵!?
ぽか~ん
何故私はこんなことをしてしまったのか・・・少し話を遡ってみよう。(説明書のストーリー確認)
ストーリー(概要)
今は何時なのかもわからない遠い時の果て・・・私はアクパーラと呼ばれる大陸に住んでいた。
そんなある日、私は夜明けを待たずして生まれ育ったオリッサの村を出た。
しかしそれは、およそ計画的とは呼べないものだった。お金も無ければ装備も無い。それどころか手持ちの食糧もごくわずか・・・
そんな私にも大きな野心と・・・そして、この大きな卵がある。
この卵は村の長老が「竜の卵」と呼んでいたものだ。そう、この世界には竜がいるのだ。
竜はその気高さと狂暴さ故に、人間から恐れられ、そして、敬われていた。
そして、この世界にはそんな竜を笛1つで自由に操る”竜使い”と呼ばれる人々が居た。
竜使いはその仕事の困難さ故に王侯貴族達にさえ一目置かれる存在だった。
私には長老に竜の卵の話を聞かされた時から胸に秘めていた想いがある。そう、私は竜使いになるのだと・・・
その時の私は自分が竜使いになれると信じて疑わなかった。・・・いや、そのはずだった。
しかし、苦労の末、村から盗み出した竜の卵から孵ったのは、竜とは似ても似つかぬダチョウの子供。
そう、村の宝とされてきた竜の卵はダチョウの卵だったのだ。
卵から生まれたばかりのダチョウは愕然とする私を尻目に地平の彼方へと走り去っていった。
私は村の宝を盗み出した上に、それを今失ってしまった。もう村には帰れない。真実を話したところで村を裏切った私の話など誰が信じてくれよう・・・
何とか自分の力で一人前の竜使いになるしかない・・・しかし、あてにしていた”竜の卵”という希望が潰えた今となっては、その道はあまりに途方も無く感じた。
でも、そんな絶望の中で私は気づく・・・
「なんだ・・・私は最初からそのつもりで村を出たんじゃないか」
そう考えると、何故か笑えてきた。
こうして私は野良竜や怪物、そして、道を踏み外した崩れ竜使いなどが徘徊する荒野へと旅立って行くのだった。
はい!回想終わり!
こういう経緯で私は自分が住んでいた村の人に追われ、挙句、村の宝だった竜の卵(ダチョウ)を失ってしまったわけなのです。
でもどうせなら、竜を育てる前の練習としてダチョウを育ててみるのも悪くないかも?
ちゃんと育てれば、乗り物やいざと言うときの非常食として使えるかもしれませんし・・・
そう思った私は、走り去って行ったダチョウを追いかけることにしました。
まて~~~!!
しかしこのダチョウ!生まれたばかりだと言うのにとても足が速く、全然追いつかない・・・
それでも私が必死に追いかけ続けると、追いつめられたダチョウは廃墟らしき場所に逃げ込んでしまいました。
どうしよう・・・このままじゃ、折角の食糧(?)を見失ってしまう!
そうなんです・・・手持ちの食糧も少なく、私は明日の食事にすら困っていたのです。
覚悟を決めて廃墟の中に入ろうとした私の目の前に敵の影が・・・敵の名前はみじんこ(左と中央)とドクみじんこ(右)・・・
この程度の怪物なら村に住んでいた時にだって戦ったことがある(多分)!いける(多分)!!
みじんこの割に動きが素早く、私より先に攻撃を仕掛けてくるため、思いの外、苦戦したものの、何とか初戦を勝利で飾る事が出来ました。
はっ、勝利の余韻に浸っている場合じゃなかった!早くお肉(?)を追いかけないと!
ダチョウを追って入った廃墟には、人の気配が・・・こんなおどろおどろしいBGMが鳴り響くような場所に住んでいる人にろくな人がいるわけないよ!
しかし、私のお肉の姿は何処にも見当たりません。確かにこの廃墟に逃げ込んだはずなのですが・・・
直ぐ捕まえて、そっと出て行こうと思ったのですがダチョウの姿が見えないため、時間がかかりそう・・・
無視して勝手に探し続けるわけにもいきませんし、ちゃんと許可を取っておきましょう。
意を決して廃墟に住んでいるらしき老人に話しかけると・・・何か会話の始めから物凄く怪しげなことを言ってますね。今私が欲しいのはここに逃げ込んだはずの今日の夕食なんですが、でもまあ・・・ちょっと食欲から遠ざかって冷静に考えれば、確かに竜の卵も欲しいよね!
自分の夢のためなら村の宝すら奪うほどの素直な私が「竜の卵欲しいです!」と元気に答えると・・・
「よかろう、取引じゃ。この西・・・半島の先っぽに今は寂れた竜の産卵所がある。そこから竜のウンコを取ってきてくれ。そしたら卵をやろう」
ウンコと卵を交換するとかどういう取引なの・・・
何故そのような物を欲しがるのかと訝しんだ私が老人に理由を尋ねてみると・・・
会話が成立しません。やばい、この人危ない人だ・・・
何時もの私であれば、こんな怪しい話には乗らないのですが、多大な犠牲を払ってまで手に入れた”竜使いのあて”を失ったばかりの私にとって、竜の卵というワードはあまりに魅惑的過ぎたのです。
今の私に本当に必要だったのはダチョウのお肉なんかじゃなく、新しい希望だったのかもしれません・・・
私はこの危ない老人に騙されることを承知の上で竜のウンコを取りに行く決心をしました。
が!!ダチョウを追って走ったときとは打って変わり、私の行く手に次々と怪物(みじんこ)が現れます。
なんでこんなみじんこ如きに・・・体力も尽きかけた私の目の前には生まれ育ったオリッサの村が・・・
お金も無ければ食糧すらない・・・今の私が体力を回復させるには村を頼るしかありませんでした。
「村の皆・・・やっぱり怒ってるよね・・・」
見知ったはずの村にもかかわらず、その足取りは重く、深い罪悪感のせいで気が動転したためか、まるで初めてこの村に入ったかのように何処に何があるのかわからなくなってしまった私。
とりあえず、右の家から入ってみますか・・・
どうやらここは私の家だったみたいです。家に居た私のおばあちゃんは何も聞かず、お風呂と食事を提供してくれました。
更に有難いことにお弁当まで持たせてくれた私のおばあちゃん。これはひょっとして、村の他の皆も実は許してくれてるんじゃ・・・
・・・そんなことはないみたい。やっぱり見つかったらダメみたいです。
とは言われたものの、僅かな希望を胸に、物は試しと隣の家の人に話しかけてみると・・・
・・・
村人総出でいたぶられた挙句、持ち物を全て奪われ、村の外に放り出されてしまいました。
村の外の敵を倒して手に入れた獲物はまだしも、おばあちゃんから貰ったお弁当までとるなんて・・・酷い・・・
結局、自分の家でもう一泊し、再度お弁当を貰っての旅立ちとなりました。
しかし、おばあちゃん・・・お弁当だけじゃなく、こっそりお金(最初にもってた80ルピー)までくれてたよ・・・
何時か立派な竜使いになって、村の人達を懲らしめてやろうと将来の目標を更新した私は、竜のウンコを求めて旅立つ・・・ハズだったんですが、外の敵が地味に強すぎる!!自分の家で休めることも分かったし、何時ものようにここで少し強くなっておきたい!!
そう思った私が改めて自分の体を確認すると、何時もなら当たり前のようにあったはずのあるものが無いことに気付いたんです。
・・・そう、レベルが無い!
私の命より大切なレベルがなかったんです!!
酷い・・・「ロールプレイングゲーム=レベル上げ」という私の構図が・・・私の唯一の楽しみが・・・
しかし、ダメージを受けて家に帰り、おばあちゃんに泊めてもらう度、お弁当が貰えることに気づきました。
仕方ない・・・敵を倒しつつ長旅に向けてお弁当を増やそう。
一応敵を倒すと、獲物の欄に倒した敵とその数が表示されます。この獲物は将来竜の餌としても使える他、売ってお金にすることも出来るそうです。(伝聞)
私は将来竜使いになるんですし、別に今から貯めておいたって損にはならないでしょう。この世界には腐敗という概念もなさそうですし!
おばあちゃんから貰い続けた大量のお弁当を食べながら、川沿いを進んでいくと何やら建物らしきものを発見しました。
建物の中ではやたら呑気なBGMが鳴ってるので安全な場所ではありそうですが・・・
何かここにも変な人が居るし・・・何、立ち食いのプロって。立ち食いでお金稼げるの?
あ・・・もしかして、立ち食い飲食店のコンサルタントってこと!?
そんな立ち食いのプロがプロデュース(?)していたのは「はらたま」なる立ち食いチェーン店でした。
しかし、速い・美味い・安いまでは良く聞くフレーズですが、ためになるって何でしょうね。
そして、メニュー・・・見た感じソバかうどんっぽいですけど(しょうが焼きは違う感じですが・・・)、お持ち帰り高過ぎない!?桁が違うよ?
更に他のメニューも80ルピーしか持ってない私にとっては結構お高い・・・
でも折角ですから何か食べていきますか。何気に体力がもうないし。というわけで、わかめをお願いすることに。
注文したわかめなにがしは結構なお味でした。
で、注文後、店員からこの辺の土地に関する情報が聞けました。なるほど・・・ためになるっていうのはこういうことだったんですね。
そうなると他のものを注文したときの話も気になる・・・でも悲しいことにお金が無いのです。しゅん・・・
他には何かないのかとカウンターの裏へまわってみると、竜に関する話をする謎のお爺さんと遭遇しました。
しかも、話すだけ話したら消え去ってしまいましたよ?一体何者だったのでしょう・・・
ともあれ、お爺さんの話によると、竜は鱗が生え、牙が生えそろえば一人前というところなのでしょうか。
そして更に成長して翼が生えれば聖なる竜と呼ばれるようになるみたいです。
まあ、今の私はまだ竜使いじゃありませんので、竜のことなんてわかりませんけどね・・・
それと、謎のお爺さんの近くにあったポリバケツを調べたところ、何と300ルピーも発見しました。た・・・大金です!!
後、お店のトイレを調べると、どういうわけか、何処に行くか聞かれたりします。
ちなみにご利用は100ルピーらしいですけど・・・トイレを使って他のチェーン店にワープできるってことなのかな?
でも、行先も良く分からない状態で100ルピーもの大金を使うのはちょっと・・・とりあえず、湖の真ん中にあるという都に行って、金策を練りたい。
はらたまを出て、湖の真ん中にあるという都を目指し、ひたすら川沿いを進み続ける私・・・
道中、多数出現したみじんこ達との戦いによって、私の体力も尽きかけた時、遂に眼前に大きな湖が!助かった!
はらたまの店員から、水の中には入るなと言われていましたし、水に入らずとも進める道があって良かった。
そして遂に都ハワプールを発見!!遠かったよ・・・
ハワプールに着いたばかりですが、みじんこ達との戦いですっかり疲弊していた私は、とりあえず宿に泊まり、ハワプールの探索は明日にすることとしました。
はらたまのカウンター裏で300ルピー拾えてよかった・・・あれがなければ泊まることすら叶わないところでしたよ。
しかし、みじんこに襲われ過ぎて、あの顔が頭から離れません。きっと今日はみじんこの夢を見る事でしょう・・・嫌だな~~
ではおやすみなさい!
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