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皆さんこんにちは!伊達あずさです。
2タイトルほど、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータの収録タイトルをプレイしてきましたが、ちょっとこの辺で違うゲームをやってみたくなっちゃいました。
という訳で!突然ですが今日から「アイドル八犬伝」に挑みたいと思います。
このゲームを選んだ理由は蘭丸さんが「大人になってからプレイしてもバッドエンドにしか行きつかない」と嘆くため、プレイすることになったという単純かつ明快なものです。
今までプレイしてきたアドベンチャーゲーム(ポートピア連続殺人事件や舛添要一 朝までファミコン)はゲームが「終わるか」、「終わらないか」の二択しかなかったんですよね。
しかし、このアイドル八犬伝にはバッドエンドが存在するということですから、恐らくマルチエンディング形式なのでしょうね。
私も蘭丸さんのように、バッドエンドに何度もはまり込んでしまう事態に陥った場合、プレイ日記どうなるんだろう・・・
何だかマルチエンディングのプレイ日記ってちょっと恐ろしいことになりそうな予感がしてなりません。
まあでも、ちゃんと正直に書いていきましょうね・・・どんなことになろうとも・・・
さてさて、このゲームはストーリー重視のアドベンチャーゲームということもあり、ちゃんとゲーム内で物語の導入部分はこんな感じでしっかりと語られています。
日本有数の大財閥西園寺家の長老トミコにも寿命が来たようだ
そこで、跡取りと目される三人の娘達・・・
若くして数十の会社を束ねる天才実業家の長女シズカ。
数々の特許と博士号を持ち天才の名を欲しいままにする次女レイカ。
そして・・・なーーーーんにもできないミソッカスのエリカちゃんである。
トミコ「おお、お前たちよく来た。わしもそろそろ寿命じゃ ついてはこれから3カ月の間全力を挙げて自分の名を上げる仕事をしてみせよ。わしはそれによってお前たちの器量を測り、後継ぎを決める」
シズカ「オホホホホホ、この勝負私とレイカとの争いになりそうね。エリカ何かに何ができるっていうの」
レイカ「あーら当然よ。私なんかエリカのこと最初っから勘定に入れてないわ。オーホッホッホッ、西園寺家の次期頭首は私よ」
そして、我らがエリカちゃんは・・・
エリカ「私にはお姉さんのような才能はないわ。私にできることといえば歌うことぐらい・・・」
ミホ「そうですわ、お嬢様!歌で世界に轟くスーパーアイドルを目指すのです」
エリカ「歌・・・スーパーアイドル?」
何か話が物凄い中途半端な所でタイトルに飛ばされてしまうわけですけど、どうやら主人公エリカが西園寺家の頭首になるべく、スーパーアイドルを目指すというお話のようです。
何かこのプロローグをみただけで、このゲームがギャグ調であることは疑う余地もないですね・・・
だって、わざわざこんな面倒な試練を課さずとも、今までの実績から考えれば、どう考えても長女のシズカで決まりじゃないですか。
それに、「わしもそろそろ寿命じゃ」って・・・何か余命がある病気とかならいざ知らず、寿命で死ぬ人が「三か月後の結果から器量を測る」なんて悠長なことを言ってられます!?
っていうか、寿命で死ぬとか言ってる割には結構元気ですよね・・・
しかし、「頭首の座は私の物よ!!」ってエリカが言い出したわけでもないのに、どうして上二人のお姉さんはエリカにやたらと絡んでくるのでしょうね・・・
話の流れがあまりにも不自然過ぎて「何にもできないエリカを奮起させるために、トミコと二人のお姉さんがエリカに対して仕組んだドッキリ」とかいうオチなんじゃないかと疑ってしまいます。
そもそも・・・財閥の頭首になるためにスーパーアイドルを目指すっていう発想があまりに突飛過ぎるのです。
一体この西園寺財閥ってどういった系列の企業を牛耳っているのやら・・・
まあ、3カ月でスーパーアイドルになるということ自体がそもそも無茶なわけですが、たった3カ月でゼロから出来る現実的なことなんてたかが知れているわけですからね・・・それくらい突飛な発想でないとどうしようもないのかもしれません。
と、動機はともあれ、ざっくりまとめると「お金持ちのお嬢様が3カ月でスーパーアイドルを目指す」というお話みたいです。
しかし・・・このゲームって1989年に開発されたゲームのようなんですが、一般人がアイドルを目指すって、1周回って今の時代に合致してる気がしますね。
と言った感じで、私(エリカ)にとって勝ち目の薄い次期頭首争奪戦が無情にもスタートしました。
ここからはエリカになったつもりでゲームを進めていきましょう。
ゲーム開始早々目の前に先ほどのプロローグにも登場していた女性が居ました。
どうやら彼女はウー”バー”ルーパー・・・いえ、乳母のミホさんらしいです。何だか物凄く時代を感じさせますね・・・
今ではウーパールーパーなんて平野ノラさんのネタでぐらいしか聞きませんね。私も何となく分かりはしますが、実際にウーパールーパーを見たことないんですよね~
そもそも、ウーパールーパーって正式名称ではなく、本当はアホロートルっていう名前なんだそうです。
スーパーアイドルという最終目標についてはわかりましたが、具体的にどうしたらいいのかちっともわからない私は、とりあえずウーバールーパーのミホさんに今後の具体的な方針について尋ねてみることに。(要するに「話す」→「ミホ」)
すると、芸能界の生き字引、アイドル追っかけの長老「真実イチロウ」先生を紹介してくれました。
何かあまりにも手際が良すぎませんか?まるで最初からスーパーアイドルを目指すことが決められていたかのような手回しの良さです。
もしや、ただのウーバールーパーではありませんねミホさん。
で、そんな真実イチロウ先生曰く、私は空前絶後のアイドル・スターの素質を持った女の子らしいです。
ちなみに真実イチロウ先生は占いも堪能らしく、占いで今年日本で史上最大のアイドル生まれる年になると出ているらしいです。
で、そんな今年日本で生まれる史上最大、空前絶後のアイドルが私だと・・・
何か凄まじいまでに胡散臭いですね・・・街でこんなことを言われてスカウトされたとしても100%スルーしますね。
間違いなく、高いレッスン料を詐欺られるか、壺を買わされます。
真実イチロウ先生の話はまだまだ続きます。
私がアイドルとしての才能を開花させるためには後7人の仲間を集めなければならないようです。
私を入れて8人か・・・って・・・え?アイドル八犬伝ってアイドルユニットのお話なの!?
と言うか、もしかして、「アイドル八犬伝」ってユニット名なの!?
さらに真実先生に話を聞くと、1人は自分の孫娘のホシミさんらしいということが分かっているらしいです。
「分かっている」ということはそれも先生の占いに出ていたということなのでしょうか・・・何か、お金持ちにたかって自分の孫をアイドルデビューさせようとしてるだけにしか思えなくなってきました。
というわけで、ウェンデル先生みたいな衣装を着た孫娘のホシミさん登場です。
ホシミさん曰く、「私の予言の力で残り6人を探しましょう」って・・・ホシミさん予言者なの!?先生の占いの価値大暴落ですね・・・
先生自身もそれに気づいたのか、後は私達に任せると言い残し、ミホさんと共に去っていきました。
3カ月しか猶予が無いっていうのに、メンバー集めからなのね・・・
途方に暮れた私がとりあえずホシミさんに頼ってみると、「都内で一番高い所にヒントがある」とのこと。
都内で一番高い所?さっき真実先生が「日本」って言ってましたし、世界観が現実と一緒なのだとすると、都内と言えば東京のことでしょう。
東京で一番高いといえば・・・そうです!スカイツリーです!!
って、この頃はまだ東京タワーでしょうね。うん。
・・・無残にも私の予想はすぐさま正されました。この世界で一番高いのはザンシャインビルらしいです。
うっそ!東京タワーは333mでサンシャインビル(サンシャイン60)は240mじゃん!!
って思った私が良く調べてみると、実はサンシャイン60って東京タワーの特別展望台より高いみたいなのですよね。
つまり、普通に人が出入りできる展望台としてはサンシャイン60がもっとも高い位置にあるらしいのです。
むぅ・・・ホシミさんの予言、あながち間違いじゃないな・・・
という訳で、何のあてもなく、ただただホシミさんの予言を信じてザンシャインビルの最上階までやってきました。
サンシャイン60の最上階はレストランになっているのですが、ザンシャインビルの最上階には「Cyber Gong Show」なる看板が出てます。
ちょっとこの名前だけでは何なのかわかりませんねぇ・・・何らかのステージショーでも催されてるのでしょうか。
別に何も訪ねてないのに、ホシミさんが突然答えだしました。どうやらこのCyber Gong Showの会場から強い気を感じるそうです。
強い気って・・・何だかオラわっくわっくすっぞ。
とりあえず強引に会場へ侵入を試みたのですが、フランス人なのか、ロシア人なのかアメリカ人なのかわからない警備員に止められました。
どうやらチケットがないと入れないみたいです。
警備員によると、このサイバーゴングショー(Cyber Gong Show)はヤチヨ・チャバタケという日本一のプロデューサーが主催しているらしく、チケットの入手は困難とのこと。
あ!わかりましたよ~ここはお金持ちらしく、お金にものを言わせて強引に入るのですね!
と、札束を握りしめ警備員をひっぱたこうとする私を冷静に引き留めるホシミさん。
中に入るために歌を歌って心を動かせとのことです。真面目な顔で無茶振りしてきましたね。
警備員さんがゼントラーディというのであれば可能性がなくもありませんが・・・
とりあえず言われるがままに歌ってみる私。自前の歌もない私は、即興で変な歌を歌いだすありさま。
「何だろな~♪ 何だろな~♪ 見たいの♪ 見たいの♪ エリカちゃん♪」
何かちょっと(大分)頭がおかしい子です。
「見たいの♪」はまだしも、「何だろな~♪」って何なんでしょうか。
もしかすると、テツandトモはアイドル八犬伝に着想を得て「なんでだろう」を作り出したのかもしれませんね。
まあ、やる前から結果は見えていましたが、やっぱりだめだったみたいです。
物凄い無茶振りをしてきた割に、凄まじく冷たいホシミさん。弄り棄てるタイプですね・・・
どうやら私には経験が足りないみたいです。仕方ないので素直に侵入を諦めることにしました。
と・・・ゲーム的にはまったく進んでいないのですが、尺的な問題から続きはまた次回ということに・・・
数分足らずの進捗しかないのに、何こんなに長くなってるんでしょうか。何だか先が思いやられる~
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。