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皆さんこんにちは。
何だか眠くて仕方のない伊達あずさです。
特に睡眠時間が短いというわけでもないのですが、それでも眠い時は眠い・・・
それでは、トレードミートの創始者を自称するお二人の家を訪ねてみましょうかね。
まずはアリバッカー邸からにしましょう。リリスさんの方はスカーミーンさんの話を聞いてから向かったとしても受け入れて貰えそうだけど、逆は話を聞いただけでも不快感を顕にしてきそうですからね。
アリバッカー邸の守衛「スカーミーン卿がお待ちです。お入りください」
守衛さんは礼儀正しいですね。
アリバッカー邸ってケルドーンさんの家と非常に作りが似ていますよね。
スカーミーン・アリバッカー卿「やあ、また会えたな、あずさ!お前があのリリスめの誘いに応じなかったのは立派な事だよ。あの女は、私が言ったように、とんだ勘違いをして真実を見る事が出来ないのだ。所詮、あいつは成り上がりの平民だ。両家は代々争ってきた。ルラソル家は自分達がこの町を築いたと思い込んでおる・・・なんと馬鹿げた考えだ!奴らが何故そのような馬鹿げた事を考えるのか、私には想像もつかん。しかし悲しい事に、アリバッカー家には奴らに異議を唱える為の証拠がなかったのだ・・・証拠など求められる筋合いはないのだがな。しかし、最近になって状況が変わった。私の一族に伝わる古い書物に、その証拠となるものがあると書かれていたのだ。そしてその証拠はここトレードミートにあるはずだ。墓地に、長い間打ち捨てられてきた墓があるのだが・・・そこにはこの町の創始者が眠っている。私の祖先だ。そして、祖先と共にマントル・オブ・ウォーキーンという大きなサークレットも埋葬されているのだ。あのサークレットさえあれば、それは立派な証拠になる。だから是非とも手に入れたいのだ。自分で取りに行きたいところであるが、あの墓が打ち捨てられてきたのには理由がある。あの墓は・・・呪われている、と言われておるのだ。どういう危険があるのか、私には分からない・・・しかしお前は危険に立ち向かい、無事にマントルを持って帰れる勇者であろう、な?その報酬に、1000ゴールドを支払おう」
リリスさんに対する態度はともかくとして、ご所望のサークレットがある場所に危険があること、そして、報酬の内容を具体的に明らかにしている点から、スカーミーンさんは信用に足る人っぽいですね。
あずさ「墓荒らしや死人を起こすのはご免だわ・・・」
とかいいながら、リリスさんの話も聞いてみたいのでここは渋ってみます。
スカーミーン・アリバッカー卿「恐れるな、あずさよ!このような事は前にもやっているだろう?それに・・・この呪われた墓には前々から町の者が困っておるのだ。この仕事は英雄としてのお前の名声を高めるはずだ」
「前にもやっているだろう?」って私を墓荒らしの常習犯か何かだと思っているの!?
う~ん・・・話だけ聞いて依頼を受けるかどうかは保留にしておきたかったのですが、随分と食い下がりますね。
あずさ「いや、やりたくないわ」
スカーミーン・アリバッカー卿「ふん。気が変わったら、ここにいるから戻ってくるがよい。だが、この情報を持ってルラソルの方に行こうものなら、ここに戻って来られると思うなよ!」
これはリリスさんの依頼もスカーミーンさんと同じ内容なのかもしれませんね。
ルラソル邸の守衛「リリス女侯爵様がお待ちのはずだ。中に入って話すがいい」
家の中にはリリスさんがいたわけだけど・・・何かトレードミートの建物の中って視界とか移動の判定がおかしくない?移動の際の判定が異常に厳しいし、室内での視界がこれまでにないくらいに狭いです。どうして急に・・・
リリス・ルラソル女侯爵「ああ!トレードミートの英雄が、やっと私に会いに来てくれました。すべてうまくいくって信じていいかしら?あの豚のスカーミーンが私のことをそれほどひどく言わなかったって信じていいかしら?まあ、そんなことはどうでもいいこと。彼は頑固で、どうしようもない馬鹿なのですよ。私達の一族は何世代にも渡って犬猿の仲です。アリバッカー家は、トレードミートでは私達が唯一の本当の貴族だという事実を、それを知っても認めようとしませんでした。どうして彼らが高貴だと思うのか理解に苦しみます。そう、我が一族の不幸は、私達が主張している事実を証明する物理的な証拠を、我が一族が持っていないということなのです。けれどもそれは変わってきました。1冊の本が最近見つかり・・・我が一族が所有する古い本で・・・記述によると、このトレードミートに証拠があるということなのです。この町にある墓地には、創設者、つまり私の祖先が眠る地下の墓があります。祖先と一緒にマントル・オブ・ウォーキーンが眠っているのですよ。そのきれいな名前は、古い金のサークレットのことです。そのサークレットが、私の主張をきっぱりと証明するはずです。そうすればあのアリバッカー家も黙るしかありません。自分でそれを手に入れたいところですが、墓は憑りつかれているのです。英雄のあなたなら墓地に入ってサークレットを私に取り戻すこともできましょう。そのお礼に1000ゴールドを支払います。この話、いかがかしら?」
両者とも依頼内容の開示状況や報酬が一緒ですね。っていうか報酬額が2者とも偶然一致するとかちょっと不自然過ぎます。
あずさ「墓や埋められた死体をほじくり返すのは自信がないわ・・・」
リリス・ルラソル女侯爵「墓はずっと前から手つかずのままです。その・・・憑りつかれている為に。この町は、きっとこの件もあなたがまた活躍してくれたおかげだと思うでしょう。私を信じなさい。祖先は私にマントルを持っていてもらいたがってるのです」
町の墓地で墓荒らしをしたからって、トレードミートの市民が私に感謝するとはとても思えませんけどね。
あずさ「いいえ、そうは思わないわ」
リリス・ルラソル女侯爵「(ハァー)あなたがそう望むのなら、仕方ありませんね。もし気持ちが変わったら戻って来なさい。ですが、アリバッカーにこのことを知らせに行ったら、もうここで歓迎されることはありません。それは間違いないでしょう」
二人とも墓から取ってきたサークレットを最初から自分の家にあったものだと主張するつもりなのでしょうか。
まあ、そのやり方は別としても、墓の中にあるサークレットの存在を本当に自分の家にあった記録の中から知ったのであれば、アリバッカー家とルラソル家ってどっちも創設者の子孫なんじゃないの?トレードミートは歴史が浅い町でもなさそうですし、全然おかしなことじゃないよね?というか、創設者の子孫って、実は漢王室の末裔ぐらい沢山いるのでは?
とりあえず、両家が問題としているトレードミート地下墓所に行ってみました。
う、う~ん・・・入口の扉に鍵が掛かっています。しかも、鍵開けスキルや呪文では開けられそうにありません。可能なら依頼を受けずにサークレットを拾いに行きたかったのですけどね。残念です。
これ多分、どっちの依頼を受けても墓所の鍵を貰えるパターンですよね。やっぱり、どっちも創設者の子孫なんじゃ・・・
依頼を受ける前から不毛さが伝わってくるようだけど・・・続きは次回。
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Studio POPPOのプログラム兼システム担当です。
ウォーキング・デッド大好き!ダリルかっこいいよっ!主食はキノコです。